MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「土壁お探しですか?」の記事一覧

2021/02/07(日曜日)土間三和土(土間たたき)とは・・・

昔ながらの土間三和土

「土」と「消石灰」と「天然にがり」を使った土間材料!


土間三和土(たたき)とは何か?~土間三和土なぜ三和?

◇三和土(たたき)は三和土と書くの?

土間三和土(どまたたき)は、「土」「消石灰」「天然にがり」の三つの素材を混ぜ合わせて作る土間です。

一説三つの素材が合わさった「土」三和土と書いてたたきと読みます。

まだまだ、「消石灰」が高価な物であった時代は、土とにがり(海水)などを混ぜて叩き締めた土間もあり「二和土(たたき)」とも言われていました。

歴史的には古く、日本伝統の建築意匠として今も人気で、古民家や武家屋敷の玄関土間や、台所土間、縁側下の犬走として使われることが多い材料ですが、セメントの無い時代、住宅の基礎、石の礎石のつなぎ材、井戸の枠、便所の溜め壷、用水路などに用いられていた「土」を固める工法です。

特に良質な土が採れる関西圏から三河地方中心に広い範囲でその利用が認められ、歴史的にはどの時代から使われていたかはわかりませんが、歴史的価値のある建築材料の一つと考えております。

版築土塀としても活用されています!

お城やお寺の土塀でもある「版築土塀」などもこの土間たたきの応用で作られておりました。

/

/

京都桂離宮で使われている土間三和土

一二三石が施された、有名な土間三和土仕上げです!

/

三つの素材から出来ている土間三和土

「土」と、「消石灰」と、「天然にがり」の3つの材料を原料として作られることから、三つの素材を合わせて作る土ということから、三和(サンワ)『三和土』と書き『タタキ』と呼ばれているそうです。そのほかにも石灰(消石灰)が貴重な時代は、土とにがりだけでたたき締め固める「二和土」というものもあり、石灰が無くてもそれなりに固くなる土の性質で利用されていました。

◇三和土(たたき)に使われる材料!左から土、消石灰、にがり

   

 

土間たたきに使われる土は、それぞれの地方で産出する、花崗岩の風化した「真砂土(まさつち)やサバ土」が使われました。東海地域では「三州土(サバ土)」や、関西でも京都の「深草砂利(深草砂利)」や「白川砂利(しらかわ砂利)」などの砂利交じりの土が利用され、地方色豊かなネーミングで『三州三和土』や『深草三和土』と呼ばれています。
弊社も大正時代から土屋として販売する「淡路土(あわじつち)」を使った三和土(たたき)材料開発を行い、創業者「浜岡重吉」の思いを継承した伝統の三和土(たたき)製品『重吉たたき』(じゅうきちたたき)を販売しております。

 

しかし、このような土を使った土間を三和土(たたき)と呼ぶ一方で、近年では土間全体を「たたき」と呼び、コンクリートのこともたたきという場合もあり、セメントを使用しない昔ながらの土間たたきとは同意で呼ばれるようになっています。



土間たたきとは何か?~特長!

◇土間たたきの特長

三和土(たたき)は土間材として、「茶室の待合」や「民家の犬走」などのほかに、京町屋住宅の玄関土間などの数奇屋建築など多く用いられてきました。
主成分が「土」ということもあり、セメントや樹脂系の材料とは違う温かく表面の柔らかい感触と、長年使用することにより現れる青カビやコケなどが侘び寂びとして実に風流で、独特の味わいを持っていることも茶人などを中心広まり現在も親しまれています。

全国各地でたたきのデザイン・意匠も様々!

