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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「施工要領書」の記事一覧

2020/05/19(火曜日)壁公望 カラー漆喰大津商品説明書

◇カラー漆喰「大津(おおつ)」について

大津は、技術的には難しいカラー漆喰を、既調合にした漆喰壁で漆喰の持つ「不燃」「自然素材」「調湿」「抗菌」などの性能に珪藻土を配合し耐候性と調湿性を従来の漆喰より高めたカラー漆喰です。内装専用としてパターンや押さえ仕上げ両方が可能で、土を配合したことで、従来の漆喰とは違う柔らかい質感を作り出します。

◇商品概要

カラー漆喰「大津」

■ 品番  288005
■ 商品名  壁公望 大津(おおつ)
■ 容量  20kg/袋
■ カラー  8色(標準色7色 特別色1色※浅葱OS-801)
■ 標準施工面積  12㎡
■ 標準塗厚  2mm
■ 標準加水量  14kg+加水(水道水)
■ 梱包単位  クラフト紙袋20kg/袋
■ 原材料  消石灰 珪藻土 顔料 海藻糊
■ 性状  粉体
■ 定価  10,290円 (㎡=860円)

専用下塗り材「ボードベース」

ボードベースは、プラスターボードへの内装漆喰壁や漆喰の塗り替えに適した漆喰専用の下塗り材です。
薄くても固く、高い性能の下塗り材です。漆喰以外にも様々な仕上げ材に適応します。

■ 品番  327004
■ 製品名  ボードベース (内装用漆喰専用下塗り材)
■ 容量  5kgセット (主材4kg・配合材1kg)
■ 標準施工面積  4㎡
■ 標準塗厚  0.7mm
■ 標準加水量  適量(加水しながら混錬)
■ 梱包単位  20kg (1ケース4セット入り) 1セットより出荷可能
■ 原材料  主材:石膏・炭酸カルシウム・砂・珪藻土 配合材:水性樹脂
■ 性状  主材:粉体 配合材:液体
■ 定価  2,840円 (㎡=710円)

◇特 長

※ 大津は、自然素材で安全で安心して室内に制限なくご利用頂けます。
※ 大津は、珪藻土配合で通常の漆喰より高い調湿効果を実現します。
※ 大津は、色ムラになりにくいカラー漆喰です。
※ 大津は、パターン仕上げ・フラットな押さえ仕上げどちらでも施工できます。
※ 大津は、土を配合し通常の漆喰とは違う温かな仕上げになります。

◇施工要領

■ 適応下地(下地処理は必要です)
モルタル・コンクリート・プラスターボード・砂漆喰

⑴ 下地調整
モルタル、コンクリート(RC)、プラスターボード(PB)には城かべシーラー3倍液を塗布し、乾燥後ボードベースを塗って下さい。
砂漆喰への追い掛けは可能ですが、水引きなどにより色ムラになる可能性があります。
砂漆喰がムラ乾燥する場合は、一度完全乾燥後引き糊及びボードベースで下塗りを行って下さい。

⑵ 混練り
水道水14kgに大津20kg入れ固練りします。固練りで漆喰のダマを潰します。
その後500g~1kg程度加水しながら塗りやすい硬さにします。

⑶ 塗付け
一度薄くしごきぬりを行い、追い掛けで上塗りを行います。
乾燥スピードにより色ムラになる可能性があるので厚みを揃えて塗って下さい。
◎鏝押さえ仕上げの場合
水引を見ながら金鏝で押さえますが、水が引いてもあまりしつこく押さえると色ムラになります。
鏝波が消える程度の撫で切りで仕上げて下さい。
◎パターン仕上げの場合
≫漆喰パターンをご参考にして下さい。

その他、漆喰の標準施工要領を参考にして下さい。

◇施工上の注意事項

〇 気温5℃以下での施工はお控え下さい。5℃以上でも冬季は夜間等養生中に白華し、色ムラ等の原因となります。冬場のカラー漆喰の施工はお控え下さい。
〇 専用下地材ボードベースは必ず乾燥させて下さい。
〇 砂漆喰への追い掛け仕上げは色ムラになる場合があります。

