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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2025/12/13(土曜日)漆喰の上に土壁は塗れるのか?

土壁の上に漆喰を塗っているのはよく見るけど逆の場合は?

 

先日DIYで土壁の補修をしようとしているお客様からご相談を受けました。

「けっこう劣化して欠損部分もある土壁を補修をしようと考えていて、凸凹が大きいので【島かべドカッと】を利用しよう思っている。ただ、最終仕上げは土壁の雰囲気を気に入っているので土壁にしたい。土壁の上に漆喰を塗ってある壁は見たことあるけど、漆喰の上に土壁は塗れるんですか?」

 

 

 

結論は塗れます。

【島かべドカッと】や【島かべ砂漆喰】は中塗り用漆喰なので、骨材(砂など)が含まれているため、乾燥後表面が少しザラザラになります。このザラザラがけっこう重要で、表面がザラザラしているため上に塗る土壁がひっかかりやすくなり、定着します。

では蔵やお城の壁の漆喰、要するに上塗り漆喰のツルツルで滑らかな表面に仕上がっている漆喰の場合はどうするば良いのでしょうか。

先ほどと同様でひっかかりをつくってあげればいいんです。ここで使用するのが下地調整材(下地材)【さっと!】です。

 

 

下地調整材(下地材)をツルツル表面の漆喰に塗って乾燥させると、ザラザラした表面になります。これでひっかかりができたので土壁が塗れるようになります。

下地調整材(下地材)がツルツル表面の漆喰に定着するのは、素材に含まれる樹脂(ボンド)の力で定着します。

「土壁」や「漆喰」などの自然素材の塗り壁材は樹脂(ボンド)が含まれていないため、自身の定着力はあまりありません。なので、定着させるには下地づくりが大事になってくるので施工ポイントとして押さえておいてください。

2025/11/28(金曜日)漆喰と土どちらがカビが生えにくい?

性質上漆喰の方がカビが生えにくい、ただし条件が揃えば漆喰にも発生する

 

先日古民家を購入し、改修をDIYでする予定のお客様からお問わせをいただきました。

購入した古民家は数年間空き家になっていたそうで、壁には土壁が施工されているそうです。

購入のポイントは立地や家の状態の良さもあったそうなのですが、土壁に囲まれた部屋の風合いの良さも気に入ったポイントでした。

ただ、数年間空き家で締め切った状態だったので、土壁にはカビが生えているそうです。お客様は土壁の風合いをとても気に入っているので、再度新しい土壁を施工して改修したい気持ちがあるのすが、カビが発生している現在の土壁を見て、土壁を選択すると再びカビが生えるのでは?と気になされていました。

 

 

そこでお客様は自分でお調べになり、漆喰がカビに強い、生えにくいという事を知り、漆喰を施工するべきなのか、それとも気に入っている土壁を選択するべきなのか悩んでおり、ご相談をいただきました。

お客様がお調べになったとおり、「漆喰」と「土壁」を比較した場合、カビが生えにくいのは「漆喰」です。ただし、たとえ「漆喰」を選択してもカビの発生条件が揃えば、漆喰にもカビは発生します。

 

 

現在の土壁にカビが生えている原因として、数年間空き家で締め切り状態で空気の流れなどがほとんどなかったことも大きいと思います。これからはお客様がお住まいになるので、日常的に窓やドアの開閉、人の動きもあり、空気の流れができます。それだけで今までとは屋内環境は全く違うものになり、カビがより発生しずらい環境になります。

素材だけで考えると「漆喰」の方がカビが発生しずらいのは確かですが、一番の原因はその環境条件なので、「漆喰」「土壁」どちらを選択したとしても、空気の流れを作ってあげることは重量です。「漆喰」「土壁」どちらも呼吸する壁材で湿気を吸う調湿性能がありますが、吸うばかりではなく、吐き出す環境も作ってあげることが必要ということです。

 

 

また、この度のお客様のように現在カビが生えている壁の上に塗り重ねて改修する場合は、現在発生しているカビを除菌や除去することも重要です。そのまま塗り重ねると、もともとカビ生えていた部分から再度カビが新しく塗った壁表面まで出てきます。

漆喰や土壁が持つ調湿性能も万能ではなく、生きている壁なので、吸った湿気を吐き出す環境も作っていただくことを意識していただけるとカビ対策になります。

2025/11/17(月曜日)塗り壁はフラット(平滑)な仕上げが一番難しい

DIYで塗り壁するならコテ跡が残っている模様仕上げが一般的

 

当社の「土壁」や「漆喰」製品をご購入いただき、DIYでリフォームする方がかなり増えています。

DIYのお客様は施工手順などのお問わせをいただく事が多いのですが、最近は塗り壁の仕上げ方(塗り方)のご相談をいただく事も増えました。

それだけ仕上がり後の壁のデザインに、こだわりがある方が増えているということですね。

そんな塗り方のご相談の中で、フラット(平滑)に壁を仕上げたいとうお客様もいるのですが、実はフラット仕上げが一番難易度が高いです。

 

 

コテに加える力やコテを塗り壁材にあてる角度を少しでも間違うと、壁材が波打ち、コテ跡が壁に残ります。これは言葉だけでは伝わらないと思うので、実践していただくとどれだけ難しいかよくわかります。

プロの左官職人さんはいとも簡単にすごいスピードで壁材をまっすぐ塗りますが、実はめちゃくちゃ難しいんです。実践すれば左官職人さんの技術がどれだけすごいのかよくわかります。

DIYは自分で好きなような塗り方で壁のデザインを作れるのも魅力のひとつなので、フラット(平滑)な塗り方も一度お試しください。難しさがよくわかると思います。

もし、フラット塗りをして納得いかないデザインになった場合、塗り壁材を塗った直後で乾燥していない状態なら、お好みのデザインに変整え直すことができるのも塗り壁材の良いところです。

DIYで塗り壁材にチャレンジする方は、ぜひアート(芸術)的な感覚でさまざまなデザインを作ってみてください。

 

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