表面の仕上げも鏝押さえのツルツルとした物から表面をふき取った洗い出しのようなもの、むしろなどを引いてたたき締め模様を出したものなど豊富で、犬走には沓脱石の配置や、鉄平石などを敷き詰めたり、意匠用に玉砂利を並べ、洗い出しなど好みに応じた仕上げが出来るのも大きな特徴です。
室内でも、台所や玄関土間に使用されていますが、空気中の湿気を土と石灰とにがりが吸収し、冬場乾燥期には適度な湿度を放出するなどの漆喰同様の調湿機能や透水性もあり水打ちを行うと夏涼しく、冬は温度低下を防ぐなどの効果もあります。

しかし、良い部分だけではありません。コンクリートや、セメントを利用しない為に強度は低く、長年使用することにより人の良く通るところは良く減り、表面が凸凹になるという欠点があります。
このようなことから、本来人がよく歩く場所には飛び石が伏せられております。



土間たたきとは何か?~素材!

◇ 土間たたき(三和土)の素材

土間たたきの施工方法や使われる素材などは、各地方により様々で自然素材の土を主成分とすることから配合比や、施工方法など答えがありません。
漆喰や土壁などと同様に施工する『職人の技』に頼るところが多大にある建築材料ともいえます。

◇土間たたきに使われる主材 『土と砂利』

土間たたきの主成分となる土は、真砂土(サバ土)と呼ばれる花崗岩が風化しできる砂利混じりの土で、関西では淡路島の淡路真砂土を利用した「淡路たたき」京都では、深草砂利を利用した「深草たたき」、愛知県では真砂土と同様のサバ土を利用した「三州たたき」などが有名で今も受け継がれている伝統的な土間たたき材料です。


>たたき用真砂土や京都深草砂利を販売しております。

 


◇土間たたきに使われる配合材『消石灰』

配合材として利用される消石灰は、土と空合わせ利用しますが、生石灰を現場で水で消化させ石灰乳と土を混ぜ使う方法、土壌改良のように泥の中に直接生石灰を投入し消化させる方法など様々です。
一般的には主材となる真砂土と粉の消石灰を混ぜ、にがりと水を加え練っていく方法となります。
消石灰の硬化は、空気中の炭酸ガスと反応し硬くなってゆく気硬性です。しかし土間たたきは、土に含まれる珪酸質と消石灰が反応しある種の水和反応、ポゾラン反応を起こし硬くなるといわれています。
このような反応以外にもたたきには、土を叩き締め土自体の自硬性と、消石灰の気硬性などとともに、天然にがりを加えることによる土の保湿効果や、CaやMgイオンが土と反応して、土を硬くする収斂作用(しゅうれん)などが絡み合い、俗称はがねともいわれるコンクリートのような強度が出ると考えられております。
※ポゾラン反応・・・可溶性シリカが水酸化カルシウムと反応し、不溶性で硬化するシリカ質化合物を生成する反応。

>土間たたきに使われる消石灰はこちら・・・

◇土間たたきに使われる硬化の補助剤『天然にがり』

硬化を促す補助剤として使用する天然にがりは、海の海水から塩を採るのに海水の水分を釜などで炊き蒸発させ濃度を濃くしていき、塩分を結晶化させて取り出した残りの液体(塩生産の福産物)のことで、豆腐作りでも豆腐を固めるのに使われます。
主成分は、塩化マグネシウムですが厳密には「塩化マグネシウム」と記されたものと「塩化マグネシウム含有物」と2種類あり、塩化マグネシウムは、塩化マグネシウム含有物を精製して塩化マグネシウムの純度を上げたもので、凍結防止剤やグランドの防塵剤などに利用されます。塩化マグネシウム含有物または粗製海水塩化マグネシウムとは、いわゆる天然にがりのことです。


>天然にがりをご購入のお客様こちらをご覧ください。

土間三和土について詳しくお聞きになりたい方は?

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます



本格的な土間三和土セット

「土屋重吉! 重吉たたき1㎡セット」

 

2021/02/02(火曜日)玉砂利を入れてより一層高級感のある土間たたきになる!

ウルトラソイルの仕上げで人気あるのが大きめの玉砂利を入れたたたき風仕上げ


≫たたき用千鳥砂利を入れるだけで、高級感が増すウルトラソイル!