2020/05/17(日曜日)リライム施工要領書

  ♡ リライムとは・・・
リライム漆喰は、近年人気の「漆喰の家」の外壁漆喰塗り住宅に対応した漆喰壁です。
日本伝統の漆喰では難しいパターン仕上げが容易にでき、漆喰の特徴でもある「押さえ」で高める撥水性も、特殊撥水剤配合で塗りっぱなしで十分に効果を発揮します。リライムの高い撥水性と抗菌性で汚れとカビに強い外壁にすることができます。


♡ リライムは、従来の漆喰に撥水性能をプラスしました。
リライムは、日本伝統の漆喰の欠点でもあるパターン仕上げによる表面の吸水から起こるカビや汚れを抑制する「高性能撥水剤」を混入したハイブリット漆喰です。

♡ リライムは、不燃材料です。
石灰岩を主成分とする漆喰壁は、燃えず火災時の有毒ガスも発生しない建材です。

♡ リライムは、施工性が良好です。
日本伝統の漆喰を継承するリライムは、洋風漆喰のパターン仕上げはもちろん、フラットな押さえ仕上げもできる漆喰です。樹脂系の建材では難しい大壁の塗り継ぎも問題なく行えます。

♡ リライムは、豊富なデザインパターンが可能です。
漆喰壁特有の豊富なパターン仕上げが可能で、顔料の混入でカラー漆喰も可能です。

♡ リライムは、抗菌剤配合です。
抗菌性の高い漆喰に抗菌剤を配合しよりカビに強くなりました。

♡ リライムは、伝統の漆喰としてお使い頂けます。
老舗漆喰メーカーが作るリライムは、もちろんお城やお寺など同様に純白で鏝跡の無いフラットな仕上げが可能です。

製品名:リライム 日本伝統の漆喰壁が持つ不燃性や抗菌性、調湿機能などの特長をそのままに、 弱点ともいわれる付着力と強度を改善し、自社開発の特殊撥水剤と防カビ材を追加した撥水性・防汚性の高い高機能外壁用漆喰壁です。
外壁でのパターン仕上げや伝統漆喰のフラットな押えもなどが容易に出来ます。

リライム上塗り材

■ 品番 289200
■ 製品名 リライム
■ 容量 主材:12kg 撥水剤:800g 
■ 標準施工面積 12㎡
■ 標準塗厚 0.8mm
■ 標準加水量 5.5kg
■ 梱包単位 ポリペール缶 12.8kg (主材12kg 撥水剤0.8kg)
■ 性状 色 主材:白色粉体 撥水剤:白色液体
■ 主成分 主材;消石灰・炭酸カルシウム 配合材:水性撥水剤
■ 定価 10,800円 ㎡=900円

 

製品名:リライムベース モルタル・コンクリート・古い漆喰壁などへのリライム施工の下地処理にお使い下さい。ローラー刷毛等で施工でき、乾燥後は白くなるので下地の汚れなどの隠蔽にも役立ちます。下地への付着力を向上させ、水引きやアクを止めます。リライムを施工する下地処理にご使用下さい。

リライム下塗り材(リライムベース)

■ 品番 326001
■ 製品名 リライムベース
■ 容量 3kg
■ 標準施工面積 12㎡
■ 標準塗厚 刷毛・ローラー施工 ㎡=250g
■ 標準加水量 3%未満
■ 梱包単位 ポリビニール袋 3kg
■ 性状 色 白色液体
■ 主成分 水性樹脂エマルジョン
■ 定価 6,550円 ㎡=550円

 



● 混 練 ~リライムを練ります。

① 撥水剤800gと水4.5kg入れ軽く混ぜ合わせます。
② 主材12kgをペール缶に入れハンドミキサーで練ります。
※ダマにならないように最初は固練りで練ります。
③ 固練りでダマを潰した後残り1Lの水を少しづつ入れ硬さを調節して下さい。
④ 加水をしながら硬さを調節し十分に混練して完成。
※リライムは練り置きが可能です。練り置きすることで 塗りやすくなります。


