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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2020/12/30(水曜日)塗り壁材に入っているすさとは?

すさにはたくさん種類があり、素材が違う

 

左官材料の収縮や、外部要因(振動等)などで起きるクラックを防ぐ役割がある繊維材を、一般的にすさ(関東ではつた)と呼びます。
左官材料なので鏝で塗りつけて作業していくわけですが、その作業性(保水等)改善にも一役かっています。

そんなすさの中にも沢山の種類があるのをご存じでしょうか?今回は簡単にすさについてまとめてみたいと思います。

①わらすさ
稲わらを原料とする繊維で土壁に入れる事が多いです。日本で昔から一番身近に入手できますね。
わらすさは水に弱く、腐ったりアクを出してしまう為、漆喰等の白色には好まれませんし、外部への使用は控えられています。
が・・・土佐漆喰はわらすさを練り合わせ長期間置き、わざと腐らせます。わらのアクも出て変色もしますが、粘り気も出て糊がわりになります。わらは腐って無くなったように見えても細い繊維だけは残るので、それがクラック防止の繊維材としても役立っています。

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②麻すさ
麻植物を原料にした繊維です。特徴として水に強く、保水性が良く、アルカリ耐性も強いことから漆喰に混入されるのが多い。
上記の特徴から、外壁に土壁を塗ってある街並の土壁に混入されていることもあります。
種類は様々あり有名なものは
・本麻すさ・・・大麻の繊維を使用している最上級の麻すさ呼ばれています。別名で生浜(きはま)すさとも。大麻が原料なので栽培規制も厳しく現在では非常に入手困難です。
・南京すさ・・・コーヒ豆やカカオ豆や南京豆の袋をリサイクルして繊維にしているものです。麻の種類はジュート麻やケナフ麻で流通しているものは大半がこちらになります。そのままだと中塗り漆喰(砂しっくい)に良く使用しますが、茶色だったり、カラフルだったりするので、上塗りで隠れてしまうところに使用されます。・晒しすさ・・・前述の南京すさなどを漂白、洗浄し、漆喰の上塗用に混入します。現在では白雪すさと呼ばれるのも晒しすさと同等でいいと思います。
・マニラ麻・・・フィリピン原産のバショウが原料になります。実は植物分類上は麻ではありませんが、強靭な繊維が取れる為、それを利用して中塗り漆喰等に使われていました。しかし海外原産で入手困難な為、商品名としてマニラ麻の名前は残るものの、中身はサイザル麻や上記の南京すさに代わっています。船を留めておくロープの原料もマニラ麻です。
※ちなみにバショウが原料のマニラ麻と後述する和紙の原料にもなるミツマタが、私たちが使う日本銀行発行の紙幣の原料です。だから日本の紙幣は強いんですね。

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③紙すさ
木材を原料とし、その繊維がつなぎ材としての役目を果たします。白色度が高く漆喰磨きや大津磨きなどの意匠的に見えてはいけない仕上げに使用されています。
・パルプすさ・・・皆さんが日頃使う、紙をイメージして下さい。針葉樹や広葉樹を原料とし、大規模に化学的に作られていて手に入りやすいです。しかし成分中のリグニン等の影響により長期的には変色したりすることがあります。
・紙すさ・・・昔から長い期間伝わる、楮(コウゾ)やミツマタが原料のすさで和紙の原料でもあります。パルプより繊維が強く、長く劣化もしない事から、左官仕事に使用する紙すさで最高級品です。大量生産には向きません。

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一例を記しましたが、このように繊維一つでも、材料に合う仕上げ方によってそれぞれ素材が違います。弊社は原料素材から厳選して在庫をしており「何を入れたらいいのか分からない」「追加ですさを足したい」等なんでも相談してみて下さい。
ご希望のご提案をさせて頂きます。

2020年12月30日改定

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