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「社員の日々雑感!」の記事一覧

2017/07/03(月曜日)ベッラムーロ・・・着色試験!

城かべ漆喰のリペアー材としてまもなく登場のベッラムーロ!
城かべ漆喰のカビや汚れを隠蔽し、高い撥水力で壁内に侵入する水分をシャットアウトします。
「漆喰を外壁に塗ったけど汚れてきたなぁ~」
「軒が無いから直接雨が当たって、カビが生えてきたよ・・・・」
等でお悩みの皆様にベッラムーロは活躍します。

というわけですが、良い製品を発売するには、様々な試験を行い、特徴や製品の長所と短所を知っておかなくてはなりません。
今回は「着色試験」ということで、ベッラムーロに【壁カラーオリジナル色(定番色)】を入れて着色してみました。

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まずは、ベッラムーロですが、主材13kgと配合材1.5kgのセット品!これにあとは水を入れて練るだけです。
よくある樹脂系の鏝塗り材は、あまり厚塗りが出来ず、漆喰のように思ったようなパターンが出来ませんが、ベッラムーロは鏝塗り可能で、厚みも2mm~3mm程度なら問題なし。

そこで、今回使う壁カラーオリジナル色【定番色】は、全部で7色13kgのベッラムーロに100g(1袋)入れた場合と300g(3袋)入れた場合とで色出しを行ってみました。

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試験中気になったのは、どのような塗り壁でも同じですが、下地の吸水ですね、今回下地に硅カル板を使ったこともあり吸水が激しく、少し試験塗りを行っただけでブツがでました。
横着して「シーラー剤」を塗らなかったのが原因です。反省!

そこで急遽城かべシーラー3倍液を塗布。

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さすがのベッラムーロも下地の吸水には勝てません!

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≫城かべシーラーはこちら・・・

これで安心です。作業を続けます・・・

配合は、主剤130gに配合材15gと水を30gに、壁カラーオリジナル色【定番色】を1gと3gの2種類で塗ってみました。

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今回は、色むらや施工性について検証していますが、特に問題はなさそうです。

基本ベッラムーロは、漆喰のリペア材なので白色ですが、お客様の要望があれば、白い外にも着色は出来そうです。

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ベッラムーロは発売までまだまだ様々な試験を行っていきます。

また、壁カラーもオリジナル7色以外にも土色5色も販売中!ご興味のある方は、お問合せ下さい。

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並べてみるとなかなか良い感じですね~

≫壁カラーオリジナル色(土色)はこちら・・・

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2017/06/09(金曜日)漆喰の簡単なメンテナンス方法とは?

漆喰のメンテナンス!?


漆喰にはカラーもありますが、実績としては圧倒的に白色が多く施工されています。白色の為、汚れが付着した場合色付きのその他壁材よりどうしても漆喰は目立ちやすくなります。状況により汚れの完全除去は難しいこともありますが、試していただく価値有りの簡単メンテナンス方法をご紹介いたします。

○内装の汚れ

表面装の汚れについた手アカなどは消しゴムで除去できる場合があります。マジックなどの汚れは、目の細かいサンドペーパーでやさしく削り落してください。

その他表面から付着した汚れは水拭きか台所用の中性洗剤である程度取り除くことができます。水拭き、中性洗剤でも効果が見られない場合は、塩素系の漂白剤(中性またはアルカリ性のもの)をお試しください。漂白剤を使用した除去作業は繰り返し行うことで、効果があらわれる場合があります。
○外部の汚れ
内部と同様に中性洗剤で清掃し除去できない場合は漂白剤をお試しください。それでも取れない場合はサンドペーパーで削り落してください。しかし、削った個所は壁を傷めており、そこからすぐ汚れが付着してしまいます。施工後に「島かべ撥水剤を塗り保護してください。

簡単メンテナンス方法は以上ですが、長く美しいまま漆喰壁がそこにあればメンテナンスも当分は必要なくなるので、漆喰壁を施工した当初に撥水剤を塗布し保護することもご検討ください。
汚れが落ちない場合はローラーで簡単にリペアーできる「漆喰ガード」や、塗り替え用下地材「ボードベース」「漆喰ベース」もあるので塗り替えもご検討くださいね。
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>>漆喰壁を守る!撥水剤はこちら・・

 

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

 

2017/05/05(金曜日)表面に漆喰のすさが出てきているのは押さえ不足です

城かべ漆喰にはクラック防止のつなぎ材としての役目や鏝すべりなど作業性向上の為に、麻すさ(麻繊維)を配合しております。先日漆喰は十分に押さえることで表面が密になって強度が上がり、防水性が向上するお話をさせていただきましたが、基本的に仕上げ表面に麻すさが出てきているのは押さえ不足で失敗とみなします。
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塗りつけ後漆喰を押さえるとノロが表面に浮いてきて、そのノロが表面に被る状態になります。水分を含んだノロが表面に見えなくなったらまた同じように押さえ込み、ノロを繰り返し被せていきます。その作業を何度か繰り返すことで強度が上がり、日本の漆喰独特の美しい光沢が出てきます。漆喰に含まれている麻すさが表面に出てきているということは、押さえ込んでノロを被せる工程が不足しているから起こる現象ということです。
すさが表面に出ていると不具合にもつながります。すさから吸水し汚れが付着したり、クラック発生の原因になります。
外部で漆喰を施工する場合は充分に鏝押さえを行いノロを被せ、すさが沈むように仕上げてください。
>>城かべ漆喰に配合されている麻すさはこちら・・・
>>城かべ漆喰施工工程はこちら・・・

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