● 下地処理 ~外壁モルタル下地にリライムを塗ります。

適応下地:ラスモルタル・コンクリート・古い漆喰面など浮き・亀裂等が無いことを確認し、リライムベースで下地処理を行って下さい。

下地には、通常ラスモルタル下地をお使い下さい。
モルタルには全面ネット張りを行い、接着増強専用シーラー「リライムベース」をローラー刷毛で塗布してください。
※リライムベースが完全乾燥後次の工程に進んで下さい。


● 塗付け ~リライムをリライムヘベースの上に塗ります。

◇ 塗り付けは、通常の漆喰同様に金鏝で塗り付けて下さい。
◇ 一度、下地にしごき塗りを行い、その後追い掛けで2度塗りすることで塗り残し無く綺麗に仕上がります。
【フラットな押さえ仕上げの場合】
塗り付け後、水引(乾燥状況)を見ながら水が引くまで押えて下さい。
【パターン仕上げの場合】
木鏝やスタイロフォームなどを利用し塗り付けながらパターンを付けて下さい。
出隅を事前に塗っておくことで美しく仕上がります。
◇ 大壁などによる塗り継ぎは、乾燥しなければ問題なく行えます。
◇ 乾燥期間は、夏場72時間以上、冬場1週間程度を目途に養生して下さい。
※完全乾燥するまで雨などが掛からないように注意して下さい。

● 一般的なラスモルタル下地への施工工程

リライムは、通常の漆喰より多少の曲げ弾性はありますが、モルタルや下地の構造上の反りや亀裂に追随できません。下地のモルタルは割れないよう各社モルタルメーカーの仕様に従い、全面ネットなどの下地処理を行って下さい。
また、モルタルは十分な養生期間を設け、7日以上乾燥させて下さい。

◇ 気温5℃以下での使用はしないで下さい。
◇ モルタル下地は、ラスモルタル下地を推奨しております。ラスカットパネル、構造用合板、無塗装サイディングボード等の下地への樹脂モルタル塗りなどの下地は構造亀裂が発生します。大壁での下地には使用しないで下さい。
◇ ラスモルタル下地は、各社モルタルメーカーの仕様に従い施工下さい。軽量モルタル等は必ず16mm以上塗付け、前面にグラスファイバーネットを伏せ込み、十分な養生期間を設けて下さい。
◇ コンクリート下地は、セパ穴埋め、ジャンカや不陸など必ず樹脂モルタル補修材で補修してください。
◇ 内装石膏ボードに塗る場合は、ジョイント部分をファイバーテープで補強し、ジョイント、ビス穴パテ処理後全面にリライムベースを塗って下さい。

■しっくい壁は、強アルカリ性の物質です。眼や口に入らないよう注意し、手に付いた場合はすぐに洗い流してください。施工は、適切な保護具を身に付けて下さい。
■冬季(昼夜気温5℃)以下になる環境では使用しないで下さい。
■寒い時期での着色は、色むらの原因になりますのでご注意下さい。
■窓ガラス、サッシ、木部などに付着しないように注意し養生して下さい。
■残った材料や洗い水等は、各自治体が指定する産業廃棄物で適切に処分して下さい。
■その他取扱いについてはSDSをご確認下さい。
■この施工要領書は、すべての状況において施工を保障するものではありません。サンプル等をご利用頂き、試験施工を行って下さい。

2020/05/16(土曜日)蔵直し添加剤を使った漆喰の掻き落とし施工要領書

 

