近畿壁材工業株式会社 匠に役立つ塗り壁ブログ 【漆喰】昔ながらの漆喰壁材「城かべ」の販売。

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2017 11

屋根漆喰には「屋根しっくい?」それとも「城かべ漆喰?」

漆喰による屋根漆喰工事は、定番ですが以外にやり方は千差万別、皆さんそれぞれのやり方が確立しているようですね。

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今日は、屋根の棟面土修理を見学、皆さんはどのような材料で行っているのでしょうか?
まずは、仕上の漆喰を塗る前に面土を土で詰めて補修していました。

もちろん「ドカッと」一度に漆喰を詰め込んでもOKですが、通常の漆喰ではドカ付けは出来ません。
そこで当社の人気商品、城かべ屋根しっくいが役立ちます。

「屋根しっくい」は昔ながらの製法で、炊き糊と油、砂とマニラすさを使った本物の伝統漆喰です。

屋根しっくいWeb用

初めてお使い頂くお客様は、この固さに驚きますが、わざと固練りで厚付け可能な製品にしてあります。使う前に少し足で踏み込んで練り戻して頂ければ使いやすい硬さになります。

≫城かべ屋根しっくいのカタログはこちら・・・

 

このように屋根しっくいを使っての面土漆喰も可能ですが、今回見せて頂いた現場は「土漆喰」を使っていました。
屋根用の土漆喰は、「南蛮(ナンバン)」などとも呼ばれ、瓦葺ではよく使われる材料です。
土と漆喰を混ぜて棟などに使うことで、屋根土だけよりも強度が出て強くなると言われています。

お客様が使っていたのは城かべ漆喰と、中塗り土を混ぜたオリジナルの土漆喰です。

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これなら簡単に雨では流れ落ちないですね。

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そしてこの土漆喰であらかた修繕が終われば次に上塗りですが、これも先ほどの屋根しっくいを使えば仕上げが可能になります。

≫城かべ屋根しっくいについてはこちら

しかし、城かべでもドカ付けをしなければ屋根漆喰の仕上に使えます。

今回ご使用頂いておりますのも城かべに寒水石と油を入れてオリジナルの屋根漆喰を作っていました。

_DSC2869 _DSC2870

狭いところでも作業できるのが職人の技と手仕事のなせる技術です。
土漆喰が乾いた上から仕上の漆喰を塗っています。

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近年瓦の需要も減りなかなか屋根漆喰を施工する場所も少なくなっていますが、日本瓦と漆喰やっぱりいいですね。

≫屋根漆喰には城かべ油を入れて下さいね。城かべ油のカタログはこちら・・・

 

2017/11/20 11:00

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城かべ撥水剤と城かべ油の違い

2017/11/19 11:30

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城かべ漆喰用亀裂防止パテ【ヒビキエール】のパッケージが変わりました。

漆喰用クラック補修用のパテヒビキエールの容器が変更になりました。
外から手で揉めるタイプの袋で使いやすくなりました。

ヘアークラックのタッチアップにご利用下さい。

≫ヒビキエールのカタログはこちら・・・

ヒビキエールweb用写真

2017/11/17 15:20

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2017 11

土間たたきに入れるにがりの役目は?

土間たたきは三和土とも当て字されるように、土、石灰、にがりの3種を混ぜ叩き締めて作る土間の事を言います。
弊社も「重吉たたき1㎡セット」として商品化しており、昔ながらの伝統のたたきを再現しております。
par_1_1[1]
その中の原料の一つ、にがりについて・・・
にがりは何のために混ぜるのでしょうか?
nigari[1]
●そもそもにがりとは??
海水から塩を製造する際に出来る塩化マグネシウムを主成分とした食品添加物です。塩を作る過程で先に塩化ナトリウムが結晶化し塩になり、残りの部分がにがりですね!
にがりは主に豆乳から豆腐を作る際の凝固剤として一般的には知られています。
塩化マグネシウムが主成分ではありますが、ナトリウムや微量のカリウム等も入っていますので、塩化マグネシウム含有物と表記する事もあります。

●では何故たたきにはにがりが必要なんでしょう??
①増粘性があり練った物が分離しにくいので、叩くことにより締まりやすい。
たたきは叩き締めて強度を出すので、締まりやすい方が強度が出ます。

②吸湿性があり、三和土の表面劣化が少ない。
三和土は表面が乾燥してしまうとボロボロになってしまいますが、にがりは湿気を呼び込んで劣化を防ぐ役割があります。お店や食卓に置いてある食塩が密封しておかないとカチカチになるのと同じ原理です。

