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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2021/03/25(木曜日)黒漆喰メンテナンス|もし失敗して色ムラになっても大丈夫!

色ムラになった黒漆喰専用のリペア材!


 

 

以前に外壁の黒漆喰が施工後の雨により、白華(エフロ)して白くなってしまった現場があり、黒漆喰リペア材「プロテクターB」を施工して頂きました。

≫黒漆喰リペア材はこちら・・・

黒しっくいがムラになった場合や、白くなってきた黒漆喰をリペアし、表面保護する商品で、施工後数か月経ったので出張中に気になり現場へ訪問しました。

プロテクターB1

安心しました。真っ黒のままでした!黒漆喰を保護してくれています。

もちろん、せっかくの黒漆喰ですからそのままの表情が一番いいんですが・・・

外壁で雨がかかると漆喰は白華現象(エフロ)が起き、水滴跡が残ったり、色むらになったりします。

長く施工時の意匠を残すために、島かべ瑞黒など、の黒しっくいを施工後、漆喰用撥水剤を塗布しておくと、色ムラ、白華を大幅に削減できます。

外壁黒漆喰の施工要領は下記でご確認ください。

 

 

2021/03/25(木曜日)伝統の本漆喰は押さえたほど長持ちする??

本漆喰は押さえ込むと表面が緻密になりツヤが出て、吸水率も下がる


 

以前の記事で漆喰のメンテナンスを紹介させて頂きました。もし漆喰が汚れた場合のメンテナンス方法を紹介しております。まだ見た事が無い方は一度ご覧ください。

≪≪メンテナンス方法はこちらから・・・

さて、ではそもそも漆喰を汚れないようにするにはどうしたらいいんでしょう??
漆喰はポーラス材料と言って多孔質の性質で無数の小さい穴があります。この穴が吸放湿性能となり快適な空間を演出してくれます。


万が一漆喰に汚れが付いた場合、この穴の中に雨水等と一緒に浸入してしまうと除去が困難になります。表面に付着している汚れは簡単に取れますので、漆喰壁表面が密になっていて内部に汚れや水を入れにくくさせると壁は美しく長持ちします。

この表面を緻密にするのが押さえ工程です。漆喰は押さえれば押さえるほどに石灰のノロが表面に被さり、漆喰内部に水を浸入させない、丈夫な漆喰になります。

現代のように撥水剤もない昔の漆喰がきれいなまま残っているのは、この押さえ工程に手間暇をかけているからです。押さえの究極の仕上げが漆喰磨きですね!

この押さえ工程で重要なのが下地です。

下地がある程度、水を吸わないもの、上塗り漆喰を保水させてくれる下地でないと、押さえ工程は満足に行えず、表面を緻密にする前に仕上がっていまします。

要するに保水しないため、乾燥がはやくなり、押さえ込みができなくなります。

その結果、漆喰に汚れが付くと落としづらくなります。

なので砂漆喰(中塗り漆喰)への追っかけ塗り施工や、仕上げ塗り漆喰の保水性が良くなる、専用下地材「漆喰ベース(外壁用)」「ボードベース(内壁用)」での下地作りをおすすめします。

デザインで外壁をパターン(意匠)仕上げする場合は、漆喰表面を緻密にするこができないので、吸水率が高くなり、カビと汚れのリスクが高くなります。

なのでそんな場合は伝統の本漆喰では無く、防汚、防カビ対策を含んだハイブリッド漆喰「リライム」をご利用ください。

 

 

2021/03/25(木曜日)ビニールクロスを呼吸する漆喰にリフォーム!

専用下地材を使えばビニールクロスの上に漆喰が塗れる!


 

弊社地元淡路島の工務店様がビニールクロスをリフォームして漆喰を塗りたいというご要望から、下地材「ボードベース」をご提案させていただき、ご採用になったので現場へお邪魔しました。
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現場では左官さんがちょうどクロスの上に下地材「ボードベース」を塗っている最中でした。

ボードベースの特長はビニールクロスの上にも塗れる高い付着力、すぐ乾く速乾性、上塗り漆喰の作業性が上がる水引き性能など、リフォームにはうってつけ材料です。

この「ボードベース」を利用したビニールクロスリフォームマニュアルもあります。ご覧ください。

この後いよいよ漆喰の仕上げ塗りですが、どのようにお部屋の雰囲気が変わるのでしょうか?今から楽しみです。

お部屋の雰囲気も変わると思いますが、呼吸して結露を防止、臭いを消す消臭機能なども漆喰はあるので、住んでみてから実感できる漆喰の特徴も、施主様に聞いてみたいと思います。

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