近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つPEKIブログBLOG

2021/09/10(金曜日)漆喰でパターン仕上げ塗ってみた!

漆喰デザイン パターン仕上げ「いいね」!


こんにちは、新人営業マンの藤森です。

現在、電話対応でお客様からのご質問にお答えできるようになるため、塗り壁商品の勉強の一環として塗り見本の練習をしています。

今回は、「リライム」でパターン仕上げをしました。

 

漆喰仕上げパターンとフラットの2つの違い!

①デザイン(意匠)
☟下の写真は、「リライム」のパターンとフラット仕上げの塗り見本です。

写真のパターン仕上げは、スタイロ(断熱材)を使ってパターンをつけています。フラットは、押さえ仕上げです。

>>漆喰の押さえ仕上げについてのブログはこちら

 

パターン仕上げにはスタイロだけでなく、鏝などを使って模様をつけたりと様々なバリエーション(種類)があります。

なのでパターン仕上げはお好みのデザインにでき、フラット仕上げは表面がツルツルで上品な仕上がりで、両方共に違う良さを感じました。

 

②作業性

フラットの場合は、初心者には真っ直ぐ塗る事が難しく、押さえる時に塗り付けが薄い部分と厚い部分が出てしまい仕上げがシビアでした。ですが、パターンの場合は仕上げに模様として凹凸

が付くためフラットに比べると塗り付けの精度があまり必要なく、初心者でも塗れそうな気がしました。実際に塗り見本初心者の私が塗ってみると、パターンとフラットでは塗り付けの時間が

倍以上の差が出ました。

 

やっぱりパターン仕上げは塗りやすい!

 

「リライム」は、高い撥水性でカビや汚れに強いだけじゃなく、パターンとフラットのどちらの仕上げも可能で用途や場所によって使い分けてみるといいなと思いました。

漆喰でも施工方法に

よって様々な技術があり、仕上げ方の選択肢が広がることは非常にメリットと感じました。これからも漆喰だけでなく、土壁などの塗り材の塗り見本をたくさん練習し皆様にご紹介したいと思

います。

<<ハイブリッド漆喰「リライム」の商品ページはこちら・・・

2021/09/10(金曜日)汚れてしまった外壁の漆喰壁を塗り替えて白くリペアする材料のご提案!

漆喰塗ったけど数年で汚れちゃった、塗り直したいけど漆喰以外の方法はあるの?

このブログでもちょくちょくご紹介してきたキープウォール再度ご紹介!

お客様のお問合せが多いのが、漆喰の塗り替え!

ここ2,3年、お客さまのお問合せで多いのが、「外壁漆喰のリペア」の件で、当社でも様々な状況に対応してリペア製品をご紹介してきました。
そんな中、もっと、もっとのお客様のニーズを聞きながら開発を進め完成したのがこの製品!

一度使ってみたいお客様はお気軽にお問合せ下さい。

超撥水漆喰壁リペア材!「Keep Wall(キープウォール)」

お客様からのお電話の中で、漆喰壁の汚れやカビなど塗り替えたいという声をたくさん頂きました。
そんなお悩みをお持ちのお客さ様は、ご相談下さい!

塗り替えなくても漆喰を雨や汚れから守る方法は?

もちろん、昔ながらの伝統の漆喰 島かべしっくいの外壁への汚れに関して様々な対策がございます。
特に一番の特効薬が撥水材です。

当社でもカビや藻を防止する撥水材、「島かべ撥水材」や「ミクサップ」などの漆喰の撥水対策をご用意させて頂いています。

≫漆喰に塗るトップコート撥水剤!「島かべ撥水剤」はこちら

≫漆喰に混入する撥水剤「ミクサップ」はこちら

これら2商品の効果は、とにかく壁面内に水分を入れささないことで、汚れの染み込みやカビの栄養源である水分をシャットアウトすることが目的です。

ただ、汚れてしまった!カビが発生してしまった!場合は、カビキラーなどでの洗浄が必要ですが、綺麗に取れない場合もあります。こんなときは上からローラーや刷毛で塗れる白色の撥水剤で隠蔽してしまおう!と言うことで登場したのが、

まずは、カビを殺すことを目的とした、島かべ殺カビ剤!

