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「問題解決のご提案!」の記事一覧

2021/11/01(月曜日)大きな不陸(凸凹)ができた土塀。補修方法は?


土塀の大きな不陸(凸凹)も補修できる!


 

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土塀の補修などの相談を頂くことが多いのですが、今回も一度見て欲しいとの事で補修予定の土塀を見せて頂きました。

長い期間放置されていたので、土壁の表面が見えるまで劣化していました。

土も触るとボロボロで、一番厚い所では20~30mmほど不陸があります。

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土塀の補修方法

①漆喰面、古い土壁面の撤去・清掃(ボロボロしている土壁は落とす。)

②下地の土壁を固める

補修で上に塗り重ねるため、下地の強度が弱いと上塗りが剥がれる可能性がある。

【土強】で下地の土壁を内部から固めることができます。

③表面を平らに(フラット)にする

凸凹した表面を厚塗りでフラットにする。

10㎜以上の厚塗りが可能な漆喰【島かべドカッと】

⑤漆喰仕上げを塗る

専用の下地材を使用し、漆喰を施工して完了。

>>さらに詳しい施工方法はこちら

今回の現場では、このような手順で補修を行いました。

古くなった土塀で大きな凸凹があってもこのような手順で補修することができます。

 

2022/08/01(月曜日)カラー漆喰 性能|カラー漆喰は色ムラになるので難しい…とお困りの方へ

漆喰の着色は土派?それとも顔料派?


古い文化財の改修工事で、黄大津の改修があるとの事で、淡路黄土提案でお伺いしました。
本格的な大津壁には消石灰と黄土が欠かせませんが、非常に難しく今ではあまり大津壁を作る方も多くありません。

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淡路黄土
≫黄色い壁土をお探しのお客様は、淡路黄土は如何でしょうか?

大津壁は、顔料を使わず、壁土(色土)だけで色を付ける伝統工法で、土(粘土)が多く入るので、通常の漆喰のように海藻糊は使いません。

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写真のように漆喰のような真白ではなく、黄色い壁になっています。
このような伝統的な住宅にはやはり本物の黄大津は欠かせませんが、配合が難しいというお客様には、調合済みの「島かべカラー漆喰」もあります。


島かべカラー漆喰は着色(色付け)は顔料ですが、分散や着色方法に改良を加え、従来のカラー漆喰より色ムラになりにくいと評判です。

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伝統的な大津壁もいいですが、手軽にカラー漆喰に挑戦したいお客様は、是非「島かべからー漆喰」をお試し下さい。

 

 

2021/11/01(月曜日)土壁販売|歴史ある土塀の補修 補修方法と材料をご提案


現場視察の上 補修方法と材料選定をさせていただきました


 

以前ご紹介の土塀が完成したとのご報告をいただき、現場へお邪魔させていただきました。

この土塀の修復工程はまず風化して弱くなっている既存土壁部分を撤去後、【浸透性土壁強化剤「土強」】を噴霧し古い土壁を硬め、その後【配合中塗り土「中土(なかつ)」】に消石灰を5:1の割合で混ぜ二度塗りで仕上げていただきました。

「この配合は従来どおりの材料で直して欲しい」という施主様のご依頼から、現場視察時、残っている土塀を見させていただいて確定させました。

これまでの修復工事ではその都度、落ちた箇所を部分補修していたようで、表面が凸凹の状況でした。

この度補修はプロの業者様にお願いし、全面改修していただいたので、綺麗になりました。

お施主様も大変お喜びくださり、次回違う場所を施工する場合でも、この度施工していただいた元請け様、左官様に依頼したいと申しておりました。

左官様本当にお疲れ様でした。
左官様は大変だったと思いますがお施主様に満足していただき、左官様のうれしそうな笑顔が印象に残る現場でした。

土壁の補修の事ならお問わせください!

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