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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/09/17(金曜日)土間たたきの原料|土間たたきに入れるにがりの役目は?|天然にがり販売


なぜ土間三和土(たたき)に、にがりを入れるの?


 

土間たたき施工時にがりを入れるのは保水の為!

土間たたきは『三和土』と書かれることがあります。当て字?

『土』と『石灰』と『にがり』の3つの素材を混ぜ叩き締めて作るからだと考えられております。

 

近畿壁材では昔ながらの土間たたき!販売しております

 

弊社も「重吉たたき1㎡セット」として商品化しており、昔ながらの伝統のたたきを再現しております。

 

≫昔ながらの土間たたき(三和土)重吉たたきはこちら・・・

 

その中の原料の一つ、にがりについて・・・にがりは何のために混ぜるのでしょうか?

 

 

●そもそも『にがり』とは??

海水から塩を製造する際に出来る塩化マグネシウムを主成分とした食品添加物です。

塩を作る過程で先に塩化ナトリウムが結晶化し塩になり、残りの部分がにがりですね!

にがりは主に豆乳から豆腐を作る際の凝固剤として一般的には知られています。

塩化マグネシウムが主成分ではありますが、ナトリウムや微量のカリウム等も入っていますので、塩化マグネシウム含有物と表記する事もあります。

 

●では何故たたきにはにがりが必要なんでしょう??土間たたきににがりを入れる理由

その①

増粘性があり練った物が分離しにくいので、叩くことにより締まりやすい。
たたきは叩き締めて強度を出すので、締まりやすい方が強度が出ます。

その②

吸湿性があり、三和土の表面劣化が少ない。
三和土は表面が乾燥してしまうとボロボロになってしまいますが、にがりは湿気を呼び込んで劣化を防ぐ役割があります。お店や食卓に置いてある食塩が密封しておかないとカチカチになるのと同じ原理です。

その③

凍結温度が低く、再凍結しにくく凍害に強い。
水は0度で凍りますが、にがりや食塩水は0度では凍らず凝固点(凍る温度)が0度以下になり凍結しにくくなります。
道路でよく見かける融雪剤はこの原理ですね!氷を融かす性質と共に凍る温度を下げて凍りにくくしようって事です。ただ道路はどんどん雪や雨が降り撒いた融雪剤の濃度が薄くなり凝固点が0度に近づいていくにつれまた凍りやすくなりますが・・・その時はまた撒いていますね。
コンクリートもそうですが、土間たたきは凍結融解といわれる、凍ったり溶けたりの繰り返しで強度が弱くなってしまいます。その結果、凍結融解により表面がボロボロになることが多々あります。ですのでそもそも凍る温度を下げて凍らせないようにするというのは理にかなっています。

その④

溶解度が比較的緩やかで流出量が少なく効果が持続しやすい。
にがりは水に溶けますが、水に溶ける原料の中でも比較的流出量が少ないです。水に溶けて流されると勿論効果が無くなるわけですので、流出は出来るだけ少ない方がいいです。
昔のたたき等で表面がボロボロになったりしているものは、にがり成分が無くなっているのかもしれませんね!

 

三和土には欠かすことのできない『にがり』ご理解頂けましたか?

以上のような理由でたたきにはにがりがかかせない原料となります。が・・・塩を作る過程で出来るにがり!
塩の製造方法でにがりの成分は大きく変わるので、にがりならなんでもいいよというわけではなさそうです。

 

土間たたきにご興味がありましたらお問合せ下さい!

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