黒漆喰は究極の仕事!
漆喰を使用した黒漆喰堅押さえ現場を見せて頂きました。外壁の古民家との事で下地は木舞荒壁。土漆喰の砂漆喰で下地を整えその上に引き糊して黒漆喰の追っ掛け仕上げで押さえてあるそうです。
黒漆喰の施工の難しさには定評があり、白華や色むらに当社も日々苦労しておりますが古代漆喰を利用してここまできれいに仕上がるのを見ると、感激です。

出張中通りかかった民家の石垣を見てびっくり!! 扇型の石垣です。大きな石をどのようにして削ったのか?これは大変な作業だったでしょうね。

積み重ねてある角度にもびっくり、なかなか見れない石積みでした。

今日は先日ご紹介しましたリニューアルし復活した城かべ接着剤の上に漆喰上塗りをしています。
外部、雨がかりがある壁面に城かべ漆喰に無機顔料バイエル黄を多めに配合し、濃い色漆喰を作りパターンで仕上げます。
濃くしたのは雨による二次白華(エフロ)が出た場合に分かりやすくするため、パターン仕上げにしたのは押さえ仕上げよりも表面吸水率が高いので、より結果が分かりやすい撥水試験ができるからです。
試験は城かべ油、プロテクターG、プロテクターEX、新トップコート4種類です。
城かべ油は漆喰混入タイプですが、その他3種類は上塗り漆喰乾燥後、表面に塗布します。
3種類のトップコート施工時またご報告したします。
