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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2017/06/14(水曜日)押さえた漆喰ほど長持ちする??

6/9の記事で漆喰のメンテナンスを紹介させて頂きました。もし漆喰が汚れた場合のメンテナンス方法を書いてますので、まだお読みでない方は一読して下さい。
≪≪メンテナンスの記事はこちらから・・・

さて、では汚れない為にはどうしたらいいんでしょう??
漆喰はポーラス材料と言って多孔質の性質で無数の小さい穴があります。この穴が吸放湿性能となり快適な空間を演出してくれます。

万が一漆喰に汚れが付いた場合、この穴の中に雨水等と一緒に浸入してしまうと除去が困難になります。表面に付着している汚れは簡単に取れますので、漆喰壁表面が密になっていて内部に汚れや水を入れにくくさせると壁は美しく長持ちします。
この表面を緻密にするのが押さえ工程です。漆喰は押さえれば押さえるほどに石灰のノロが表面に被さり、漆喰内部に水を浸入させない丈夫な漆喰になります。現代のように撥水剤もない昔の漆喰がきれいなまま残っているのはこの押さえ工程に手間暇をかけているからだと思います。おさえの究極の仕上げが漆喰磨きですね!

この押さえ工程で重要なのが下地です。
下地がある程度保水しないと、押さえ工程は満足に出来ず吸水してしまう表面になってしまいます。結果汚れてしまうと落としづらくなります。
ですので砂しっくい(糊の濃い中塗り漆喰)や押さえ作業に最適な専用下地材「漆喰ベース(外部用)」「ボードベース(内装用)」での下地作りをおすすめします。

意匠上、塗りっぱなし等のパターン漆喰を施工の場合は押さえ工程で表面を緻密に出来ませんので撥水剤を利用して表面を保護して下さい。

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