MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「土壁お探しですか?」の記事一覧

2024/04/24(水曜日)土はどうやってできる?

砂や粘土に腐った動植物の遺骸が混ざったもの

 

私達が住む地球の70%は海ですが、残りの30%は茶色や緑の大地が占めています。茶色い大地は土の色です。

土は数ある惑星の中で、地球にしか存在しないと言うことをご存でしょうか?なぜなら、現在生物が確認できている唯一の惑星だからです。

土ができる過程を簡単に説明すると、岩石の風化によって砂や粘土ができます。その砂や粘土上に生きていた植物や動物の遺体が重なり、腐って腐植し、混ざり合うことで土ができます。

混ざり合い、数百年~数百万年かけて土が生成されます。

地球が誕生したのが今から46億年前、そんな地球上に土が誕生したのが5億年前と言われています。地球と土はおじいちゃんおばあちゃんと孫ほどの年の差があります。

話はそれましたが、つまり、土ができるには生物が必要なため、地球にしかない特産物なんです。

 

 

土は植物や生態系を支える基盤になっています。

生き物を育み、同時に生き物が育んだもの、相互作用によってつくられる土が、現在人類が抱えている環境問題を解決するためのヒントになるような気がします。

 

2024/04/02(火曜日)第1回 オーダーメイドDesignb塗り壁研究会 開催

お客様と創る オリジナル塗り壁開発相談会

 

設計士、デザイナー様でこんな事でお困りではありませんか?

「理想のデザイン、テクスチャはあるんだけど既製品では表現できない」

「空間イメージ、コンセプトはあるので、それに合う壁にしたい」

「クライアントのこだわりが強いので、素材もデザインも特別感あるオーダーにしたい」

創業111年の壁メーカーとして蓄積したノウハウを活かし、デザイン性に優れたオーダー壁をお客様と一緒に開発するプロジェクトをスタートします。

 

□開催日【要予約】

2024 5.7[Tue]~6.12[Wed]  土・日・祝祭日は休業
※注)土のミュージアムSHIDOの営業日とは異なります。

時間(相談会は1日3回開催)
①10:00~ ②13:00~ ③15:00~ ご来場予約お願い致します。

 

□場所 淡路島 土のミュージアムSHIDO

〒656-1521 兵庫県淡路市多賀2150

アクセス アクセス – 土のミュージアムSHIDO (kinkikabezai.com)

 

 

□塗り壁研究会の流れ

①淡路島へ!

まずは観光を兼ねて「淡路島」へお越しください

 

 

②見る!

デザイン豊かな塗り壁をご覧いただけます

 

 

③打ち合わせ

ご要望をお聞かせください。
写真やパースがあればお持ちください

 

 

④開発

研究室をご覧いただけます。
素材から開発致します。

 

 

⑤サンプル作成

ご要望をお聞きし、お客様と開発したサンプルを作成致します。
今回の研究会ご参加いただいた特典として、通常サンプル作成5,000円を無料で作成致します。

 

 

「Design塗り壁研究会」のご予約は下記からお願い致します。

2024/02/26(月曜日)【淡路島】と【土】私たち【近畿壁材】について

■「淡路島」はじまりの大地

 

古事記・日本書紀によると、おのころ島で夫婦となった伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二柱の神は、日本列島の島を次々に生んだとされている。

その中で最初に生まれた島が「淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)」、すなわち淡路島であると記されている。

国生みの島「淡路島」は日本列島が生まれた、そのはじまりの大地

 

 

■大地は私たちの原点

 

人々は大地を踏みしめ、土に守られてきました。そして、それらを生きる知恵に変えてきました。

土にさまざまな素材を技術によって混ぜ合わせ「暮らし」の中に溶け込ませてきました。

日本列島が生まれたそのはじまりの大地、「土」を素材として私たち「近畿壁材」は活動している。

「土」を通してたくさんの方に癒しや喜びを与えられるように、「土」に私たちの技術と美意識を注ぎ込み、時にはライフスタイルを彩る壁になり、時には感性をくすぐるアートになり、ミュージアムとなり、「近畿壁材」の精神になっています。

 

 

■淡路島の土の産業と歴史

 

「淡路島」で創業して110年、私たちは土屋としてこの大地の恵み「土」を販売してきた。
理由は「淡路島」では良質な「土」がたくさん採れる。そんなことから「淡路島」には「土」を使った産業が多くある。

有名なのは日本三大瓦のひとつ「淡路瓦」。その他には瓦と同じく土を焼いて作る「タイル」の大手メーカー工場もある。
また、近年ではその品質と量の豊富さから、陶芸家の移住も多く、窯元も増えている。

 

■これから先の未来に必要な「土」

 

環境問題が大きな問題になっている現代、エコでサスティナブルな物が求められ、自然との共生を意識する方も増えている。

サスティナブルな「土」はこれから先の未来に必要と言えるのではないだろうか。

例えば、「土」を素材とする土壁は、剥がしたものを廃棄処分する必要が無く、元の「土」に返すことができる。

また、剥がした土壁は新しい土壁と混ぜれば再び壁に塗ることができ、再利用することもできる。

ゴミを出さず、再利用できる「土」は環境問題の観点からも今注目されている。

 

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