③凍結温度が低く、再凍結しにくく凍害に強い。
水は0度で凍りますが、にがりや食塩水は0度では凍らず凝固点(凍る温度)が0度以下になり凍結しにくくなります。
道路でよく見かける融雪剤はこの原理ですね!氷を融かす性質と共に凍る温度を下げて凍りにくくしようって事です。ただ道路はどんどん雪や雨が降り撒いた融雪剤の濃度が薄くなり凝固点が0度に近づいていくにつれまた凍りやすくなりますが・・・その時はまた撒いていますね。
コンクリートもそうですが、土間たたきは凍結融解といわれる、凍ったり溶けたりの繰り返しで強度が弱くなってしまいます。その結果、凍結融解により表面がボロボロになることが多々あります。ですのでそもそも凍る温度を下げて凍らせないようにするというのは理にかなっています。

④溶解度が比較的緩やかで流出量が少なく効果が持続しやすい。
にがりは水に溶けますが、水に溶ける原料の中でも比較的流出量が少ないです。水に溶けて流されると勿論効果が無くなるわけですので、流出は出来るだけ少ない方がいいです。
昔のたたき等で表面がボロボロになったりしているものは、にがり成分が無くなっているのかもしれませんね!

以上のような理由でたたきにはにがりがかかせない原料となります。が・・・塩を作る過程で出来るにがり!
塩の製造方法でにがりの成分は大きく変わるので、にがりならなんでもいいよというわけではなさそうです。

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2017/11/17 11:30

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2017 11

練り漆喰は多彩なラインナップを取りそろえています。

漆喰施工をする上で塗る技術もそうですが、練る作業も非常に重要になります。
粉体の材料を練るのはホントに一苦労で、特に漆喰は最初から塗りやすい硬さの水量を入れてしまうと、材料がダマになったり、麻すさが分散されず塊になり、結果割れやすくなる等の不具合があります。
その為かなりの固練りで練り上げ、徐々に水量を加え材料を練り上げるのが必要になります。

以前から慣れている方にはなんてことない作業かもしれませんが、初めてに近い方には大変な作業だと思いますので漆喰が練りやすい形状のハンドミキサーの羽根を数種類揃えて提案させていただいたりもしています。

その中で弊社の練り漆喰製品にも問い合わせが増えてきましたので紹介いたします。

①城かべ練り漆喰
城かべ漆喰をそのまま練り状にした逸品。極限の固練りで富士すさを摺り分散させて練り置きしており使いやすくなっております。
城かべ練り漆喰はこちら・・・

②古代漆喰上塗用
独自の製法で押さえた場合の表面強度がグっと上がったバージョン。鏝伸びなどの作業性も非常に良くリピート率が高い漆喰です。
古代漆喰上塗用はこちら・・・

③城かべほんねり
伝統の漆喰製法で、油、銀杏草炊き糊、貝灰が配合済みの製品。文化財や社寺建築におすすめです。
城かべほんねりはこちら・・・

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2017/11/15 11:00

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2017 11

撥水効果を高めたリライム漆喰

先日リニューアル販売しました漆喰リライムについて!
漆喰と言っても現場には様々なニーズがあり、それらのご要望を解決していくのが当社のお仕事!です。

「リライム」の誕生もその一つになります。

_DSC8116

リライムは、近年増え続ける外壁漆喰でのトラブルを少しでも少なくする為、カビや汚れに強く、撥水効果の高い漆喰としてこの度リニューアルを行いました。
改善箇所は、曲げ強度や付着力の向上はもちろん、特にカビの大敵でもある撥水性を高め、漆喰の抗菌性も向上させました。

施工は、モルタル下地や古い漆喰の塗り替えなどにも使え、専用の下地材として「リライムベース」というシーラーを準備いたしました。
リライムベースはローラー施工が出来る下地材で、手軽に使え乾燥後白くなるので下地の汚れなどの隠ぺいにも役立ちます。

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上の写真は、リライムベースを塗った下地です。

リライムベース荷姿web用

このように性能と施工性を向上させたリライムベースは、洋風パターンなども塗りつけながら行え便利な材料です。

_DSC3839 _DSC5084

≫生まれ変わった新しいリライムはコチラ・・・

 

リライム荷姿web用

ただ、このリライムの最大の特徴は、これらの性能だけではありません。
樹脂系漆喰の最大の弱点でもあるフラットの押さえが可能です。
世の中にある各社漆喰材料は、通常城かべ漆喰のような「本漆喰」でないと押さえができませんが、このリライムは高い性能を有しながら押さえ(フラット仕上げ)が可能です。
ニュータイプの漆喰として是非リライムを外壁に一度お使い下さい。

≫押さえ(フラット仕上げ)が出来るニューリライムのカタログはコチラ・・・

 

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2017/11/13 11:00

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城かべ油と城かべボンドの違い

城かべ油と城かべボンドの違いを動画にてご説明しております。
ご覧ください(^^)
shirokabe_abura[1] shirokabe_bond[1]
城かべ油とボンド違い説明動画

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2017/11/12 11:30

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2017 11

現代風高強度土間たたきウルトラソイルの施工をよりわかりやすく!

