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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

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2022/10/10(月曜日)塗り壁を黒く!漆喰を黒く!に使う顔料「松煙(しょうえん)」【島かべ松煙】商品ページリニューアル!

島かべ漆喰の黒顔料!水解け良好黒さ抜群の島かべ松煙(しょうえん)


 

漆喰だけでなく、黒モルタル、土間モルタルなど壁を黒くしたいときに最適な塗り壁用【黒顔料】!

水解けが良好で,ダマになりにくい顔料です。左官仕上げに良好です。

顆粒の分散性が高く、通常の黒顔料より少量で黒くなります。

 

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>島かべ松煙

2022/08/26(金曜日)漆喰(しっくい)の良い点と悪い点

 


自然素材だからって良い所ばかりじゃない、もちろん悪い点も

 

漆喰(しっくい)は塗り壁材料として今現在も人気が高く、認知度も上がり、住宅など身近な壁に塗っていただく機会もかなり増えました。
そこであらためてみなさんに漆喰(しっくい)にはどんなメリットがあるのか?またデメリットは?のお話させていただきます。

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〇メリット(良い点)
・長い歴史で培われた日本の風土にあった湿度調節機能がある
・昔ながらの自然素材を素材とすることで化学物質を含まない高い安全性
・消石灰の持つ強アルカリ性による高い殺菌、抗菌性がある
・不燃材料で燃えても有毒ガスを発生させない防火性能
・どんな建築にも合う左官材料特有の無限のデザインが表現できる

 

〇デメリット
・自然素材のため施工の場所、施工時期など環境に左右されやすい
・性質上弾性力が無く、割れやすい
・呼吸性能があり、多孔質のため汚れが付きやすい
・自然素材のため仕上げ後施工する人の影響を受けやすい(強度など)

 

このメリット・デメリットは伝統的な昔ながらの漆喰(しっくい)のお話です。

これらの良い点、悪い点を踏まえると、特に外部に伝統の漆喰を使用する場合には注意が必要になります。

弊社では文化財などに使用される伝統的な漆喰はもちもん、上記のメリット・デメリットをふまえ、従来の漆喰の弱点を補ったニュータイプの漆喰、ハイブリッド漆喰も販売しております。


■ハイブリッド漆喰くわしくはこちら・・・

漆喰(しっくい)の良いところ、悪いところをご理解いただいた上で、施工方法や施工する環境により、伝統的な漆喰を使用するのか、弱点を補ったニュータイプ漆喰を使用するのかを使い分けてご使用いただければ施工後のクレームも減り、ご採用いただいた方にも喜んでいただけるのではないでしょうか。

2022/07/25(月曜日)用途別に「土」を取り揃えております

 


住居用の建材として人類の歴史と共に使われてきた土

 

はるか昔の時代から私たちの身近にある「土」。弊社も土壁や土の土間、たたきとして商品化しています。
元々は日本全国どこでも採取出来ていましたが、近年は建物が建ったり、採取禁止になったりして塗り壁や土間たたきの原材料としての土の確保が困難になってきました。

文化財の壁や土間等、補修のお問い合わせを頂き、お話する機会も多いですが、元々使用されていた土が使えないことが非常に多くなり、お客様の地元で今現在確保できる土を利用しての配合を聞かれる事もあります。

しかし土といっても様々な物質の集まりなので、実際に使用出来る原材料かの選定は難しいところです。

例えば・・・土は粒度により大きく4つに分かれます。
①0.005㎜ぐらいまでを「粘土」
②0.005~0.075ぐらいを「シルト」
③0.075~2㎜ぐらいを「砂」
④2~75㎜ぐらいを「礫(れき)」
という風になります。75㎜以上は土ではなく岩の分類になります。

土壁などに利用する場合に強度を受け持つのは、ほぼ粘土の部分です。
大まかに言えば粘土分が多い土は強度がありますが、乾燥時の収縮も大きくなります。逆に砂分が多い土は強度があまりなく、粘土分が多い土より収縮が少なくなります。
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一般的に土壁にするには粘土の多い粘い土。土間たたきにするには砂分の多い土(たたきの強度は叩き締めるという工法と厚みでもたせます)となりますが、配合はバランスが非常に難しく、実際に試験やサンプル作成をして使用できるのかを試さなければなりません。

 

■用途別にすぐに使える土を取り揃えしております

 

当社はそれぞれの用途別に使用出来る土の原料を厳選し、さらに安定供給出来る土をご用意しています。

「荒壁用の土」「中塗り用の土」「上塗り用の土」「土間たたき用の土」様々取り揃えおります。「土」でお困りの方は一度ご覧下さい。

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