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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/06/12(土曜日)なぜ漆喰に海藻糊が使われる理由?!

海藻糊は、塗り壁の作業性がよくなる!!

 

漆喰や土壁に混入される海藻糊のことをご存知ですか?

塗り壁の海藻糊の役目は、材料に適度な粘性と、鏝作業による作業性や水持ちを向上させる効果があり、ゆっくり硬化する漆喰の初期硬化を補助する役目があります。

昔から日本の漆喰や塗り壁に使われていた海藻糊には、「角又」・「銀杏草」・「ふのり」が有名ですが近年安定供給されているのはほとんどが銀杏草です。

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海藻糊(銀杏草)の使い方

基本的に海藻糊は鍋で炊き、炊いてできた煮汁を使用します。

※練り樽に煮汁を入れて先に麻すさを入れ、水分を染みこませます。

そうすることによって麻すさがぴんぴんはねにくくなり、施工しやすくなります。

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漆喰に使われる海藻糊は、伝統的な工法で塗り壁の作業性を向上させます。

ぜひ、お試しください!

↓詳しい使い方動画はこちら↓

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