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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2018年6月の記事一覧

2018/06/30(土曜日)オリジナル漆喰施工の見学!カッコよくとのリクエスト・・・

左官屋さん発信で、地元の素材を使ったオリジナルの漆喰施工を見せて頂きました。
写真を撮らして頂いていると、「かっこよくね!」というリクエスト・・・

白黒白黒写真にすることでちょっとかっこよくなりました。

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もちろん、製造のお手伝いはさせて頂いておりますが、配合は左官屋さんオリジナル!
「漆喰壁」ですが、地元の土や海藻糊をブレンドした大変塗りやすい壁だそうです。

仕上は、ほぼフラットのですが、クロスではなく左官の手作業である証に少しパターンを付けていく感じの仕上げだそうです。

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左官材料の魅力は、継ぎ目無く三次局面に施工でき、無限のテクスチャーにでき、何より左官職人の使いやすい仕様に変えられるオリジナル性です。

ちょっと道具箱も撮ってみた・・・・

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「夏場と冬場は糊量を変えてます。」
と語る、左官職人さん、なるほど・・・こだわっています。
見えない、このこだわりが、本当の塗り壁の魅力

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100%自然素材の安全で安心な「漆喰壁」
まだまだブームでは終わらない魅力があります。

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狭い場所も、高い場所も・・・職人技です。
写真カッコイイでしょ!

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石膏ボードにも塗れる本漆喰

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≫石膏ボードに漆喰を塗るには・・・この下地材をお使い下さい!

≫ビニールクロスのリフォームにも、ボードベースで漆喰Reフォーム!

≫塗り替えリフォームの下地のアクに困ったら・・・「近畿壁材のあく止めシーラー

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2018/06/30(土曜日)酸洗い動画撮影してみました!

もうご覧になられた方もいるとは思いますが、ウルトラソイルや重吉たたきの酸洗いについてのお問合せが多く、ブログでもご説明しておきます。

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酸洗いは、メーカーさんによって、市販の製品も出ていますが、今回弊社は「塩酸」を使いました。

通常塩酸の購入は許可(印鑑)等が必要な劇物ですので取扱いにはくれぐれもご注意下さい。

それ以外にも酸ポールなどの酸性洗剤でも代替が可能です。

① まず、酸洗いを行う面に大量の水を散布し濡らします。

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※たたき表面を濡らさずに行うと、シミになり取れなくなることがあるので、必ず行って下さい。

②酸洗いを行う

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たわし、デッキぶらしなどで洗浄すると泡を立て、反応します。くれぐれも使用中は、手袋、マスク、ゴーグルなどの保護具を着用し行って下さい。
また室内の場合は、換気を良くしてください。

反応して酸性から一部中性に移行していきます。

③洗浄後大量の水で洗い流します。

完成!
冬場など洗い水で再度2次白華を起す場合があります。水はスポンジ等で拭き取ります。

玉砂利などに付いたセメントのアクも綺麗に取れます。

皆さんも、ウルトラソイルや重吉たたきの完成後にお試し下さい。

 

 

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2018/06/27(水曜日)漆喰のカビ予防について・・・

梅雨真っ只中ですっきりしない天気が続いています。
梅雨は5月~7月ぐらいの間で、1か月程度続く雨季の事で、この現象は東アジア地域のみでの特有の事です。
梅雨の1か月の間に、年間降雨量の4分の一~5分の一ぐらいの雨が降ると言われ、まさに湿気の多いジメジメした日が続きます。
梅雨が明けると一般的には初夏=夏の始まりですね~

さて、この湿気が多い時期に出る問題が「カビ」です。

吸放湿をする(湿気が多いと吸ってくれ、乾燥すると壁内にある湿気を吐き出す)漆喰や珪藻土でも湿気を吸える限界以上に湿気が溜まってしまう事も多々あります。
そうした時に、栄養源、酸素、水分の3つが揃いカビの発生につながってしまいます。漆喰壁は強アルカリ性で漆喰内部からのカビの発生はありませんが、長年経った中性化された漆喰や外部からのカビ菌の侵入によりカビが発生することはあります。
一度カビ菌が壁内部に侵入してしまうと無数に拡がる恐れもあり、カビによる健康被害や壁が黒くなり見た目の意匠性の低下等の不具合に繋がりますので、カビを発生させない事が大事です。

弊社では漆喰にカビを発生させない対策として2つのパターンをご提案しています。
①漆喰そのものの抗菌、殺菌性を高めカビを発生させにくくする方法
「城かべ抗菌剤」を混入した漆喰を施工して頂くことで、広範囲のカビや酵母に効き漆喰に強い抗菌性を付加します。
漆喰に混入するタイプですので、施工手間が増えるわけでは無いのでお手軽に施工出来ます。
«城かべ抗菌剤はこちらから・・・

②水分をシャットアウトしカビの発生や繁殖を防ぐ方法
「城かべ撥水剤」を塗布し漆喰壁に水を侵入させなくしてカビの発生を抑えます。城かべ撥水剤で撥水された壁の表面は通常よりも早く乾燥していきますので、よりカビに必要な水分の滞留を抑制します。さらに撥水剤自体にも抗菌作用を付加し万全を期しています。
漆喰を施工した後から壁に塗布し保護する材料ですので、その分の施工手間がかかりますが、万が一カビが生えてしまった後の補修の手間は凄いことになりますので、是非事前に保護しておく事をおすすめします。
«城かべ撥水剤はこちらから・・・

勿論、上記の①と②の方法を併用して頂くとより効果的です。
最後にカビが生えやすい条件とはどういう状況か?資料にまとめていますので参考にして頂き予防に役立てて下さい。
漆喰面においてのカビの発生の原因と対策

 

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