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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2022/07/07(木曜日)外壁大壁漆喰|外壁の大壁に漆喰を仕上げる現場、下地何使うか悩みますよね!

外壁広い面積の漆喰工事の強い味方!
漆喰の乾燥を抑え、美しく仕上げる下地材が登場!

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「現場大壁で・・・夏場の漆喰工事乾燥が心配」
そんなお問合せよくいただきます。

いつもお世話になっている左官さんからご相談を受け、これから施工予定の住宅外部、大壁の現場へ行ってきました。

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下地はモルタルで、モルタルを塗り上げてくる間にメッシュ(ネット)を全面に挟み込み、モルタルメーカー様の仕様どおりにつくっていただきました。

大壁で問題になるのは、かなり塗る面積が広くなるので、仕上げ漆喰塗りをする場合に水引きムラや乾きムラ出やすくなったり、施工にかかる左官さんの人手をなかなか確保できないなどです。

 

通常は、モルタル下地の場合、まず「島かべドライストップ」を塗布し、その後「島かべ砂漆喰」を施工します。

上塗り漆喰は追っかけ(砂漆喰が半乾きの状態)で施工するのですが、広い面積になるとかなりの人手が必要になり、

砂漆喰の追い掛けでは、実際の現場ではかなり難しいのが現状です。

そこでこのような大壁現場の場合は外部用下地材「漆喰ベース」をおすすめさせていただいております。

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漆喰ベースは速乾が魅力!

「漆喰ベース」は漆喰専用の下地調整材で塗った翌日には乾燥します。

中塗り漆喰のように追っかけで上塗り漆喰を施工する必要も無く、「漆喰ベース」乾燥した後、上塗り漆喰を塗るまでに日にちをあけていただいても問題ありません。

また、水引き調整も兼ねた下地材のため、上塗り漆喰を塗った時ムラ引き、ムラ乾きしにくく、仕上げ塗りの作業効率が上がります。

こちらの現場は画像のとおり大壁で、約350㎡の漆喰塗り、しかも押さえ仕上げなのでご提案させていただきました。

ご利用いただいた左官さんにも気に入っていただき

「すすめる理由がわかったよ。水引きが全然違うね」と言っていました。

ちなみに目地無しの壁なので、仕上げ塗りにはもうお二人ほど応援の左官さんを呼び、計4人程度で施工するそうです。完成後またみなさんにご紹介できればと思っております。

 

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こちらの現場は内装にも島かべしっくいをご採用いただきました!

 

漆喰の事ならなんでもご相談ください!

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