近畿壁材工業株式会社 匠に役立つ塗り壁ブログ 【漆喰】昔ながらの漆喰壁材「城かべ」の販売。

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2017 09

漆喰を皆様に安心してご使用頂く為に実験中・・・

漆喰壁は特長である高機能さやデザインの自由度等から問い合わせも増え、ご採用頂く事が増えています。しかし現代建築に漆喰を使用する際に、今までになかった過酷な環境になり不具合がおきてしまった等のお声があるのも事実です。
内装ではほぼ大丈夫ですが、外装になるとやはり家そのもののデザインによってはきちんと保護をしないと短期間でカビや汚れのリスクがあり、弊社も保護材料をいくつも販売させて頂いています。
例1:外壁で軒が短く雨がかりが酷い場合
下地→中塗→上塗り漆喰→城かべ撥水剤
«城かべ撥水剤はこちら・・・

例2:外壁に色漆喰を施工したい場合
下地→中塗→上塗り色漆喰→プロテクターEx
«プロテクターExはこちら・・・

etc.
こういった保護材料はありますが、より良い製品にならないか?もっと手軽に施工出来ないか?もっと作業性がよくならないか?日々研究を続けています。

勿論実験途中に付き、紹介出来るのは限りがありますが・・

撥水でバンバン弾くのと、壁が早く乾燥する仕組みになるのとではどちらがいいのか?


凄く吸水する土には撥水剤は有効なのか?


カビが生えてしまっている漆喰をどう補修すればいいのか?
カビ除去と撥水剤が一つに出来ないか?
※これは結構効果が出てきていますね!

今あるものに満足せず、もっと皆様が安心して漆喰や土壁を使用出来、漆喰や土壁に囲まれた空間が増えるように改良、開発していきたいと思います。

お客様からの声がヒントになる事が多々ありますので、どんな些細な事でも困った事があればご相談下さいませ。

お問い合わせはこちらから・・・

2017/09/20 13:56

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2017 09

ベッラムーロのノウハウを活用したハイブリット漆喰の研究!

先日発売した「ベッラムーロ」お客様のニーズに合わせた商品と言うこともあり、よい評判を頂いております。感謝!

荷姿圧縮

ただ、営業中お客様との話の中で、「このベッラムーロの特長でもある【撥水性能】を御社も漆喰メーカーなら城かべに活かせないの?」と言うお声を数件頂戴し、早速に研究室と打ち合わせを行いました。

城かべ漆喰の撥水性能を向上させるには今まで2つの方法をご提案してきました。

1つには、「城かべ油」の混入!
≫伝統の漆喰に使われる漆喰用の油はこちら・・・・

「城かべ油」は、城かべ漆喰内に混入する油で、ことわざの【水と油】にあるように城かべ漆喰に油を入れることで良く撥水します。
もちろん、これには城かべ漆喰等伝統の漆喰に使われる技術【押さえる・・・】という技術が付加されてこその効果ではあります。

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2つ目には、「撥水材」を利用します。
当社では、現在撥水材を下記2種類ご用意しております。市場に出回っている撥水材には各社の思いと知恵を混ぜ込んだ様々な物が販売されています。分類の方法は色々あります。

(塗布後の表情) テカリがあるか無いか?漆喰面の表情を変えないか?など
(成分) 水性か?溶剤か?
(効果) 白華は止まるのか?止まらないか?表面で止めるのか?内部で止めるのか?
(付加価値) 防カビ効果や光触媒効果による汚れ防止効果

などなど、撥水材といってもいろんな種類があります。と言うわけで、当社が扱う撥水剤は下記の2商品になります。

①「城かべ撥水材」
城かべ撥水材は、塗布後のテカリも無く、漆喰内部に浸透し漆喰自体を撥水層として強化する撥水材です。防カビ材を付加し、よりカビなどの防止に特化した撥水材になります。

≫城かべ撥水材の効果を実感されたいお客様は・・・・サンプルをお送りします。

城かべ撥水材16kgwebサイズ

②「プロテクターEX」
プロテクターEXは、塗布後のテカリは若干ありますが、抜群の撥水効果を出します。また、最大の特長として色漆喰などにある「2次白華」を防ぐ効果に対しては、あらゆる撥水材の中でもNO,1!です。

≫2次白華を防ぐプロテクターEXの効果を試したい方は、このリンクの商品問合せよりサンプル請求して下さい。
プロテクターEX18kgWebサイズ

ただ今日のブログは、撥水材の話ではありません。

漆喰自体のをベッラムーロみたいな撥水性の高い物に変えられないか?という話です。

答えは「無理!」です。

まず、ベッラムーロのような撥水効果を漆喰に付加したらこれは漆喰ではなくなってしまいます・・・・
当社が作る伝統の漆喰には、そもそも撥水材は入っていません。当然!撥水材を入れたら伝統じゃなくなってしまいます。
伝統の漆喰は、城かべ油を入れてしっかりフラットに押さえれば驚くほど水は弾きます。

