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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2019/06/12(水曜日)左官を考える会 実技講習会in広島パート2

1日目に参加された左官様方が作成した土中塗り下地に2日目は「漆喰磨き」を施工します。
SnapShot(14)
前日に施工した中塗り土下地にまず通常の漆喰(白漆喰)を施工します。ここから磨き工程までは追っかけ施工です。塗り厚は通常の漆喰上塗り施工時より少し厚く塗ります。理由はこの白漆喰が磨きノロを塗り付ける下地になるため、水持ちをよくするためです。水がすぐ引いてしまうと、磨き工程で何度も鏝で押さえ、磨き込むことができなくなるためです。しかも磨きをする場合は下地中塗り土から塗り厚の精度を高くする必要があります。下地から塗り厚を均一にしておかないと、水引きムラが出てしまうためです。塗り厚の精度が悪いと壁面でこっちは乾くが、こっちはなかなか乾かないというようなことが起きてしまいます。それが色ムラや、磨きムラの原因になるためです。

下地中塗り土~白漆喰の塗り厚を均一にし、白漆喰からは追っ掛けで磨きノロを塗り付けます。ノロの塗り付け前に下地白漆喰の水分がたくさん浮いてきている箇所には半紙などをあて、水分を取り、壁一面の水分量が均一になるよう細心の注意をし、それから磨きノロを追っかけで塗り付けます。それだけ漆喰磨きは繊細なお仕事で高い技術が必要とされます。
また磨きノロは材料をつくるのも大変な作業が必要となります。弊社ではその手間を減らすため漆喰磨きノロを販売しております。
磨き用黒ノロ-1[1]
>>磨き用黒ノロくわしくはこちら・・・
ご紹介したような工程でノロを塗り付け、壁を磨き込んでいくと・・・
20190602_114736
写真のような光沢が出てきます。美しい‼これが漆喰磨きです。
みなさんいかがですか?ご説明を聞いただけでもなんて複雑で難しいと思ったのではないですか?
これは左官様方にしかできない高等な技術です。こんな壁をして欲しいと思った方は街の左官さんにぜひご依頼ください。

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