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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2022/08/05(金曜日)漆喰を10㎜塗らなくてはならない場合にお使い下さい

塗り重ねてじゃなく一度に10㎜!


 

土蔵や土塀、城郭など島かべしっくいを厚く塗らなくてはならない状況、場面は多くあります。
もちろん、木摺り漆喰などもこの状況にあてはまるのではないでしょうか。

そのために使うのが通常は「砂漆喰(中塗り用漆喰)」です。

≫島かべ砂漆喰(砂しっくい)について詳しくは・・・

 

ただ、漆喰に砂を入れる砂漆喰でも、実際塗れる厚みには限界があります。
固練りで塗りつけても最大でも5㎜ぐらいが限界ではないでしょうか。

いくら砂を入れても、ダレ割れや乾燥収縮による亀裂が発生してしまいます。
水が引くまで十分に押さえれば何とかなるかも知れませんが、手間がかかってしまいます。

 

例えば木摺り下地・・・・

1回目の塗り付けで10㎜ぐらいは必要です。
また土蔵などの補修でも、大きく欠損した下地への不陸調整にこれも10㎜以上の塗り付けが必要になります。

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このような状況では、通常の砂漆喰の塗り重ねは大変な作業になります。また、荒壁や中塗り土で行うこともありますが、これもまた乾燥などに時間がかかってしまいます。

こんな厚付けなど、ドカット塗りたいときに使えるのが「島かべドカッと」です。

「島かべドカッと」は、木摺り下地や土塀や土蔵の補修など、厚付けしたいがモルタルは使えない場合や、工期などにより乾燥時間や塗り重ねの手間が取れないときに役立つ砂漆喰です。

 

通常の砂漆喰ではダレてしまう厚塗りにも対応し、一度に10mmの塗り付けを可能にした軽量砂漆喰です。
また、通常の漆喰は、気硬性で厚付けによる乾燥に時間がかかりますが、このドカッとは、厚付けによる乾燥スピードも早めてあります。
※当然セメントほど早くは無いですが・・・・「島かべ砂漆喰」よりはだんぜん早く締まってきます。

木摺り下地などのドカ付けが必要な場合、下塗りには非常に便利なアイテムになります。

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≫島かべドカットを詳しく見たい方は・・・

 

軽量で厚付けが出来る島かべドカットは、土蔵や土塀の補修はもちろん、様々な場面でお使い頂けます。

また、漆喰は、厚く塗ることでの調湿性能や防火や防音、抗菌性能などにも優れております。
内装へのドカット施工で、結露の無い室内空間を作ることが出来ます。

2020/07/07(火曜日)現代風の土間たたき、ウルトラソイルの現場!

ウルトラソイルはコンクリート上に厚さ15㎜で施工できる土間たたき!

≫ウルトラソイルに関しての動画や情報が満載!

ウルトラソイルは、コンクリート上に厚さ15㎜で使える土間たたき材料です。
強度もあり、見た目のたたき風の表情は、古民家土間はもちろん、茶室の犬走、居酒屋の店舗などあらゆる場所に利用できます。

和風だけではありません、新色として赤系の珊瑚(さんご)や白系の真珠(しんじゅ)、グレー系の薄墨も登場!

現場でも使いやすい1㎡セットとして販売しております。
≫ウルトラソイルは、あらゆる土間のニーズに対応!

また、立ち上がり(垂直面)にも塗ることができるので、土間と壁を継ぎ目なしに施工することが可能です。

そんなウルトラソイルの現場で施工中を見てきました。

下地はもちろんコンクリート、その上にプライマーを塗布します。


刷毛、ローラー等を利用しながら均一の厚みで塗ります。
あまりプライマーが濃いとその部分の乾燥が遅くなります。

 

プライマーの役割は、接着増強ではなく、どちらかというと水引き調整です。

 

乾燥させてウルトラソイルの打設です。


その後仕上げのスポンジ拭き!

この日は、試験用にもサンプル作りもされていました!なんの?サンプルだろう・・・


ウルトラソイルは、コンクリートやモルタル下地、立ち上がりにも対応できる土間材です。
現代建築に使いやすい昔ながらの土間たたきは如何でしょうか?

≫ウルトラソイルの詳しい情報はコチラ・・・

2021/09/06(月曜日)最近話題のアースバックハウスとストローベイルハウスに感激!

あなたは土派?藁派?


 

和歌山のお客様からの紹介で以前から興味のあったアースバックハウスを見学に行ってきました。アースバックハウスは、アメリカでは比較的メジャーな建築様式で土嚢袋に土を入れた物を積み重ねその躯体に土を塗って仕上げる建築です。
今回お邪魔したのは和歌山県のデュニヤマヒルの山口様のアースバックハウス!自然に囲まれた和歌山県山中の森の中にあり、ジブリの映画に出てきそうな雰囲気です。
アースバックハウス 

詳しくは・・・>>デュニヤマヒル様のブログをご覧ください。

突然の訪問にも快くご案内頂き、アースバックの魅力や土壁の素晴らしさをお話頂きました。感謝!
建物内部へ入ってまたびっくり、土嚢袋で出来た家とは思えない頑丈で重厚感のある内装で、個性的でおしゃれなインテリアがむちゃくちゃかっこいい!!土壁だけでなく、漆喰や珪藻土も使い、快適な住空間になっていました。
アースバックハウス 内装 アースバックハウス 内装 インテリア

写真は、奥様が作っているひょうたんのランプシェード。おしゃれ!個展なども行っている本格的な照明です。

アースバックハウス インテリア

アースバックハウスの隣にはこれもまたアメリカでは定番のストローベイルハウス(藁の家)・・・
四角に圧縮した藁を積み上げ土を塗った建物で内部に入った瞬間アースバックとは違う軽く優しい空間が感じられました。
アースバックハウス 土壁
ストローベイルに使われる藁
アースバックハウス 和歌山

手間は掛かるかもしれませんが、地元の素材を使った個性的なアースバックやストローベイルハウスに興味津々です。当社も研究室はこれにしたい!

 

土や藁(わら)の事ならお問い合わせください!

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