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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2018年1月の記事一覧

2018/01/21(日曜日)事務所を木摺り漆喰にリフォームしました!

お客様が木摺り下地へ漆喰施工のニーズをお持ちで、一度弊社商品「漆喰ドカッと!」を塗ってみたいとご要望が有りました。お客様のご要望を受け、試験塗りしていただくなら広い面積を塗っていただかないとわかならいだろうと思い、事務所をリフォーム!壁一面を木摺り下地にしました。
その木摺り下地に「漆喰ドカッと!」をお客様が試験施工されている時の動画です。ご覧ください。

漆喰ドカッと!くわしくはこちら・・・

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2018/01/17(水曜日)土壁が外部に塗れるようになります!

弊社に届くお客様のニーズの中でも1、2を争うほど多い外部への土壁施工。
外部用の土壁は継続研究中ですが、先行して土壁保護用の撥水剤を発売致します。

今までは、撥水するけど塗れ色になったり、テカリが出て土の風合いが変わったりと少しデメリットの部分もあるご提案しか出来ませんでしたが、新発売の土壁用撥水剤は表情を変えず、撥水効力をプラスする為、土壁そのままに雨がかりから保護する事が出来ます。


簡単な比較の様子です。
左に新撥水剤、中央に土そのものを強化する土強、右は処理なしの状態です。


処理なしに水をかけると、すぐに染み込み濡れ色になります。雨がかかり続ける事で短期で流れ出してしまいます。


次に土強です。かなり濃い濡れ色のまま仕上がっています。水をかけるとほぼ吸い込まずに下に流れていき、撥水剤ではないのに土が強化され保護されているのが分かります。
やはり蔵等の荒壁土や中塗り土の強化に最適ですね。
«土壁強化剤 土強はこちらから・・・


次に新撥水剤に水をかけていきます。ほぼ吸い込みがなく水が下に流れ落ちていき、土壁に影響が及んでいません。
水の吸い込みがないと、カビや藻の抑制も出来、結果長期間壁材が守られることに繫がります。

近々発売致しますので、ニュースレターや営業からの提案をお楽しみに!
分かりやすい動画検証も随時行っていきます。

 

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2018/01/15(月曜日)寒いのに・・・重吉たたきの社内検証・・・寒いのに・・・

重吉たたきのお問合せをよく頂き、寒い時期ですが、ご注文も頂きます。

≫土と石灰とにがりで作る本格的な土間たたきはこちら・・・重吉たたき・・・・

ちなみに、「重吉たたき」はじゅうきちです。しげよしではありません。

_DSC5280 _DSC5278 _DSC5276

今回施工場所は、社内の草のよく生える場所、約1.5㎡。すこし掘って砕石を敷き詰めました。
重吉たたきは、厚み40㎜で施工できる製品なので、40㎜に合わせます。

_DSC5284

 

混練は、タライミキサーで混ぜます。

主材(消石灰)と骨材(土)と配合材(にがり)を空合わせし、顔料を入れます。

水加減は、4L程度から硬さを調節していきます。

_DSC5281

たたき締めていきます。ある程度の硬さでたたいていきますが、あまり強くたたきすぎると勾配や後からの玉砂利が入れにくくなるので、定規で水勾配を取りながら均一にたたいていきます。

_DSC5286

通常は、たたき締めてスポンジ拭きですが、表面を整えるために水分を入れながらノロを人造鏝等で伏せこんでいくと綺麗に出来ます。

この状態で、しばらく養生します。午前10時ぐらいに出来たのでスポンジ拭き取りは昼から行います。

_DSC5293 _DSC5295

 

スポンジで拭いていきます。仕事の都合で現在15時頃、十分拭き取り可能です。

_DSC5297 _DSC5299 _DSC5304

完成!

≫本格的な土間たたきですが、比較的施工しやすく配合しております。

くれぐれも、昼夜5℃以下になる季節や、雪の降る中の施工はお控え下さい。

凍結すると表面がボロボロになります。

 

≫重吉土間たたきについて詳しくは・・・

 

 

 

 

 

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