城かべ油16.5kgwebサイズ

 

これで解決!・・・・では無いんです。

現代の漆喰は、押さえないフラットな仕上げではないんです。
外壁にも、モルタル上にパターン仕上げを行って洋風なおしゃれなイメージに漆喰を利用します。
※フラットな押さえ仕上げがおしゃれじゃないと言っているわけではありません!フラットな押さえも和風モダンでおしゃれですよぉ~

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このような状況を考えると、「城かべ油」だけではちょっとカビや汚れが心配になります。もちろん、押さえることで強度も出るので、塗りっぱなしのパターンでは不安ですね。

このような場合を考えて、城かべ漆喰を改良し伝統じゃないけど漆喰の良さを残したハイブリット漆喰を作ることにしました。
漆喰の良さは皆さんご存知だと思いますが、樹脂系の塗り壁材と漆喰の違いは性能やデザインだけでは無いんです。とにかく一番のメリットは、「塗り継ぎの容易さ」と「作業性」です。
樹脂系の塗り壁材を大壁で使う場合やはり一番問題になるのが「塗り継ぎ」です。樹脂系は樹脂が表面から乾くので塗り継ぎが大変ですが、漆喰は特にパターン仕上げは塗り継ぎが楽なんです。

この特長を活かし、外壁用のハイブリット漆喰「リライム」が誕生しました。

リライム荷姿

どうせハイブリット漆喰なら、このリライムの性能をもっともっと向上させよう!と言うことで、現在このリライムにベッラムーロの撥水効果を付加できないか研究を進めております。
ただ、性能面では、絶対に漆喰ではベッラムーロを超えられないのでご理解下さい。

リライムハイブリットは、まもなく発売します。ご期待下さい。

≫リライムという新しい漆喰に興味がある方は、こちらをご覧下さい。

 

2017/09/18 11:02

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2017 09

版築の施工中現場へ

当社の淡路配合真砂土天然にがりをご使用いただいている版築施工現場へお伺いしました。版築とは、コンクリートのような型枠に土を突き固めた工法で、主として土塀に多く利用されます。一定の間隔で積み上げ所定の高さまで突き上げていき、土と石灰と天然にがりを利用した土間たたき同様、セメントの無い時代より続く伝統工法です。コンクリートや、セメントブロックが主流となり、版築工法はほとんど見ることが出来なくなりましたが、土の持つ自然な風合いと、地層のように積み上げられた模様が独特で、店舗や住宅の外壁などにも近年は使われるようになってきました。
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よく世間に知られているのは奈良県法隆寺の版築土塀が有名です。しかし、この度の現場は非常にめずらしい小学校の改修工事で採用されました。私も長年この業界にいますが、小学校での版築はさすがにはじめてです。施工される職人様ももちろんはじめてと言うことで施工前からご相談をいただき、試行錯誤しながら入念に試験施工などを経て本日の施工に至っております。
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お伺いした日は施工最終日でしたので、お1人で施工していました。ただ最終日に至るまでにはもちろん複数の職人様が現場に入られていて、職人様方で「もっとこうすればいいな」「こうすればスムーズにきれいになる」などと実際施工してはじめて分かることも多かったそうです。あと職人様方や現場監督様のお言葉で印象深く残ったのが「試作を何度もつくり版築の仕上りを見たけど本物の土を使った版築は重厚感、土の素材感がすごく、これは鏝塗りの材料では出せないでしょうね」とも言っていました。伝統工法なので作業手間はかかりますが、その分得られるものもやはりあると言う事なのでしょうね。職人様方本当にお疲れさまでした。型枠をはずした迫力がある版築の完成写真楽しみにお待ちしております。

2017/09/17 11:30

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2017 09

そば屋などの店舗や古民家に塗れる土壁をお探しの方へ:塗見本作成中

そば屋さんなどの店舗や古民家改修の内装仕上げとして最近人気が高い「本土壁やすらぎ」。お問い合わせが多くカタログと一緒に送付させていただいている塗り見本が少なくなってきたので本日は作成しております。
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下地は石膏ボードで、その上に下地材「ボードベースライト」を塗ります。ボードベースライトは少し表面を荒らすように塗り、「本土壁やすらぎ」のくい付きを良くする工夫をして乾燥させます。これで下地処理は完了です。
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乾燥した「ボードベースライト」の上にやすらぎを塗ります。昔から土は撫でものと職人さんの間では言われ、あまり押さえたり、さわりすぎと土壁の表情が出なくなってしまします。塗り付け後、鏝波を消したら1度押さえて作業は終了です。
>>本土壁やすらぎ施工要領はこちら・・・
当社では塗り見本は営業マンが作成しております。もちろんプロの左官さんのようにはうまくいかないですが、丹精込めて作成しております(^^)
店舗や古民家にピッタリの土壁をお探しの方はお問い合わせください。
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2017/09/15 11:30

