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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

「問題解決のご提案!」の記事一覧

2020/02/10(月曜日)蔵にはやっぱり漆喰ですねぇ~

福井県で酒蔵に販売せさていただいた漆喰を使用した現場にお邪魔しました。
シンプルですがかなりの巨大さにビックリしました。一枚の壁も大きなものなので、人数をかけて一気に追っかけ工程で施工したとの事。
砂漆喰は糊が濃い目で上塗りの押さえ時間に余裕があり使いやすかったと言って頂きました。
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«漆喰の下地別の施工方法はこちらから・・・

施工方法を守って永く美しい状態の漆喰施工のお手伝いが出来ればと思いますので、漆喰について不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。

漆喰にご興味がありましたらお問合せ下さい!

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

 

 

 

2022/06/01(水曜日)土塀の弱くなった土壁は補修できる?!


土壁を固めて土塀の補修ができる!


 

お客様よりご連絡いただき、明石城改修工事現場行ってきました。

今回は塀部分の改修工事で、漆喰壁の汚れが目立ってきていたので塗り替えとなりました。

上塗りの汚れた漆喰を剥がし落としたら下地は中塗り土。

 

土塀の補修は土壁を固めるのが重要!

 

古い中塗り土下地の改修工事はこの古く弱くなった部分の撤去と、古い中塗り土の強化が非常に重要な工程になります。

下地の強度をしっかりしておかないと、塗り替え工事でこれから塗り上げる壁が弱い下地部分から落ちてしまう可能性があるからです。

改修の場合は塗り上げていく各材料も、下地の凸凹をなおすため塗り厚が厚くなります。

その分下地への重量負担が大きくなります。

ですからこの下地処理が非常に重要です。

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土壁を固める方法

 

ほうきで古い中塗り土下地表面を力強く掃き、風化して弱くなった部分を全て落とします。

もちろん浮きが確認できた場所も落としていただきました。

その後、浸透性土壁強化剤 土強(どきょう)を塗布して中塗り土を強化!

>>古い土塀の詳しい補修マニュアルはこちら・・・

今回の文化財など土塀の補修は、やはり下地の強度が大事!

下地の土壁を固めるには、土壁浸透性強化剤【土強】をご利用ください。

2020/02/02(日曜日)土間たたき コンクリート上に施工できるか?

たたきをコンクリート下地にも施工できる方法があります!


バナー

重吉(じゅうきち)たたきは、淡路土と天然にがりと消石灰で固める昔ながらの土間たたき材料です。
もちろん昔ながらなのでコンクリート上への施工は、基本的にはお断りしている商材です。

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そんな中、今回コンクリート上に施工頂き、成功した事例があるのでご紹介致します。
≫昔ながらの土間たたき・・・重吉たたきはこちらからご覧頂けます。

コンクリートにたたきを施工できない理由は、やはりコンクリートとたたき材料の付着です。
バサに練るたたきは、コンクリートにくっ付かないことが多いです。

そこで、コンクリートとたたき材料の間にうす塗り用の樹脂モルタルを塗り、モルタルが半乾き状態でたたき材料を施工しました。

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上の写真の濃いグレーの部分が樹脂モルタルです。

彩土 材料-2

追い掛けで叩き込み仕上ます。
最後は、通常の施工と同じくスポンジ拭きで仕上ます。

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完成

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良い感じに仕上がりました。
このような方法で本物のたたきをコンクリート上に施工できます。

一度お試し頂ければと思います。

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