□はじめに~漆喰の掻き落としとは
掻き落とし工法は、歴史ある左官工法の一つです。白セメントと寒水石を混ぜたものを塗付け、その後剣山やワイヤーブラシ等で表面を荒し(掻き落とし)仕上げる工法です。表面の凹凸もあり骨材のサイズなどで様々な表情や顔料による着色で幅広いデザインができることから、和風住宅、洋風住宅に関係なく住宅外壁や外構塀などに多く使われてきました。
本来、漆喰壁は鏝で押さえることでその表面の強度が増すことや、薄塗りで乾燥スピードが遅いことなどの理由で厚塗りはもちろん、掻き落としは不可能とされてきました。しかし、弊社開発の「漆喰蔵直し」を利用することでセメントを使わない漆喰の掻き落としが可能となりました。
漆喰を使うことで高い調湿機能や強アルカリによる抗菌性、断熱・防音など様々な機能性能と掻き落としの凹凸感と重厚感のあるデザインが実現しました。

 

漆喰の掻き落としは、「高級城かべ20kg」に「蔵直し4kg」と砂(骨材)30kg~40kg程度配合します。骨材は、左官砂や寒水石など4㎜程度までの大きさの骨材なら色々な物が利用できます。
高級城かべ(漆喰)を使うのは、掻き落とした後、麻すさが目立ちにくいことから高級城かべを推奨しております。もちろん城かべでも可能です。

■ 製品名  漆喰蔵直し
■ 容量  4kg (目安:通常配合で漆喰20kgに1袋配合)
■ 塗り厚  10mm厚 (掻き落としの場合)
■ 施工可能面積  約3.3㎡ (高級城かべ20kg+骨材40kgの場合)
■ 性状  白色粉末
■ 梱包単位  1ケース4袋入(1袋から出荷可能)
■ 主原料  消石灰・無機繊維・軽量骨材
■ 用途  漆喰の硬化促進、強度向上による厚付けや掻き落とし可能
■ 定価  2630円/袋(別途運賃・消費税)
■ 特長  漆喰蔵直しは、通常の漆喰ではできない厚付けや掻き落としを行うための添加剤です、漆喰の硬化促進を促し強度も高まることから土蔵や土塀の修復などにも便利な製品です。

 

◇漆喰の掻き落としの主材として利用する高級城かべ

① 配合の目安~淡路島の砂を使った工法の場合

使用材料  配合量(目安)
高級城かべ  20kg/1袋
漆喰蔵直し  4kg/1袋
左官砂(淡路産)  40kg

② 混錬は、タライミキサーでも可能です。

高級城かべ20kg、漆喰蔵直し4kg、左官砂40kgを空合わせし、その後水で練ります。
厚付けを行うので、少し固めで練って下さい。


③ 適応下地

■モルタル「モルタルは、軽量モルタルなど表面を木鏝で粗し、乾燥後城かべシーラーを塗って下さい。
■中塗り土「完全乾燥し、櫛引や木鏝で表面を荒してください。

④ 塗付け

塗付けは、10mm以上の厚みで塗付けます。表面は、金鏝でしっかりと押さえて下さい。

⑤ 乾燥(養生)
セメントの掻き落としとは違い、漆喰の場合は硬化が遅く掻き落とすまで余裕があります。
塗付け後翌日に掻き落としすることができますので、12時間~20時間後に掻き落とすことができます。
夏場など乾燥が早いと思われる場合は、当日に行うか、マスカなどを壁面に貼り付け、養生してください。

⑥ 仕上げ(掻き落とし)

表面が締まり、剣山やワイヤーブラシの目詰まりが無い程度に固まったら表面を掻き落とします。
ムラの無いように丸く円を描くように掻き落としていきます。

⑦ 完成
養生は、完成後1週間程度雨などに当たらないよう乾燥させて下さい。

⑧ 撥水処理
掻き落としは外部施工可能ですが、汚れやカビが気になる場合は、完成後撥水剤の塗布をお勧めします。


■ 施工時期は、昼夜気温5℃以下では行わないで下さい。
■ 漆喰に蔵直しを混入した場合、練り置きは出来ません。使う分だけを練って下さい。
■ 混練り時、必ず空合わせを行ってから水で練って下さい。
■ 掻き落としは、2~3mm程度掻き落とします。必ず塗付けは10mm以上行って下さい。
■ 掻き落とし器やワイヤーブラシが目詰まりを起こす場合は、まだ早いのでもう少し乾燥させて下さい。

 

 

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