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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2017年10月の記事一覧

2017/10/30(月曜日)土と漆喰を販売|土壁・漆喰壁のソリューションカンパニー|近畿壁材

土と漆喰の材料はお任せ下さい!


「土漆喰」をご存知ですか?土壁の素朴さと、漆喰壁の高機能を併せ持つ材料です。

土漆喰は、島かべ漆喰などの漆喰壁に、淡路土などの各地の「色土」を色粉(顔料)として混ぜ、色漆喰にした材料です。

漆喰が100%自然素材で安全で安心なことは皆様はご存知だと思いますが、その漆喰に「土」を入れることで土壁のような軟らかい表情と、漆喰の強度をかねそろえたハイブリット漆喰です。

 

現在、総合カタログには載っていない「土漆喰」ですが、現在も受注生産で製造しております。
さて、この度この土漆喰を住宅全面に使う現場があるとのことで見学にお邪魔させていただきました。

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樹脂、ボンドを使わない100%自然素材ですが、もちろん石膏ボードに塗ることは可能です。
しかし、残念ながら漆喰は直接は石膏ボードに塗ることができない為、下地材が必要になります。

土漆喰の下地は何が良いの?

当社でお勧めの下地材は「ボードベース」ですが、「色漆喰」でもある淡路なんばは、下地に少し水が引いたほうが色がそろいやすい特性があるので、この土漆喰淡路なんばには「ボードベースLight」をご提案します。

 

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混練は、水道水で混ぜるだけです。水道水2.7L程度に淡路なんばを入れハンドミキサーで練ります。
コツは、固練りで薄塗りが色ムラも少なく比較的美しく仕上がります。

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今回塗って頂いているのは102番「クリーム」ですが、練るとこんなに色が濃くなります。
発売当初は、現場から練り色があまりにも濃いので色が濃いと電話がかかってきたほどです。
でもご安心下さい、乾燥すれば薄いクリーム色になります。

塗り付けた直前はこんな感じです。

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今日は、天井面施工中ですが、非常に塗りやすく問題ないと左官屋さんからも聞いて一安心です。

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土漆喰は、塗り付けてムラを取り、軽く押さえて波を消します。通常の漆喰のようにあまり強く押さえると逆にムラになるのでご注意下さい。

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今回は、意識的に少し固練りで練って頂いております。
また、練ってすぐよりもしばらく練り置きすることでより塗りやすくなります。

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白く見えているのは下地材「ボードベースライト」です。ボードベースライトは速乾であく止め効果もあるので塗り替えにも利用できます。

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土漆喰淡路なんばは、漆喰でありながら土壁の温かみがあり、日本家屋から洋風建築まで様々な現場に使える漆喰壁です。

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土漆喰についてのお問い合わせは・・・

 

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

2017/10/29(日曜日)古民家改修に本土壁「やすらぎ」ご採用いただきました

お客様よりご依頼を受け、販売店様、左官様とご一緒に古民家改修現場へ視察も兼ねて、施工打ち合わせに行ってきました。
施工工程を現場状況を見ながら打ち合わせをし、確定した後に施主様にもご報告させていただきました。
非常に気さくで明るく、またあたたかい施主様でお茶までいただき、楽しく4人でお話させていただきました。
施主様によると築100年以上の非常に歴史ある民家で、その当時の職人様達も手間暇をかけ建ててくれたそうです。全貌をお見せできないのは残念ですが、使用している木材なども木目が綺麗に揃っている松のみを使用し、今現在購入すればたぶんすごい価格になるのでは…と思うようなものばかり。手間暇をかけて良いものを作ろうとした昔の職人様達の気持ちが見ればすぐにわかります。だから100年以上経った今もしっかり残っていたのでしょう(^^)
施主様はできる限り当時のままの材料で改修をやりたいという想いがあり、土壁も残して欲しいというお考えから仕上げには本土壁「やすらぎ」をご採用いただきました。色は一番当時の土壁と近い№4です。
下地となる中塗土部分も欠落している個所が何か所かあり、中塗土部分の補修には土壁強化剤「土強」噴霧してかため、その後配合中塗り土「中土(なかつ)」で補修していただくことになりました。
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この度は歴史ある古民家の改修でのご採用となりましたが、新築やリフォームなどでに多い石膏ボード下地にも本土壁「やすらぎ」は塗ることが可能です。
土壁ってどんな感じに仕上がるの?と興味がある方はの塗り見本もご用意しております。お問い合わせください。
yasurag_1[1] yasurag_2[1] yasurag_4[1]
>>石膏ボードにも塗れる本土壁やすらぎはこちら・・・

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2017/10/22(日曜日)現代風土間たたきウルトラソイルの特長とは?

今現在当社に一番お問い合わせ多く、販売数量が増加中の「現代風たたきウルトラソイル」について再度くわしくその特長をご説明させていただきます。
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特長①:コンクリート、モルタル下地に施工ができる!
従来の昔ながらの土間たたきでは施工ができなかったコンクリート、モルタル下地に施工ができます。これにより土間たたきをご提案できる施工個所が増えました。
特長②:施工方法はモルタル鏝塗り!
昔ながらのたたきはその名の通り木槌やたたき鏝を利用し、トントンたたき締めて施工する方法なので、一日に施工できる面積はどうしても少なくなります。しかし、ウルトラソイルはたたきでありながらモルタル鏝塗り工法なので施工手間が減り、施工できる面積が増えました。
特長③:土間たたきなのに高強度!
従来のたたきは施工後、人が常時歩く個所などは、年月が経つにつれ少しずつですが表面が削れてきます。ウルトラソイルは高強度を実現し、その強度は駐車場にも使用できる強度にしております。施工後の表面の削れは心配ご無用です。
以上がウルトラソイルの特長になります。
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現代の建築に合わせ、施工できる個所を増やし、施工方法がより簡単になった土間たたき材料なので一度ご検討くださいませ(^^)
>>ウルトラソイルくわしくはこちら・・・

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