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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「製造部!物づくり」の記事一覧

2024/04/22(月曜日)塗り壁で作った椅子がカッコイイ 

オフィスエントランスの椅子を塗り壁でシックに

 

当社がオーダーで開発、製造させていただいた塗り壁材料を施工した業者様より、完成後の画像が届きました。

 

 

ある企業様のオフェンスエントランスで、空間コンセプトが有り、それに合う壁材を施工する業者様から依頼をいただき、オーダーで開発、製造させていただきました。

依頼をお受けした時、業者様が苦労されていたのが色出し(色味)の部分で、コンセプトイメージがあるので、色は企業様ご希望のものに合わせないといけない部分でした。

この壁材は最後にトップコートを施工し、表面強度を上げる使用になっているので、最終のトップコート施工後にご希望の色に合わせる必要があったため、色合わせが非常に難しいからです。

色出し試験を何度も繰り返し、色を合わせ、テクスチャを表現するのにもどのやり方(施工方法)が一番現実的かなども検討しながら開発しました。

オーダー塗り壁は必ず実物サンプルを作成、提出し、サンプルはお客様にご納得いただくまで繰り返し、変更、提出します。ご納得いただいた時点ではじめてオーダー塗り壁のレシピが完成となります。

当社では壁材を素材から選定し、ゼロから開発、製造するオーダー塗り壁製造をお受けしており、水で練れば施工できる状態で材料を納品致します。

また、材料を納品するだけではなく、施工する業者様の不安を取り除くため納品前に、製造したオーダー塗り壁の施工方法のレクチャもしております。

 

 

画像を送ってくださった業者様よると、「オーナー様も仕上がりに満足してくださり、喜んでいただいたよ」と報告がありました。

採用いただいたお客様に喜んでいただく事が当社も一番嬉しいですし、社員のモチベーションになります。

 

ご紹介させていただいた現場のように

「空間コンセプトはあるが、イメージに合う壁が見つからない」

「こんな色とデザインにしたいが、そんな壁が見当たらない」

などでお困りのデザイナー様、設計士様、オーナー様はお気軽にお問わせください。

2022/06/21(火曜日)漆喰にも土壁にも!海藻糊は塗り壁の優れた糊材!

混ぜやすく、扱いやすい粉末海藻糊を販売


 

漆喰や土壁に混入される海藻糊のことをご存知ですか?

漆喰をお城やお寺などに薄く真っ直ぐに塗れたり、土壁が鏝(こて)ムラ無く薄く塗れたり、真夏や下地の水引が早い、乾燥しやすい場所に塗り壁が施工できるのもすべて海藻糊(糊材)のおかげなんです。

_DSC1916 _DSC1911

 

塗り壁の海藻糊の役目は、材料に適度な粘性と、鏝(こて)作業による作業性や水持ちを向上させる効果があり、炭酸化によりゆっくり硬化する漆喰の初期硬化を補助する役目があります。

昔から日本の漆喰や塗り壁に使われていた海藻糊には、「角又」・「銀杏草」・「ふのり」が有名ですが近年安定供給されているのはほとんどが銀杏草です。

日本近海で採れていた様々な海藻糊
名称未設定 4
現存する北海道日高産黒葉銀杏草。希少価値が非常に高い海藻です。

重吉ぎんなん(草)圧縮
≫銀杏草は、粘り気が違う!コチラからご購入下さい。

戦後は現場で炊き糊として作り、漆喰や砂壁で使われておりましたが、現場での臭いがきつく、火を使うため火災のリスクと手間もかかることから使われなくなってきました。
そのような現場の状況から、炊かずに使えて便利な「粉末の銀杏草」を開発し、販売しております。

海藻糊は、漆喰壁や土壁の塗りやすさや乾燥スピード、強度など必要に応じて加え、自分好みに変える事ができます。
海藻糊を状況に応じ上手く使いこなしてみては如何でしょう!

ご購入は下記から!

2021/04/16(金曜日)土間たたきの下地への定着|もうすぐウルトラソイルが新しくなります!

強力に下地に定着する専用下地処理材がセットになります!


 

下地にしっかり定着しないと割れの原因に・・・

また定着力は強度に影響する

 

当社が販売している、土間たたきウルトラソイル1㎡セットが新しくなります!

 

 

新しくする理由はもちろんご利用いただくお客様が、もっと使いやすいように。

もう一つはご利用いただくにあたって、さらに安心していただけるようにです。

土間たたきは当社でも非常に人気が高い商品で、ご利用いただいたお客様よりたくさんの声を集めました。

 

そんな声で多かったのが・・・

「1㎡セットなんだから、下地処理材もセットにしてよ。別売りだから忘れてしまう」

「立ち上がり部分にも施工できるの?」

「仕上げの拭き取り工程の手間がかかりすぎる。何回も表面を拭かないと骨材が表面に出てこないよね」

この三つの声です。

 

と言う訳で、まず新しくなった部分は専用下地処理材もセットにしました。

しかも下地処理材の成分はエポキシ樹脂で、知っている方ならその定着力のすごさはご存じのはず

その実績あるエポキシの定着力で、立ち上がり部分でも安心して施工していただけます。

これまでのウルトラソイルでも立ち上がり施工の実績はたくさんあるのですが、より安心してご利用いただけるように

 

少ない拭き取り回数で骨材が表面に出る

 

 

もう一つは樹脂を配合する商品なのに、表面が皮張りしないよう配合を見直しました。

拭き取り工程で何度も拭く必要があったのは、樹脂による表面の皮張りで、この樹脂の皮を取るのに非常に手間がかかるためです。

 

新しくなったウルトラソイルは、表面が皮張りしなくなったので、拭き取り回数も減り、楽に仕上げができるようになっています。

 

お客様の声より、近日中にリニューアルするウルトラソイル。

施工方法なども動画でのアップ予定しています。もうしばらくお待ちくださいね

お楽しみに!

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