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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「木摺り下地に塗る漆喰」の記事一覧

2023/11/01(水曜日)厚付け中塗り漆喰ドカッと!滑らかな表面にもできる

表面にやさしくコテをとおせば滑らかに

 

プロの業者様、DIYのお客様を含め、当社に多い問わせの古い土壁の補修

そんな時非常に便利な製品が「島かべドカッと!」です。

 

 

■ドカッとを利用した土壁補修方法⇒近畿壁材 | ボロボロしている古い土壁補修マニュアル (kinkikabezai.com)

 

ご利用を検討、もしくはご利用中のユーザー様から何度かご質問受けたのが、ドカッと!の上にもう何も塗らないので、

ドカッと!表面をお寺やお城の漆喰表面のように滑らかにして、仕上げたいということです。

ただ、塗っただけでは砂漆喰(中塗り漆喰)のため、表面はザラザラに仕上ります。

実はやり方は簡単で、壁全体に塗り付けが完了し、平滑(フラット)にできたら、ドカッと!表面をやさしく撫でるようにコテをとおせば

滑らかな表面になります。

 

滑らかな表面仕上げにはメリットも

 

表面が滑らか=表面が密になっているので、埃などもたまりにくく、水分の吸い込みを少なくなり、ザラザラ仕上げと比較すると、汚れが付きにくい漆喰壁になります。

ドカッと!ザラザラにも滑らかにもできる中塗り漆喰です。お試しください。

2022/04/16(土曜日)漆喰を10㎜以上塗らなけばならい場合。こんな漆喰がおすすめ!

 

一度に10㎜以上の厚みで塗れる漆喰がおすすめ!

 

土蔵や土塀、城郭など漆喰を厚く塗らなくてはならない状況は多くあります。

そのために使うのが通常は「砂漆喰」です。ただ、漆喰に砂を入れる砂漆喰でも、実際塗れる厚みには限界があります。

固練りで塗りつけても最大でも5㎜ぐらいが限界ではないでしょうか。

いくら砂を入れてもダレ割れや乾燥収縮による亀裂が発生してしまいます。

 

どんな下地に厚付けが必要?

 

木摺り下地・・・・

木摺り下地は、1回目の塗り付けで10㎜ぐらいは必要です。

また土蔵などの補修でも、大きく欠損した下地への不陸調整にこれも10㎜以上の塗り付けが必要になります。

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このような状況では、通常の砂漆喰の塗り重ねは大変な作業になります。

 

厚付けの漆喰はこれ!「島かべドカッと」

 

また、荒壁や中塗り土で行うこともありますが、これもまた乾燥などに時間がかかってしまいます。

こんな厚付けで塗りたいときに使えるのが、「島かべドカッと」です。

「島かべドカッと」は、木摺り下地や土塀や土蔵の補修などの厚付けしたいがモルタルは使えない場合や、工期などにより乾燥時間や塗り重ねの手間が取れないときに役立つ漆喰です。

通常の砂漆喰ではダレてしまう厚塗りにも対応し、一度に10mmの塗り付けを可能にした軽量砂漆喰です。

また、通常の漆喰は、気硬性で厚付けによる乾燥に時間がかかりますが、ドカットは乾燥スピードも早いので工期短縮になります。

木摺り下地などのドカ付けが必要な場合、下塗りには非常に便利なアイテムになります。

 

島かべドカットは、土蔵や土塀の補修はもちろん、様々な厚付けが必要な場面でお使い頂けます!

 

2022/09/12(月曜日)きずり(木摺り・木小舞)下地良いのになぁ~普及しない・・・


竹小舞荒壁は現実的じゃないけど、木摺り下地は現実的!


 

 

ここ10年ぐらいずっと「いいね!」「いいね!」とお勧めしている木摺り漆喰下地。
でもやっぱり一部の文化財の改修などでしか見ることが無く、一般的な住宅には難しい様子。

 

伝統ある木摺り下地

 

木摺りは、明治期から大正時代にかけての洋風建築の普及により住宅内部の下地として広がりました。
厚み20mm幅30mm程度の杉や檜の胴縁を目透かしさせながら壁に取り付け、その上から漆喰を塗ります。
下地を構成する素材が無垢の木と漆喰だけなので、安全で安心な下地として尚且つエコな工法として弊社も専用の漆喰を作ってお勧めしておりました。

内壁だけでなく、外壁にもその可能性は期待していましたが、やはり実際建築するとなるとコストや工期面でも難しいようですね。

木摺り下地のメリットとしては・・・

① 無垢の木と漆喰しか使わない自然素材100%の工法!

② 石膏ボードや新建材のように切れ端など産廃が少ない!

③ 施工後は、漆喰を20mmと分厚く塗るので結露やカビの心配がない!

などの多くのメリットがあります。

そんな木摺り下地や土塀の補修など、ドカ付けが必要な漆喰塗りにはこの製品!

≫木摺り下地や土塀の補修に最適な漆喰

 

厚塗り可能な島かべドカッとは、便利で使いやすい中塗り用の漆喰です。

漆喰でこんな悩みをお持ちのお客様にお勧め

 

文化財改修で大きな蛇腹を引かないと!とお考えのお客様。

 

 

海鼠壁をやろうと思っているお客様。

 

屋根漆喰をお考えのお客様。

 

伝統左官工法の事ならご相談ください!

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