
近畿壁材の匠に役立つ塗り壁動画では、お客様から取り上げて欲しい内容を募集中! |
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漆喰壁や土壁、土間たたきなど日本の伝統の
「塗り壁(左官材料)」に関しての疑問質問にお答えします!
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「古民家の壁、塗り替えたいけどどうすればいいの?」
「自宅を自分で漆喰に塗り替えようと考えてるけど・・・できるかな?」
「漆喰は何が良いの?私たちの暮らしにどう役立つの?」

お任せください!
動画で分かりやすく解説します。
すさにはたくさん種類があり、素材も違う |
左官材料の収縮や、外部要因(振動等)などで起きるクラックを防ぐ役割がある繊維材を、一般的にすさ(関東ではつた)と呼びます。
左官材料なので鏝で塗りつけて作業していくわけですが、その作業性(保水等)改善にも一役かっています。

そんなすさの中にも沢山の種類があるのをご存じでしょうか?今回は簡単にすさについてまとめてみたいと思います。
①わらすさ
稲わらを原料とする繊維で土壁に入れる事が多いです。日本で昔から一番身近に入手できますね。
わらすさは水に弱く、腐ったりアクを出してしまう為、漆喰等の白色には好まれませんし、外部への使用は控えられています。
が・・・土佐漆喰はわらすさを練り合わせ長期間置き、わざと腐らせます。わらのアクも出て変色もしますが、粘り気も出て糊がわりになります。わらは腐って無くなったように見えても細い繊維だけは残るので、それがクラック防止の繊維材としても役立っています。
②麻すさ
麻植物を原料にした繊維です。特徴として水に強く、保水性が良く、アルカリ耐性も強いことから漆喰に混入されるのが多い。
上記の特徴から、外壁に土壁を塗ってある街並の土壁に混入されていることもあります。
種類は様々あり有名なものは
・本麻すさ・・・大麻の繊維を使用している最上級の麻すさ呼ばれています。別名で生浜(きはま)すさとも。大麻が原料なので栽培規制も厳しく現在では非常に入手困難です。
・南京すさ・・・コーヒ豆やカカオ豆や南京豆の袋をリサイクルして繊維にしているものです。麻の種類はジュート麻やケナフ麻で流通しているものは大半がこちらになります。そのままだと中塗り漆喰(砂しっくい)に良く使用しますが、茶色だったり、カラフルだったりするので、上塗りで隠れてしまうところに使用されます。
・晒しすさ・・・前述の南京すさなどを漂白、洗浄し、漆喰の上塗用に混入します。現在では白雪すさと呼ばれるのも晒しすさと同等でいいと思います。
・マニラ麻・・・フィリピン原産のバショウが原料になります。実は植物分類上は麻ではありませんが、強靭な繊維が取れる為、それを利用して中塗り漆喰等に使われていました。しかし海外原産で入手困難な為、商品名としてマニラ麻の名前は残るものの、中身はサイザル麻や上記の南京すさに代わっています。船を留めておくロープの原料もマニラ麻です。
※ちなみにバショウが原料のマニラ麻と後述する和紙の原料にもなるミツマタが、私たちが使う日本銀行発行の紙幣の原料です。だから日本の紙幣は強いんですね。
③紙すさ
木材を原料とし、その繊維がつなぎ材としての役目を果たします。白色度が高く漆喰磨きや大津磨きなどの意匠的に見えてはいけない仕上げに使用されています。
・パルプすさ・・・皆さんが日頃使う、紙をイメージして下さい。針葉樹や広葉樹を原料とし、大規模に化学的に作られていて手に入りやすいです。しかし成分中のリグニン等の影響により長期的には変色したりすることがあります。
・紙すさ・・・昔から長い期間伝わる、楮(コウゾ)やミツマタが原料のすさで和紙の原料でもあります。パルプより繊維が強く、長く劣化もしない事から、左官仕事に使用する紙すさで最高級品です。大量生産には向きません。
一例を記しましたが、このように繊維一つでも、材料に合う仕上げ方によってそれぞれ素材が違います。弊社は原料素材から厳選して在庫をしており「何を入れたらいいのか分からない」「追加ですさを足したい」等なんでも相談してみて下さい。
ご希望のご提案をさせて頂きます。
すさにご興味がありましたらお問合せ下さい!
外壁のラスカット、無塗装サイディング、構造用合板などへの漆喰施工は
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「以前のブログでも外部ボード系下地には漆喰が割れる為、施工はしないほうが良いですね」というお話をさせていただきましたが、「じゃあ内部の石膏ボード下地も同じなんじゃないの?」と思っていらっしゃる方もいると思います。
最近の内壁下地の主流は、石膏ボード下地が圧倒的に多いので心配ですよね。


もうご存じとは思いますが、安心してください。内部石膏ボード下地に漆喰は塗れます!
漆喰専用の下地材「ボードベース」を販売してからは、割れの報告もほとんどありません。
「なぜでしょうか?」
建築の専門家でないので、ご了承頂きたいのですが、・・・
外壁ではラスカットパネルなどは耐力壁として壁で建物を支え、建物に構造的な要因などでなんらかの力が働いた場合、壁が動いて(反りや湾曲)します。
その時に外部のボード系下地は性質上、継ぎ目のジョイント部分などから漆喰が割れてしまうのでしょう。
ただ、内壁にはその力が伝わりにくく、動く可能性が少ないため、石膏ボードをしっかりと止め、固くて強い下塗り材を塗れば割れにくいのでしょうね。
石膏ボードは、12.5mm使って下さい

ボード下地なので塗り壁をする場合は適正な処理は必要になります。石膏ボードは厚み12.5ミリを使用して下さい。
また、胴縁を450ミリピッチで縦、横に入れ、ジョイント部分には必ず受け材を入れて、クロスを施工する時のように不陸が無いようにしてください。
不陸があると石膏ボード下地の場合、仕上げ塗りまで約3ミリ程度と薄いため、不陸調整ができず、塗り厚の違いによる割れが発生する場合があります。
また、石膏ボードに施工する場合によく「島かべドライストップ(シーラー)処理のみで漆喰を塗ってもいいですか?」とお問い合わせいただきますが、これは絶対にやめてください。
シーラー処理だけでは漆喰が剥がれる事があるからです。
シーラー処理だけで剥がれる理由は、強アルカリ性質の漆喰が石膏ボード表面の紙に触れてしまい、紙を痛めて剥がれる事があります。また、塗った漆喰の乾燥が遅くなった場合、水分が表面の紙にまわり紙がふやけて、紙と石膏部分から剥がれ落ちる事があります。ようするに漆喰と石膏ボードへの遮断が完全にできないからです。
実際に私もこのような現場にお伺いしたこともありますし、業者様からの報告も多数いただいております。
このような理由から、漆喰と石膏ボードを触れささないよう遮断する為、専用の下地材塗りの工程は必ず必要になります。
内装石膏ボード下地に漆喰を塗ろうと悩んだら・・・

また、石膏ボードへの漆喰施工要領がございます。下記からご確認ください。
漆喰施工の事ならなんでもご相談ください!