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2017 09

木の家は素敵ですが、木と土壁の家はもっとオススメです。

「我が家にも土壁が塗れるんですね」
現場立ち合いしたお客様に言われた言葉で、土壁は昔ながらの伝統建築だけに使用出来るイメージだったみたいです。

実家の家は土壁だったなぁ・・や街並みに土を塗っている蔵があったりと皆さんどこかで土壁には触れててイメージ出来るんじゃないでしょうか?
しかし施工はすごく手間がかかるので我が家を建築時に選択肢に入らない事も多いかと思います。


確かに写真のような木舞下地で最初から最後まで土壁で仕上げるとなると、工期や価格的に断念してしまう方も多いかもしれませんが、実は下地処理をきちんとすれば石膏ボード等の現代的な下地の上に施工する事も出来ます。

具体的な施工方法については以下の過去ブログ画像よりどうぞ・・
石膏ボードに塗れる土壁をお探しの方・・・
本土壁やすらぎを石膏ボードに塗る際の下地は・・・

弊社では土壁仕上げ材として「本土壁やすらぎ」をおすすめしていますが、中にはもっと粗々しくしたいや少しぐらいのヒビ割れが見えてほしいといったお声もあります。
そういう場合は中塗土仕上げはいかがでしょうか?壁の中塗に使う土をそのまま仕上げにしてしまいます。
中塗り仕舞いなどとも呼ばれ最近増えている施工ですね。
表面に出る土壁は乾燥後に手で擦っても傷つきにくい等の強度が必要なので、使用する土の吟味が必要ですが淡路土は壁材の強度も充分にあり自身を持っておすすめ出来ます。

通常は素材の販売ですので、土、わらすさ、砂を適度に配合して使用していただきますが、全てミックスされ水で練るだけの既調合中塗土が「中土(なかつ)」です。
«中土(なかつ)のカタログ、商品説明書はこちらから・・


本土壁やすらぎの表情です。


中土(なかつ)の表情です。
少し凸凹がり微細なクラックも見えます。


塗り厚を比べると中土(なかつ)の方がかなり厚いのが分かります。
中塗土として塗る場合は標準塗り厚10㎜ですが、石膏ボードに中塗り仕舞いとして上塗りにする場合は、ボードの負担を減らす為に下地ボードベースLightに中土(なかつ)の塗り厚5㎜ぐらいが最適だと思います。

実際に手元で見比べて比較検討してみたい方は下記よりお問い合わせ下さいませ。
«お問い合わせはこちらから・・

2017/09/13 11:46

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2017 09

モルタル下地には、漆喰ベース?それとも城かべ中塗り用(砂漆喰)?

先日、お伺いした現場は文化的価値の高い昭和初期の建物で、躯体はコンクリート、間仕切りはレンガ積みに、モルタル⇒砂漆喰⇒プラスターで仕上てあります。
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下地の補修を行った後、漆喰仕上げにするとのご要望で、早速見本作成をしていますが下地はモルタルで漆喰の押さえ仕上の場合、中塗りは城かべ中塗り用(砂漆喰)がいいのか?それとも漆喰ベースがいいのか?悩んだことはありませんか?・・・・

ありませんよね・・・・

というわけで、悩んでなくてもこの違い、見本塗りで申し訳ないですが当社の主観で検証してみたいと思います。

まずは、モルタル塗り!モルタルは現在はほとんどが軽量モルタルなので今回も市販の軽量モルタルを塗ります。モルタルに関しては、各社モルタルメーカー様の仕様に従って塗って頂くわけですが、最近は全面ネットが主流なので全面ネットがお勧めですが、漆喰をその上に塗る場合、あまりにネットが表層でむき出しになっている場合は、城かべ中塗り用(砂漆喰)はシーラーをしていても浮いてくることがあります。
また、ネットを十分にノロで伏せこんでも表面のノロは強度が無くこれもまた剥がれた事例があります。
ネットの伏せ込みには注意が必要です。

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通常軽量モルタルの仕様は、16㎜(8㎜2回塗り)ですがそれはさすがに見本では無理なので省略。

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見本ではありますが、やはりモルタルを平滑に塗るのは難しいですね。これが大壁で16㎜厚ともなると大変ですね。やはりプロは凄い!

