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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2018/08/16(木曜日)昔ながらの土間たたきの強度を上げるポイントは?

昔は住宅土間だけではなく、住宅基礎、井戸枠、用水路などにも使用されてきた伝統工法「土間三和土(どまたたき)」。相撲の土俵や版築土塀などもこの工法が応用されています。三和土(たたき)には土と石灰とにがりが使われます。『三和』と書くには諸説ありますが、これら3つの素材を合わせ、たたいて完成させることから三和土(たたき)と呼ぶようになったようです。
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土間三和土の特長は、住宅内部において台所などの土間によく利用されていましたが、梅雨時期などの湿気を土が吸収し、逆に乾燥期には適度な湿気を放出し、透水性があり夏は涼しく、冬は温度低下を防ぐ作用もあります。もうひとつの特長は年月が経つにつれ表情が豊かになることです。長年使用することにより苔などが表れ、風流で味わい深くなります。このような特長から茶人などにも親しまれ、セメントを使った土間材料とは違い、土・石灰・天然にがりを使った土そのももの風合いにより、本格的な茶室や古民家への使用実績があります。
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伝統工法なので施工方法は独特です。その名のとおりたたき込む施工方法になるのですが、ただたたき込めば作業終了ではなく、強度を上げるために仕上げ工程にポイントがあります。叩き込む施工方法なので、材料は水分が少ないバサバサ状態で練り、それをたたき込みます。すると表面は少し凸凹になり、フラットになっておらず、密にもなっていません。このまま作業を終えてしまうと、表面強度が弱いまま仕上げていることになります。凸凹を無くしフラットにして見栄えも良く、尚且つ表面を密にして強度を上げるために、仕上げ工程では刷毛やスポンジなどで表面に水分を与えながら、人造鏝などを用いて押さえ込み、表面を整える必要があります。表面を整えた後、スポンジで表面を拭き取り、たたき土に含まれている砂利が表面に見えたら完成です。
たたき込んだ後、表面のみは水分を与えて押さえ込むこの工程がきれいに仕上げ、強度を上げるポポイントになるのでみなさんも覚えておいてください。
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