ウルトラソイルに少し大きめの玉砂利を入れてより一層たたき風にする施工方法の一例です。
今回利用した玉砂利は、たたき用千鳥砂利(大)ところどころに入れるだけで高級感が増しますねぇ~

ウルトラソイル(土間たたき)玉砂利埋め込み洗い出し工法

① 通常のウルトラソイル施工同様にフラットに金鏝で押さえます。

 

② お好みの場所にたたき用千鳥砂利を埋め込んでいきます。

千鳥砂利以外でも白玉砂利や那智石なんかでもいいかも!

③ 人造鏝などを利用し、ウルトラソイルのノロを浮かせながら伏せ込んでいきます。

 

④ しばらく乾燥させ、スポンジで拭いていきます。

  

スポンジで拭く前に、少し刷毛で水を示しながらノロを浮かせ拭いていくと拭きやすくなります。
玉砂利の洗い出しのような要領ですが、あまり洗いすぎないよう注意が必要です。

 

⑤ 洗い水を変えながら根気よく拭きますが、最後に酸洗いをすれば綺麗になるので、完全に砂利を出さなくてもある程度見えていればOKです。

⑥ これで、ウルトラソイルの土間たたき風仕上げ完成です。

 

≫こんなウルトラソイルにご興味のある方は、こちらをご覧ください。

近畿壁材の動画でも様々な施工要領配信中!チャンネル登録お願いします。

 

————————————————————————-

≫近畿壁材トップページ

★SNSで情報配信中!

LINE公式
≫近畿壁材工業公式LINE

新フェイスブック
≫「いいね」で誰よりも早く情報GET!・・・

innsuta
≫インスタフォローお願いします。

Twitter
≫【公式】Twitterフォローお願いします。

名称未設定 1
≫役立つ動画を配信中!!「見てね~」

———————————————————————

≫土壁・漆喰壁の販売オンラインショップ

名称未設定 11

assocbutt_or_buy._V371070157_

 

 

 

2021/02/01(月曜日)茶室に塗る土壁|茶室の土壁をご検討しているお客様ご相談下さい。

茶室の内外壁土壁で仕上げませんか?本聚楽から糊土まで様々な土壁提案をさせて頂きます。


「土壁:塗ってくれい」で土壁提案!

本格的な聚楽壁や糊土も重要ですが、土壁も何らかの革新を行っていかなくてはなりません。
弊社も創業100年の「土壁メーカー」として土壁を次の100年へつなげる責任があります。

◇ 次の100年へ繋ぐ土壁!登場したのが土壁仕上げ材「塗ってクレイ」です。

IMAG0269

塗ってくれいを茶室にも塗ってくれい!

塗ってクレイは、昔ながらの土壁仕上げの表情をそのままに、ボードに直接塗れるという性能を持つ特殊土壁です。
もちろん主成分は「淡路土」と「藁すさ」ですが、硬くボロボロしないのも特長です。
住宅の和室内装はもちろん、和モダンテイストの建築にもお使い頂ける内装仕上げ材です。

塗ってくれいに関してのご相談は・・・

 

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

 

この度、塗ってクレイを茶室に縫って頂いた現場を見せて頂きました。
製品上問題はありませんが、新製品としての使用感をお伺いする良い機会となりました。

_DSC0130 _DSC0088

塗ってクレイのセット(荷姿)はこんな感じです。

_DSC0056

混練りは、ダマになりにくく以外に短時間で練れると高評価でした。

_DSC0045 _DSC0058

お伺いしたときには昨日塗ったとのことで、まだ乾燥途中!ムラになっているのは乾いている途中です。
_DSC0030 _DSC0020

※色むらになる製品ではございませんので安心して下さい。

_DSC0038 _DSC0018

今回はデザイン的に少し荒く仕上たそうですが、普通に波消しごてでフラットの肌にも出来ます。

_DSC0104

 

「塗ってクレイ」土壁の進化にご興味のあるお客様はぜひ資料請求して下さい。

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ

近畿壁材工業株式会社

お問合せ