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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「漆喰下地」の記事一覧

2023/05/11(木曜日)クロスを剥がした上に塗り壁をする場合の注意点


■クロスを剥がしたら必ず「島かべプライマー」で下地処理してください

 

ビニールクロスの塗り替え、リフォームで塗り壁をする場合、当社はクロスはできるだけ剥がさず、糊が弱くなって剥がれてきている部分やプクッと膨れがある部分のみカッターで切り取ってくださいというご説明をしております。

なぜ全て剥がす事をおすすめしないかと言うと、きれいに剥がせることがほぼ無いからです。剥がしたクロスの薄い皮のようなものや、うすい紙が表面に残ります。
逆にクロスがよく引っ付いていた部分は剥がした時、石膏ボード表面の紙まで一緒に剥がれ、石膏が露出してしまいます。

特に薄い皮のようなものや、うすい紙が問題で、強度が弱く、上に新しい壁塗ると簡単に取れてしまう程度の強度しかありません。
実際にこのような状況で上に塗り壁をして、薄い紙の部分だけが剥がれて落ちてしまったお客様もいます。

なので、もしクロスを剥がした後に塗り壁をする場合は、必ず「島かべプライマー」で下地処理してください。

プライマーを塗布することで表面に残ったうすい紙や皮のようなものを固め、上に塗り壁をしても落ちない強度にすることができます。

クロス剥がさなくても塗り壁ができるのを知らず、クロスを剥がしてしまった!という方は下地処理をお忘れなく。

2023/03/08(水曜日)ブロック下地について

ブロック下地はとても水を吸いやすいそうです。

 

なので、必ずドライストップを塗布し、その上から下地材さっとを塗布し、そして仕上げをする必要があります。

※雨がかかる、かかからないに関らずです。

 

ブロック下地は塗り壁の下地としてはそれだけ過酷なものだそうです。

2022/09/13(火曜日)ブロック下地に漆喰を施工するには?


ブロック下地には「水」と「動き」二つの対策が必要です

 

弊社は塗り壁の施工ご相談を毎日いただきますが、最近多いなと思うのがセメントブロック。

ブロック下地の上に漆喰を施工したいというご相談が多いです。

ブロック下地でまず気を付けないといけないの水対策。非常に水を吸い込む下地のため、地面や壁面から吸い込んだ水が接着界面にまわりやすい特長があります。

水は剥がれの大きな原因になるため対策が必要です。

もう一つは動きやすい下地であるといことです。特に目地部分などは動きやすいため、クラック(割れ)が発生します。

なので下地ブロックを固定し、動かないようにする対策が必要になります。

 

では具体的にどうするのかというと、まず水対策としては・・・

①ブロック下地そのものに吸水調整用シーラー(プライマー)を塗布する

②下地処理にモルタルを使用するが、モルタルにも吸水調整用のシーラー(プライマー)を混ぜて施工する

シーラー(プライマー)の力で止水するということですね。

 

次に動き対策としては・・・

①ブロック下地の上にモルタルを15㎜厚程度塗る

②モルタル15㎜厚塗りする間にネット(メッシュ)を挟み込む

モルタルを住宅の外壁時と同じ15㎜厚程度塗ることにより、ブロックを固定します。また、モルタルの間にメッシュを挟み込み、もし、動いても割れが発生しにくくします。

 

以上がブロック下地に漆喰を塗る場合の下地処理方法なので、くわしくは動画をご覧ください。

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