近畿壁材 | 2018 | 7月
MENUメニュー

匠に役立つPEKIブログBLOG

2018年7月の記事一覧

2018/07/26(木曜日)ウルトラソイルどんな場所に提案すればいい?

ウルトラソイルはもうすでに皆さんもご存じのとおり、駐車場にも使用できる高い強度が特長の土間たたき風材料です。
5色[1]
ではこの特長を生かす場所は?と聞かれるとやはり内装!特に居酒屋、蕎麦屋、うどん屋etc…などの店舗にいかがでしょうか。たたき風のデザインで店舗内の空間が引き立ち、高い強度のため人が頻繁に出入りしても削れることも無く、メンテナンスはごしごしとブラシなどで水洗いすることもできます。
カラーも豊富で和風の「やまぶき・はいちゃ・かっしょく」3色と洋風な「さんご・しんじゅ」2色の5色展開で、和風、洋風どちらの雰囲気も出すことができます。
店舗内の土間をデザイン性があるものにするだけで、お店の雰囲気がグッと上がり、来客されるお客様の印象も変わるのではないでしょうか。

>>ウルトラソイル気になった方はこちらからお問い合わせください・・・

もちもん外部玄関前のアプローチや犬走りなどにも施工は可能なのでご安心ください。
20161221_110015[1]
意外に土間たたきは外部でしょ!と思っている方が多いので、この度はウルトラソイルの強度を生かした内装土間のご提案をさせていただきました。
—————————————————————————————–

~土壁・土間たたき製品をお探しではございませんか?~
土屋重吉ONLINESHOP 開店中!

淡路土製品の情報配信中!
日曜左官 ~土屋重吉で本格左官仕事を楽しむブログ

2018/07/21(土曜日)真砂コン液でタイルを作ろう!

真砂コン土間仕上げは皆様もうチェック頂けましたか?

土を愛する近畿壁材が、ご提案する土壁の新たな使い方「真砂コン液」を土間だけでなく、壁にも応用していきましょう!

≫真砂コンの資料請求は・・・こちらからお願いします。

 

で、今回真砂コンを使って作ったのが、弊社調合済み中塗り土【中土(なかつ)】を使った土壁タイルです。

≫え!中塗り土が水で練ってすぐ使えるの?そんな製品見たこと無い!

 

①まずは、中土(なかつ)とセメントを空合わせします。
配合は、中土10kgにセメント1.5kg~2kg程度

_DSC2324

 

そこに、水と「真砂コン液」を入れ練ります。
※真砂コン液で固まるのではなくて、あくまでセメントで固まります。

_DSC2326

 

②練り上がった材料をお好きな容器に入れていきます。

_DSC2327

タイルなので、何かもっと良い形の容器探さないと・・・

 

④5~6時間?(季節や厚みによって変わります)養生します。

 

⑤表面を土っぽくするためにワイヤーブラシで掻き落としていきます。
_DSC2384

_DSC2386

ワイヤーブラシの目が詰まるようではまだ早いかも?
イメージとしてはポロポロ、サクサク掻ける感じですかね。

 

⑥完全乾燥

 

⑦掻き落とした面の藁すさがピンピンするのでバーナーで焼き落とします。

_DSC2389

藁が焦げますが、刷毛で払えば取れますので安心して下さい。

 

⑧完成!

_DSC2396

_DSC2397

雨に濡れても溶けない土タイル、「真砂コンタイル」これで完成です。

真砂コンは、2日ぐらいで完全乾燥しますが、強度がマックスになるのが7日~14日ぐらいと言われています。

2018/07/19(木曜日)真砂コンはこんなこともできるんですよ

ブログをご購読頂いている皆さん、最近重吉たたきやウルトラソイルばっかりでこの商品の事忘れていませんか?
当社にはもうひとつ土間材料があります。そうです。「真砂コン土間仕上げ」です。

_DSC0236
20170131140842435_0001

真砂コン土間仕上げは、真砂土(花崗岩が風化した山土)を、少量のセメントを混ぜ合わせるだけで固まり、土系舗装材料です。
以前には、この土が固まる仕組みを利用して「版築土塀」なども作りましたが、かれこれ3年以上経過しましたが問題ありません。
≫真砂コン版築土塀施工要領はこちらから・・・

さて、本題ですが今回は真砂コン土間仕上げを使って日干し煉瓦作りに挑戦です。
日干し煉瓦は、荒壁粘土などを型枠に入れ、乾燥させ作りますが、いかんせん乾燥に時間がかかりすぎます。
その点、真砂コンを使えば土の日干し煉瓦の風合いを残したまま、乾燥が速くすぐに型から抜けるので日干し煉瓦のような量産にはもってこいです。

まずは、材料ですが・・・主材は真砂土です。

_DSC0237

真砂コン土間仕上げの良い所は土を選ばないと言うことです。
通常の真砂土であれば問題ありません。

次に真砂コン液!これが重要ですね・・・通常「土」と「セメント」は長期では硬化しません。なぜなら風化してボロボロになってくるからです。
しかし、この真砂コン液を入れることで風化を防止!長期的に安定し強度も増します。すごい!

_DSC0236

そしてセメント!セメントは通常の普通セメントでまったく問題ありません。

名称未設定 (3 - 3)

これ以外にオリジナルで顔料を入れることは可能です。今回は、「真砂コンカラー(黄)」を利用しました。

名称未設定 (1 - 1)

また、今回は日干し煉瓦の雰囲気をよくするために「荒すさ」も入れました。

そして混錬です。

名称未設定 (1 - 3) _DSC0233

型枠はお好みです。本当は型枠合板のほうが抜きやすくていいのですが、手間なので貫板を使いました。

_DSC0242

良い感じですね・・・あまり柔らかすぎると時間がかかるので、少し硬めに練りました。

_DSC0251

型から抜いて乾燥・・・1日干せば手で持てるくらいには固まります。
_DSC0258
花壇や塀などでデザインに使う場合は、翌日にでも表面をワイヤーブラシで擦って余分なすさをバーナーで炙ればより一層良い感じ、真砂コンとは思えない本物の日干し煉瓦の出来上がりです。

_DSC0273 _DSC0277

この度は日干し煉瓦を作りましたが、真砂コン土間で施工した当社駐車場は15年たった今現在も草も生えていませんよ。

≫真砂コン土間仕上げの簡単お問い合わせはこちらから・・・

——————————————————————

~土壁・土間たたき製品をお探しではございませんか?~
土屋重吉ONLINESHOP 開店中!

淡路土製品の情報配信中!
日曜左官 ~土屋重吉で本格左官仕事を楽しむブログ

 

匠に役立つPEKIブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