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「使い方のご提案!」の記事一覧

2025/09/03(水曜日)台所の漆喰壁、油が跳ねるので島かべ撥水剤塗っておけば汚れ付きにくいですか?

漆喰用撥水剤、島かべ撥水剤は油汚れもきれいになるのか?

 

台所のコンロ周りに漆喰塗りたいけど・・・撥水剤塗っておけば汚れ取れやすいですか?

島かべ撥水剤を漆喰に塗っておけば油汚れも取れやすい!

そんな実験を実際にやってみました。

>島かべ撥水剤はこちら・・・

 

また、最近多くいただくお問わせが、「漆喰」以外の塗り壁に使用しても効果がありますか?という内容。

効果はゼロではないと思いますが、正直わかりません!

撥水効果だけでなく、何か反応を起こして色が変わる可能性なども考えられます。

ですので、そのようなお客様はぜひ「試し塗りサンプル」を利用し、試験してみてください。

 

■島かべ撥水剤試し塗りサンプルはこちら・・・

 

試し塗りサンプルを使用を検討中の壁の一番目立たない部分に塗布し、塗布後の撥水効果と色が変化していないかなどをご確認ください。

 

2025/07/26(土曜日)古民家改修 内土間に「重吉たたき」

歴史ある京町屋の改修工事

 

設計士様が弊社にサンプル請求してくださり、サンプルをご確認いただいた上で採用が確定した昔ながらの土間たたき製品「重吉たたき」

 

 

施工する左官職人さんもはじめての材料なので、施工日に立ち合いして欲しいとの依頼を受け、現場にお伺いしました。

採用していただいた現場は歴史ある京町屋の改修工事で、内土間への採用です。

施主様がフォトスタジオを経営されており、改修後は昔の京町屋の雰囲気が伝わる空間で写真撮影する、新たなスタジオとして運営されるそうです。

 

 

土間だけだなく壁面も「荒壁土」の補修したそうで、それを仕上げとするそうです。「荒壁土」に屋根から日の光りが降りそそぎ、神秘的な空間です。

こんな場所で撮影した素敵な写真が撮れるでしょうね。

 

このような特別な写真を撮影するスタジオになるので「重吉たたき」の仕上げ方法にもこだわりが・・・

 

 

通常土間三和土(たたき)表面は水を含んだスポンジで拭き取りをしたり、表面を少し水で湿らせて鏝で整えるなどの作業を行います。これは土間たたき材料を締め固めるため、木槌などでたたき込んだ跡を消すために行います。

 

 

しかし、この度は土っぽさ、土感がとことん残り、伝わる感じ良いとので仕上げ方法は「たたきっぱなし仕上げ」。ですの表面を整える作業はしません。

なので、表面には当然凹凸があり、施工時にたたいた形跡もわかります。整えたきれいな表面より、荒く仕上げた方が土感が伝わりやすいと設計士様より指示があったそうです。

施工は順調にすすみ、無事完了しました。

 

 

立ち会いさせていただいたのは、中庭通路部分のたたき施工でしたが、民家内部の土間はすべて「重吉たたき」を施工していただきます。

完成後どんなスタジオになるか楽しみですね。着物や袴で写真撮影すればすごく栄えるスタジオになるだろうと感じました。

 

2025/05/14(水曜日)外壁にカラー漆喰(色付き漆喰)を塗るなら必ず撥水剤を!

施工後、撥水剤をしていなければ色ムラになる可能性大


 

「島かべカラー漆喰」は当社製品の中でも非常に人気が高く、ご購入いただくお客様が多い製品です。

そんな人気の「島かべカラー漆喰」ですが、外壁(外部)にも塗れるの?と言うご質問がこのところ続いたのでご説明いたします。

 

もちろん漆喰なので外壁に使用するにあたっての強度は全く問題無く、塗っていただいて大丈夫です。施工方法は下記でご確認ください。

 

 

問題は塗った後と、塗り作業中に起こる色ムラの問題です。

 

漆喰は自然素材で呼吸している壁材のため、水を吸い込みます。なので、雨がよく当たる壁面は白くなる色ムラ、色ボケが発生します。この現象を白華(エフロ)と言います。

雨、つまり水分が原因なので、外壁に色付きの漆喰、カラー漆喰を塗った場合は、漆喰専用の撥水剤で表面を保護してあげると、色ムラは大幅に軽減できます。

 

 

 

また、塗る時期、季節も非常に重要で、カラー漆喰の色ムラ、色ボケの原因は先ほどもご説明したとおり水分なので、気温が低い冬(12~2月)などの施工は極力お控えください。

寒い日は塗った漆喰がなかなか乾きません。ということは塗った漆喰が長い時間水分を含んだ、保水状態になるため、白華現象が発生します。

季節や施工環境上、なかなか乾かない時期や場所に施工する場合は、塗ってからはやく乾燥するよう、扇風機をまわし風通しを良くするなどの対策をとり、塗った漆喰が早く乾燥する対策を取ってください。

 

以上2つのポイントを押さえていただければ、外壁(外部)の色付き漆喰の色ムラは大幅に軽減することができます。

ただし、自然素材の漆喰は呼吸しているため撥水剤を使用しても、絶対に色ムラ、色ボケにならないわけではございません。

漆喰が呼吸している証拠でもあるので、ご理解いただければと思います。

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