近畿壁材 | 2021 | 9月
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匠に役立つPEKIブログBLOG

2021年9月の記事一覧

2021/09/18(土曜日)塩焼き消石灰の特徴は・・・

消石灰の伝統製造方法!


 

漆喰の主原料である消石灰の製造方法にも伝統的な製造方法があります。

消石灰が出来る工程は・・・
①原料となる『石灰岩』を燃料である『コークス』で焼いて出来た物が生石灰(きせっかい)です。
②生石灰に水をかけて消化させた物が消石灰です。

 

この①の焼く工程時に岩塩をかけながら焼き出来た消石灰が『塩焼き消石灰』と言われるもので特級品が漆喰の原料になり皆様へお届けしています。

塩焼き消石灰の特徴は・・・
石灰の芯まで均一に焼け、焼きしまりを防ぎ、消化反応において生石灰の結晶が大きく成長し消化しやすい生石灰ができるといわれております。この生石灰を消化させることで、未消化の少ない消石灰となり、薄く仕上げる漆喰では最適の原料となります。

油で焼く重油焼成方法なら、短い時間で大量に焼けるのでコストダウンにもなりますが、塩焼きをしようとすると設備のロータリーキルンが錆びてしまうので塩焼きが出来ません。
ですので土の中に窯を埋めてある土中窯で塩をかけた石灰岩とコークスを層にし、長時間かけて焼成しています。

この昔ながらの伝統製法で製造したこだわりの漆喰製品ですので自信を持って皆様におすすめ致します。

 

漆喰の素材(原料)のことならお問い合わせください!

2021/09/20(月曜日)軽量厚塗り漆喰 性能|どれだけ厚く塗れるの?試験

でこぼこを一度に直せる砂漆喰!


凸凹している土壁の補修って大変ですよね。壁をまっすぐに直すには、かなり塗り上げてこないといけないからです。
そんなとき便利なのが「島かべドカッと!」

ドカッと!はすごい厚みを一度に塗れるからです。と言ってもどれくらい?と思った方もいますよね。そんな方のために社内でどれだけ厚く壁に付けれるのか?試験をしました。
ドカッと塗り
定量の水で練ったドカッと!を鏝ではなく、手でかるく壁へ押し付けてみました。すると・・・
ドカッと塗り厚
なんと一度に20ミリ(2センチ)の厚みがダレずに付きました!しかも付けた壁は平板の瓦の上です。ひっかかりなどがある壁ではありません。
中塗り土を使用した場合、1度で付く厚みは約8ミリ程度なので倍以上です。これだけの厚みを1回で塗り上げることができるため、凸凹していても簡単にまっすぐになるんです。
ボロボロで凸凹になった土壁を簡単に補修したなぁ~とお考えの方はご利用ください。
>>島かべドカッと!くわしくはこちらから・・・

 

漆喰のことならなんでもご相談ください!

2021/09/16(木曜日)外壁に漆喰を施工!その後の汚れでお悩みの方はいませんか?

汚れた外壁をリペア!漆喰調塗り壁【キープウォール】


 

当社はお客様の声を集め、お客様が抱える問題解決に向けた製品を開発しております。そんなお客様の声を集計したところ、ここ数年増え続けている問題が外部しっくい壁の汚れやカビ、またそのような状態の漆喰壁の塗り替え、メンテナンスに関するお問い合わせです。

特に洋風建築の住宅で、軒、ひさしがほとんど無い、場合によっては無い、四角い住宅に漆喰を施工した物件に集計結果上多いです。
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そこでメンテナンスにあたりどのような製品が良いのか?市場調査をしました。

「どうせメンテナンスするなら次は汚れにくく、きれいな状態のままを維持できる方が・・・」

「下地が模様仕上げで凸凹してるから、鏝塗りの厚塗り仕様でないと施工できないよ」

「もともと漆喰を塗ってあったから、風合いは変えたくないよね」

「塗料系だと塗り厚がうすくて下地が透けることがある。きれいに隠れるものがいいよね」

このような課題を解決する商品が「洋風漆喰調 キープウォール」です。

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特長①汚れを隠す高い隠ぺい力

ペンキとは違い高い隠ぺい力がある材料です。なかなか隠蔽できない下地の汚れを1発で隠します。写真は黒しっくいの上にキープウォールを施工したものです。きれいに黒しっくいが隠れております。

 

特長②高い撥水性能

今までの壁材とは違いキープウォール自身に高い撥水性能があります。施工後のトップコートなどは必要ありません。写真はキープウォール乾燥後、食紅を混ぜた水滴を表面に落しました。撥水するため水滴が玉のように浮いたようにっています。

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特長③鏝塗り厚塗り仕様でしっくいの風合いは変わらない

高い撥水性能でありながら鏝塗り施工で、下地の凸凹に対応します。またテカリもなく、仕上りは漆喰パターンの表情が変わりません。

結論:キープウォールは外壁として高い性能備えている!

 

塗り壁(左官仕上げ)メンテナンスの事ならお問い合わせください!

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