 

ローラーや刷毛で汚れを隠蔽するトップコート、しっくいガード!

≫キープウォールの詳しい施工要領書はコチラ・・・

これらのご提案でお使い頂いていたなかで以下のようなご要望がありました。

「しっくいガードはいいけど、隠ぺい力が弱い感じがするね!」

「トップコートではなくてそのもの自体が撥水するものは無いの?」

「ローラー刷毛じゃなくて、鏝で塗りたいんだけど・・・」

「着色できれば面白いけどね!」

「現状の漆喰がパターン仕上げだから厚塗りしたいんだよねぇ~」

などなど・・・これらのご要望から、生まれたのが「KeepWall(キープウォール)」です。

特長1:汚れを隠す隠ぺい性能の高い材料です。
ペンキとは違い、下地の汚れを隠す高い隠ぺい力がある材料です。
通常のトップコートなどでは透けてしまい、なかなか隠蔽出来ない下地の汚れを1発で隠蔽します。

DSC01980 DSC07618

写真のように黒漆喰の上に塗っても見事に透けません。

特長2:高い撥水性能があります。
今までの塗り壁材料とは違い、施工後のトップコートの必要はありません。キープウォールには高い撥水性能があります。
吸水を押さえ、壁面の乾燥を早くすることでカビなどの発生を抑制します。

DSC05987

写真のように水滴を落としてもまったく吸い込みません。

特長3:ペンキでは難しい厚塗りが可能です。
トップコートでありながら刷毛やローラーではなく鏝で施工出来ます。
テカリも無く仕上の漆喰パターンの表情が変わりません。
漆喰メーカーだからこそできる漆喰へのこだわりです。

DSC07570

鏝で塗れ、パターンも付けられます!

特長4:しっくい壁の持つ呼吸性能を阻害しません。
キープウォールの表面は、漆喰の持つ呼吸性能を無くさないよう、雨などの水(液体)は通しませんが、水蒸気(気体)は通す構造になっています。

特長5:着色ができます。
当社の「壁カラー」などの無機顔料を使うことで、色むら無く着色が可能です。
モルタル下地へ直接塗ることも出来、仕上材としてもご利用頂けます。

DSC02002

壁カラーで自由に着色!

いかがですか?
「新製品:キープウォール」

ご興味があればお問合せ下さい。

 

2022/08/10(水曜日)土壁の強化剤|土壁を保護する「土強」と「土守」どう違うの?


「土強」と「土守」の2つの土壁強化剤の違いは?

 

〇浸透性土壁強化剤 土強(どきょう)

 

土壁の中へ浸透し、隙間に樹脂が入り込み、つなげる事で、強度の弱い古い土壁が崩れないようにする強化剤です。

浸透して内部に入り込む成分と、表面に残る成分に分かれ、土壁そのもの全体を硬くします。

土壁を補修する際、下地の土壁が弱っていたら、その上に塗る作業している時、または塗り終わった後に、弱い部分から剥がれたり、接着不良を起こしたりします。

土壁を内部も外部も硬くする事で安心して次の中塗りや上塗りの工程に進めます。

 

 

〇土壁撥水剤 土守(つちもり)

 

直接水が土壁に当たる場所に塗布する撥水剤です。

土は水に当たると流れてしまうため(※土壁の成分の50%が土だとすれば、理屈では壁の50%は長期的に流れてしまいます)撥水剤の力で土壁そのものに水を当てるのを防ぎます。

塗布して乾くと塗布感が無く、土本来の意匠を損ないません。

【結論】
「土強」は土壁を固くし、強度を向上させ、「土守」は土壁を水から守る撥水性能がある。用途が違う。

 

「土強」は古い土壁を固める場合に使用し、「土守」は外壁の雨があたる箇所の土壁(外壁を土壁仕上げたい場合)を保護するためにご利用ください。

匠に役立つPEKIブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