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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2018/07/04(水曜日)クラック防止の必需品の繊維!どれを選べばいいの?

塗り壁の収縮クラック防止に効果を発揮するのが繊維です。
既調合製品の中には必ず入っていますが、ご自身で配合される場合や追加の場合にどれを選べばいいのか難しい方もいるでしょう。
今回は簡単な壁材用の繊維の特徴をご紹介します。

①麻繊維
天然素材の繊維で、天然繊維の中で最強クラスの引張強度を持ちます。船のロープとかにも使われているように水の中で強度が増す性質で壁材としては漆喰に向いています。
大麻、サイザル麻、ジュート麻、亜麻、マニラ麻等、沢山種類があり壁材用としtげは用途によって使う麻繊維の種類を変えています。
・漆喰上塗りに入れる場合
富士すさ・・麻繊維を漂白して目立たなくしている商品。通常は20ミリ程度を使用しますが混ぜにくいのが注意点です。城かべ漆喰に追加する場合は富士すさの5㎜カットや3㎜カットが混ぜやすくおすすめです。

②わら繊維
天然繊維で稲わらや麦わらとして昔から身近にある繊維です。やわらかい割に強靭な通気性や保水性があり土壁の補強材として使われています。しかしわらすさだけで収縮割れを防ぎきるのは困難な事、水分中で腐りアクが出る事等から、外部には使えません。

③紙繊維(木繊維)
天然繊維でパルプと言われ、一般的には木材から製紙する際にパルプになります(洋紙)。日本古来の楮やみつまたを原料にして作る紙が和紙です。麻繊維ほどではないですが、そこそこの強度があり、意匠的に目立たないので、キメの細かい仕上げ用の壁材に混入することが多いです。しかし水を非常に吸いやすい為、使用用途には注意が必要です。

④ビニロン繊維
化学繊維で天然繊維より強度は強く、アルカリへの強い耐性がるのと親和性がある為、セメント(コンクリート)への混入でよく使用されます。化学繊維の中では比較的繊維も太いので若干目立ってしまうかもしれません。さらに水の中では強度が低下する為、下地材への使用がいいかと思います。

⑤ポリエステル繊維
石油が原料の化学繊維です。化学繊維の中で汎用品として使われており一番廉価です。天然繊維と比べると充分な強度があり繊維の細さも変えれる事から使用しやすい材料になります。

⑥ナイロン繊維
石油が原料の合成繊維で化学繊維で歴史が一番古いです。数値的に見ればポリエステルと変わらない強度データが出る事もありますが、実際には摩擦や摩耗、引張強度等、壁材に使用するにあたって非常に優秀です。水との馴染みがよく目立たない為、漆喰や土壁、珪藻土壁等どのような壁材にも混入出来ます。

繊維は使用箇所や用途、材料によって使用出来るものが大きく変わります。
地元の土を使って土壁をしたい。前に塗り壁を塗ってクラックが発生したので追加ですさを混入したい。わざと繊維を見せてデザインの幅を増やしたい等々・・・
お困りのことがあれば下記よりお問い合わせ下さい。最適な繊維を提案させて頂きます。

すさ(繊維)についてお悩みの方 お問い合わせはこちら・・・

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