伝統的な左官仕上げとしても有名なドイツ壁!この仕上げはこれからも継承したいですね!
今尚、普通に街を走っていてもちょくちょく見かけるドイツ壁!
皆さんも写真を見れば「あぁ~これね!」見たことあるとなるでしょうね。
私は、昔からこのデザインが大好きで、漆喰で出来ないかな?とチャレンジしてますがまだ完成には至りません。
「この迫力と凹凸感と立体感はなかなか書き落としでも出せない!」
当社の地元淡路島でもまだまだ残っている仕上げです。
文化的建築が多くある、愛知県犬山市の明治村にも美しいドイツ壁の建物があります。
建物の名前忘れちゃいましたが、あまり見かけない真っ白なドイツ壁!漆喰でも出来そうですよね。
ドイツ壁は通常モルタルをささらで飛ばして壁にぶつけていきます。
知り合いの左官屋さんが、ドイツ壁の道具見せてくれました。
伝統左官工法の一つとなりつつある「ドイツ壁」まさに左官でしか生み出せない奥行と重厚感。
漆喰や土壁にはあんまり関係ないモルタル仕上げですが、明治大正時期の洋風建築が栄えたころの外壁仕上げですから、やはり伝統左官工法でしょうね。
砂荒目のモルタルを一定のリズムで壁に鏝やブラシでぶつけて行き、均一なデザインにする技術はすごい!厚みも付くし、耐久性もあり使い方によってはすごくオシャレな壁に思います。
以外と文化財的なところでなくても街中にひょこっと残っているのを探すのもおもしろいですよ。
古い土蔵の外壁にもドイツ壁。古い土蔵を昔の人が漆喰からリフォームしたんでしょうかね?
20210101改