現代風土間たたき「ウルトラソイル」は昔ながらの土間たたきの弱点でもあった施工後の削れをなくした高い強度と、たたきなのに鏝塗り工法で施工ができ、施工手間の削減を実現した現代風の土系土間たたき材料です。
当社でも非常に人気がある商品ですが、よりお客様にわかりやすく!という事で施工工程の動画があります。
動画を見ていただければ施工がいかに簡単にできるがよくわかると思うので土系の土間材をご検討の方やこれからご施工される方などはぜひ動画をご覧ください(^^)
20161221_110015[1] DSC1696[1]
①ウルトラソイル練り(混練)動画
②ウルトラソイル塗り付け動画
③ウルトラソイル仕上げ動画

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2017/11/10 11:30

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2017 11

黒顔料はとても奥が深いです。

黒顔料にも沢山種類があります。
松煙や油煙、カーボンブラックや墨汁等・・・
インクや塗料に書道、自動車のタイヤ等幅広く使われており、漆喰に混入する用途でも昔から色々使われています。
大きく分けると松煙も油煙もカーボンブラックの一種(炭素が主原料)で松煙や油煙を膠で固めた物が固形の墨です。それを水で溶くと墨汁になります。名前は違えど性質はあまり大きく変わらない気はしますので漆喰用黒顔料を選ぶときは質で選ぶのが良さそうです。
では漆喰の混入用だけで考えるとどんなものがいいのしょうか?
漆喰混入用(黒しっくい)で求められるのは・・・
①混ざりやすさ(分散性)。混ざりにくいとムラになる事が多くなります。色が均一に定着する為に長期で練り置きしたりしますが中々現実的ではありません。松煙は分散性がいいですが油煙は若干の油分が残っている為、少し混ざりにくい気がします。
②耐候性。耐候性のあまり良くない黒顔料を使うと塗って乾いた時は真っ黒でも紫外線によってだんだん色が褪せてしまったみたいな事になったりもします。
③着色力。着色力の弱いものでも大量に混入すれば真っ黒には出来ると思いますが、著しく強度が低下したり塗れないぐらいの作業性になると思います。

上記のような事が出来るだけないように、漆喰に混入する事だけ考えて作っているのが「城かべ松煙」です。

顔料の芯まで混ざりやすく分離しにくく改良されており、耐候性もありますので黒顔料で悩んでいる方は是非試してみて下さい。
«城かべ松煙はこちら・・・※分散試験もあります

城かべ松煙配合済みの既調合黒漆喰
«城かべ瑞黒はこちら・・・


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2017/11/08 11:16

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2017 11

以外に多い漆喰のドカ付けのニーズ!

土蔵や土塀の改修や、海鼠壁の芯材、木摺り漆喰など様々な状況で厚付けの漆喰が必要になります。
そんな状況の中で、砂漆喰を厚く塗ろうとしてもなかなか思い通りには行かないのが現実です。

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このような「ドカ付け」が必要な場合皆様はどうされていますか?
実際は、砂漆喰の塗り重ねや荒壁土の塗り重ねなどを行い補修や施工を行っていませんか?

これらの状況でのお問合せが当社にも数多くあり以前開発したのが、「漆喰蔵直し」です。
蔵直しは、城かべ漆喰内に添加剤として入れ、軽量骨材を追加することで、厚付けが出来る軽量砂漆喰用添加剤です。

蔵直し

「蔵直し」は、城かべ1袋にサンドやパーライトなどの軽量骨材を20L入れ、そこに蔵直しを1袋入れます。
こうすることで、ドカ付けの軽量砂漆喰ができるわけですが、これでは軽量骨材の品質などで水引きが変わったりしますし、配合での計量なども現場で手間が掛かります。
もちろん、蔵直しの特性を活かして「漆喰の掻き落とし」など面白い仕上げも可能で、様々な使い道が楽しめます。

≫漆喰蔵直しについて詳しくはこちら・・・

でも、・・・海鼠壁や木摺り漆喰など沢山材料を使う場合は、配合が大変です。

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そこで登場したのが、この蔵直しの配合をそのまま既調合にしたのが新商品「ドカット!」です。

≫厚付け用軽量砂漆喰ドカットのカタログはコチラ・・・

ドカッとは、漆喰工事の革新を進める新たなご提案です。土蔵や土塀の補修に必要な厚塗りは、通常の砂漆喰ではできません。だからといって土壁の補修にモルタルを使うこともできません。
砂漆喰を軽く丈夫にし、乾燥時間を短縮することで一度に厚塗りが出来、大きな不陸調整や木摺りなどの下地処理が美しく簡単に早く行えます。

漆喰のドカ付けが必要な現場に是非お使い下さい。

≫詳しくは、ドカットの商品ページをご覧下さい。

 

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2017/11/06 11:00

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