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利用場面に応じた使い方CONSTRUCTION METHOD

石膏ボード(PB)下地への漆喰施工方法

A:石膏ボードにそのまま漆喰は塗れるの?
Q:石膏ボードは安価で断熱性や遮音性に大変優れているため、一般的な住宅の内装では多く使用されています。
漆喰を含む塗り壁材を施工する場合にも多く使用されていますが、漆喰は強アルカリの性質を持つことから、石膏ボードに直接塗ることは禁止されています。

 

A:直接塗れないのであれば・・・どうすればいいの?
Q:下塗り材(下地材)が必要ですね、当社では専用下地材ボードベース」をご用意しております。ボードベース利用することで、石膏ボードに漆喰を塗ることが出来きます。

  • 手順1

    下地処理 【ジョイント処理】

  • 手順2

    下塗り【漆喰専用下塗り材 ボードベース】

  • 手順3

    上塗り【漆喰(しっくい)】

施工手順詳細

手順1

下地処理 【ジョイント処理】

石膏ボード取り付けはジョイント部分には受け材を入れ、取り付けビスの間隔を100~200㎜程度で細かくし、しっかり固定してください。またクロスを施工する場合のように、ボードの不陸が無いように張り付けてください。
ボードのジョイント及び出ズミ、入りズミの補強は必ず行って下さい。
①Point:ジョイント部分は必ずV カットして下さい。
②ジョイント部分に市販のファイバーテープ薄いもの(5 ~ 10cm 幅程度)を貼り付けます。出ズミ、入りズミ部分も同様に行って下さい。

ファイバー3 ファイバー1

手順2

下塗り【漆喰専用下塗り材 ボードベース】

①ボードベースの液体配合材1㎏を練りバケツに入れ、その後粉末の主材4㎏を投入し、ミキサーで少し硬めでよく混錬します。

樹脂 主材 練り

②硬めに練ったボードベースに少しずつ水を加えながら練り、塗りやすい硬さに調整します。(調整水は300gまで投入可能です)

調整水

➂練ったボードベースをVカットしたジョイント部分に薄くしごき塗りします。

ジョイント

④平滑になるよう全面にボードベースを0.7㎜厚で薄くしごき塗り。

全面

※注意‼
厚塗りでパターン(模様)仕上げの場合は、ジョイント部分をフラットにしなくても問題ありませんが、フラットな押さえ仕上げの場合は、ジョイント部分の膨らみが見えてしまう場合があります。出来るだけ薄いジョイントテープを使い、ジョイント処理も出来るだけフラットになるようにして下さい。

手順3

上塗り【漆喰(しっくい)】

乾燥したボードベースの上に島かべしっくいを1.5㎜厚で塗り付け。

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仕上げは押さえたフラットや、パターン(模様)仕上げなどお好みでお選びください。

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注意事項

施工上の注意事項

□ 気温5℃以下での施工はご遠慮下さい。
□ 雨、水漏れ、下地の裏面より湿気が回る場所への施工は避けて下さい。
□ 梅雨時期等、湿気の多い場合は風通しを良くし換気を行って下さい。
□ 厚く塗りつけると乾燥収縮により小ヒビが入る事があります。
□ しっくい壁は強アルカリ性の物質です。眼や口に入らないよう注意し、手に付いた場合はすぐに洗い流してください。施工は適切な保護具を身に付けて下さい。