まだまだ寒い日が続くとの事、仕上げは先になるということで土蔵補修の現場での下地まで行った写真をお送り頂きました。
仕上げは、黒漆喰で行うとの事でぜひ、仕上げを行う際には見学にお邪魔させて頂きたいと思います。楽しみです。
3月から次の工程に入るそうなのでまたご紹介させて頂きます。



まだまだ寒い日が続くとの事、仕上げは先になるということで土蔵補修の現場での下地まで行った写真をお送り頂きました。
仕上げは、黒漆喰で行うとの事でぜひ、仕上げを行う際には見学にお邪魔させて頂きたいと思います。楽しみです。
3月から次の工程に入るそうなのでまたご紹介させて頂きます。



今回は殺カビ剤の効果について実験しました。まずは、お餅にカビを繁殖させました。

次に表面のカビをとれるだけ取り除きました。

片方には殺カビ剤を塗り密封して保存します。

もう一方にはなにもしまいでそのまま密封して保存しました。数日経過したのがこちらです。
何もしていないお餅はまたカビが発生しました。殺カビ剤を塗ったお餅はカビを取り除いたままで新たにカビは発生していませんでした。カビは表面を取り除いてもカビの根を殺してしまわないとまた発生してしまいます。また殺カビ剤はカビ菌を殺すものなので表面の黒くなったところを白くするものではありません。


納屋補修の場合、下地は土壁の事が多い |
左官様より一緒に改修予定の現場を視察し、施工工程を相談したいとのご連絡いただきいってまいりました。
現場は一般の納屋の外壁で基礎は三和土でつくっており、その上に土の大直し、セメント吹き付けで仕上げられておりました。
施主様は自身が子供の頃、基礎部分を当時の職人様と一緒に施工していたのでよく覚えているそうです。
セメント系仕上げ材は非常に水をよく吸うので、土下地との相性は悪く、雨がかりの多い部分から下地中塗り土に水がまわり、中塗り土が弱くなり、そこから浮いて剥がれ落ちている状態でした。

改修工程は既存のセメント吹き付け仕上げ部分全てと、下地中塗り土も弱くなっている部分はもちろん剥がし落とし、浸透性土壁強化剤「土強」噴霧、その後軽量厚付け中塗り漆喰「島かべドカっと!」、最後に漆喰押さえ仕上げになりました。
ただ、中塗り土の劣化状況によっては、新しく下地からつくり直す事も検討することになりました。

敷地がたいへん広いお家で隣にはもう一つ別の納屋があり、そちらの壁は施工後約60年経過しているのですが壁はしっかりしていました。
仕上げは「はんだ漆喰」、こちらの職人様の間では五分土とも呼びます。
私はその技術の高さに驚いたのですが、大壁を横から見ても波がいっさいなく、綺麗に押さえ込まれていました。当時の職人様の技術はすばらしいですね!
土壁のことならお問わせください!