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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「土壁の素材 」の記事一覧

2021/09/10(金曜日)土壁の強化剤|土壁を保護する「土強」と「土守」どう違うの?


「土強」と「土守」の2つの土壁強化剤の違いは?

 

〇浸透性土壁強化剤 土強(どきょう)

 

土壁の中へ浸透し、隙間に樹脂が入り込み、つなげる事で、強度の弱い古い土壁が崩れないようにする強化剤です。

浸透して内部に入り込む成分と、表面に残る成分に分かれ、土壁そのものを全体的に硬くします。

土壁を補修する際、下地の土壁が弱っていたら、その上に塗る作業している時、または塗り終わった後に、弱い部分から剥がれたり、接着不良をおこしたりします。

土壁を内部も外部も硬くする事で安心して次の中塗りや上塗りの工程に進めます。

 

 

〇土壁撥水剤 土守(つちもり)

 

直接水が土壁に当たる場所に塗布する撥水剤です。

土は水に当たると流れてしまうため(※土壁の成分の50%が土だとすれば、理屈では壁の50%は長期的に流れてしまいます)撥水剤の力で土壁そのものに水を当てるのを防ぎます。

塗布して乾くと塗布感が無く、土本来の意匠を損ないません。

【結論】
「土強」は土壁を固くし、強度を向上させ、「土守」は土壁を水から守る撥水性能がある。用途が違う。

 

「土強」は古い土壁を固める場合に使用し、「土守」は外壁の雨があたる箇所の土壁(外壁を土壁仕上げたい場合)を保護するためにご利用ください。

2021/07/28(水曜日)土壁材料|微塵苆(みじんすさ)とは?

土壁上塗りに使われる藁すさ「みじんすさ」


みじんすさは文字通り、細かく切断された藁すさです。

なのでみじんすさは、仕上げ材に混入しても目立ち過ぎないのが特徴。

細かく切断されていても、すさとしての役目は損なわれません。

みじんすさは、水ごね仕上げに使われていた!

水ごね仕上げは、土と川砂それからみじんすさを混ぜ合わせ、1~2日ほど寝かせます。

「みじんすさ」の製法

3㎜以下に細かく切断し、藁の節の部分を除去してふるいにかけられます。

原料には、古縄や古くなった藁が使われることもあります。

土壁仕上げのお考えの方に、「みじんすさ」をぜひおすすめさせていただきます。

2021/07/27(火曜日)わらすさ|「まるなかすさ」とは?

まるなかすさ

土壁の表情にわらすさを強調【まるなかすさ】


まるなかすさは少し荒めのわらすさとなっており、稲色がきれいなのが特徴です。

すさの繊維が長いので土壁の表情に意匠として強調性があります。

繊維が長いことにより、わらすさとしての亀裂防止の効果も高くなると言われています。

アク処理をしていないので、アクの味わいを出したい時に最適!

土壁の仕上げをお考えの方、店舗や和モダン住宅におすすめです。

是非、お試しください!

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