MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2024/04/24(水曜日)土はどうやってできる?

砂や粘土に腐った動植物の遺骸が混ざったもの

 

私達が住む地球の70%は海ですが、残りの30%は茶色や緑の大地が占めています。茶色い大地は土の色です。

土は数ある惑星の中で、地球にしか存在しないと言うことをご存でしょうか?なぜなら、現在生物が確認できている唯一の惑星だからです。

土ができる過程を簡単に説明すると、岩石の風化によって砂や粘土ができます。その砂や粘土上に生きていた植物や動物の遺体が重なり、腐って腐植し、混ざり合うことで土ができます。

混ざり合い、数百年~数百万年かけて土が生成されます。

地球が誕生したのが今から46億年前、そんな地球上に土が誕生したのが5億年前と言われています。地球と土はおじいちゃんおばあちゃんと孫ほどの年の差があります。

話はそれましたが、つまり、土ができるには生物が必要なため、地球にしかない特産物なんです。

 

 

土は植物や生態系を支える基盤になっています。

生き物を育み、同時に生き物が育んだもの、相互作用によってつくられる土が、現在人類が抱えている環境問題を解決するためのヒントになるような気がします。

 

2024/04/22(月曜日)塗り壁で作った椅子がカッコイイ 

オフィスエントランスの椅子を塗り壁でシックに

 

当社がオーダーで開発、製造させていただいた塗り壁材料を施工した業者様より、完成後の画像が届きました。

 

 

ある企業様のオフェンスエントランスで、空間コンセプトが有り、それに合う壁材を施工する業者様から依頼をいただき、オーダーで開発、製造させていただきました。

依頼をお受けした時、業者様が苦労されていたのが色出し(色味)の部分で、コンセプトイメージがあるので、色は企業様ご希望のものに合わせないといけない部分でした。

この壁材は最後にトップコートを施工し、表面強度を上げる使用になっているので、最終のトップコート施工後にご希望の色に合わせる必要があったため、色合わせが非常に難しいからです。

色出し試験を何度も繰り返し、色を合わせ、テクスチャを表現するのにもどのやり方(施工方法)が一番現実的かなども検討しながら開発しました。

オーダー塗り壁は必ず実物サンプルを作成、提出し、サンプルはお客様にご納得いただくまで繰り返し、変更、提出します。ご納得いただいた時点ではじめてオーダー塗り壁のレシピが完成となります。

当社では壁材を素材から選定し、ゼロから開発、製造するオーダー塗り壁製造をお受けしており、水で練れば施工できる状態で材料を納品致します。

また、材料を納品するだけではなく、施工する業者様の不安を取り除くため納品前に、製造したオーダー塗り壁の施工方法のレクチャもしております。

 

 

画像を送ってくださった業者様よると、「オーナー様も仕上がりに満足してくださり、喜んでいただいたよ」と報告がありました。

採用いただいたお客様に喜んでいただく事が当社も一番嬉しいですし、社員のモチベーションになります。

 

ご紹介させていただいた現場のように

「空間コンセプトはあるが、イメージに合う壁が見つからない」

「こんな色とデザインにしたいが、そんな壁が見当たらない」

などでお困りのデザイナー様、設計士様、オーナー様はお気軽にお問わせください。

2024/04/08(月曜日)上品な雰囲気と素材感 両方を求めるなら砂漆喰がおすすめ

砂の素材を感じる上品な仕上がりに

 

お客様から下記のような塗り壁の問い合わせが増えています。

「上品さも感じる表面を少しだけザラザラさせた塗り壁をしたい。上品さも欲しいのでほんとに少しだけ」

「落ち着きも感じる空間にしたいので、壁も落ち着きを感じるテクスチャで。でも少し変化も欲しい」

このようなお客様によくご採用いただくのが「砂漆喰仕上げ」です。

 


通常の砂漆喰「島かべ砂漆喰」の表面
■島かべ砂漆喰くわしくはこちら…

 


漆喰に土壁を混ぜた砂漆喰

 

ほんのりと砂が表面に見え、主張しすぎない、上品さと素材感が両立する仕上がりになります。

 

色が欲しい場合は「カラー漆喰」に砂を混ぜる

 

カラーが欲しいお客様には「島かべカラー漆喰」に「白砂」を混ぜて砂漆喰にすればカラー砂漆喰施工ができます。


■「島かべカラー漆喰」はくわしくはこちら…

 


■「白砂」くわしくはこちら…

 

混ぜる割合は「島かべカラー漆喰10㎏」に対し、「白砂 砂漆喰用」5㎏を混ぜて施工してください。

 


カラー漆喰に「白砂」を混ぜた表面

 

上品さもあり、凹凸感あるテクスチャにしたい場合は砂漆喰仕上げをご検討ください。

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