1、ここで1つ目の「漆喰ベース」か「城かべ中塗り用」かが登場!
このように少しであってもモルタルの不陸は漆喰の大敵!
これを直し場を整えるには「城かべ中塗り用(砂漆喰)」が良いと思います。

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モルタル下地には、どんな場合でも「城かべシーラー」を塗布しましょう!
城かべシーラーを塗るのには理由が3つあります。

1)一つは、水引き調整。吸水の激しい下地には城かべシーラーを塗ることでドライアウトを防ぎ急激な乾燥を防ぎます。
2)二つめは、接着増強です。接着増強と言ってもモルタル乾燥時の白華による表面を固める意味もあります。白華の上にそのまま城かべ中塗り用(砂漆喰)を塗ると付着せず浮くことがあるので注意が必要です。
3)三つ目は、施工後モルタルに雨などによる水が入りにくくする為です。シーラーをしておけば少しはモルタル面への水の進入が防げます。モルタルまで水が回ると漆喰面の乾燥が遅くなり、「カビ」などの原因にもなりますからね。

2、ここで2つ目の「漆喰ベース」か「城かべ中塗り用」かですが、モルタルへの付着に関しては、断然漆喰ベースが有利ですね!付着力は抜群です。もちろん様々な下地の塗り替えにも使える優れものですから、もちろんモルタルへの水の進入をブロックするにも漆喰ベースは優れています。

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で、「城かべシーラー」塗布完了!今回は、3倍液(水2Lに城かべシーラー1L)で希釈!

≫城かべシーラーに興味が湧いてきましたか?どうぞこちらのリンクをご確認下さい。

城かべシーラーは、原則完全乾燥です。
2時間~6時間ぐらいで乾くと思います。乾いていないと余計に水が引くので注意して下さいね。

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それでは城かべ中塗り用を塗ってみましょう!
城かべ中塗り用は、城かべに砂が入っているだけではなく、すさもマニラすさに変え厚塗りに対応しています。大き目の砂が入っており、海藻糊も強めなので固練り・厚塗りに向いています。

水持ちのよい材料なので鏝押さえもゆっくり出来ます。

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通常は、3㎜~5㎜厚程度で塗って、モルタルの不陸調整をします。

次に、漆喰ベースはを塗ってみます。

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先ほどもお伝えしたように厚塗りは出来ません。よって不陸は直りませんが、塗りやすさは間違いありません。下地がもともとフラットな下地であればなんら問題は無いですね!

3、ここで3回目の比較ですが、施工性は断然漆喰ベースですが、厚塗りが必要な場合は城かべ中塗り用ですね。これは用途によってなので比較はおかしいですね。

≫外壁用塗り替え下地材【漆喰ベース】はこちら・・・
≫城かべ用砂漆喰【城かべ中塗り用】はこちら・・・

両者の乾燥時間ですが、漆喰ベースは24時間~48時間。城かべ中塗り用は、3日~7日程度かかりますが、城かべ中塗り用の場合は、下地と季節によってまったく乾燥時間が違うのと、薄く塗れば上塗りの城かべ漆喰の追い掛けも可能なのでこれも比較になりませんね。

さて、いよいよ上塗り城かべ漆喰塗りです。

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ご存知、漆喰界の横綱【城かべ漆喰】上塗りです。
漆喰ベースにはそのまま塗ります。完全乾燥した城かべ中塗り(砂漆喰)の上には「引き糊」を塗ってから追い掛けます。

※「引き糊」・・・最近の当社の説明も、砂漆喰に追い掛けよりもフラットにした城かべ中塗り用を完全乾燥し、城かべ角又を沢山入れた糊の濃い城かべをしごき塗りしこれに普通の城かべを追い掛けする工法です。このやり方のほうがムラ引きが少なく水引きが均一です。

4、いよいよ「城かべ中塗り用」対「漆喰ベース」対決も大詰め、上塗りを塗った感じですが、正直・・・・どちらでもOKです。。。すいません。
もちろん、早く仕上がるのは城かべ中塗り用への引き糊です。ゆっくり乾くのは漆喰ベースですね。真壁など小壁には引き乗りがいいでしょうし、少々大壁で人工が少ない場合は、漆喰ベースのほうがよいと思います。

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「とことんまで押さえたい!」場合は、城かべ中塗り(砂漆喰)のほうがよいと思います。

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結論として、「好み」と「状況」と「季節」と「下地」と「予算」と「工期」と「手間」を考えて使い分けて下さい。

本当に漆喰は奥が深いですねぇ~

≫漆喰の最高峰「城かべ漆喰」をお探しの方はこちら・・・

≫外壁下地の決定版!「漆喰ベース」はこちら・・・

 

 

2017/09/11 11:00

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2017 09

ビニールクロスの上に漆喰を塗りたい方へ:お役立ち施工ポイント

当社の漆喰専用下地材「ボードベース」はビニールクロスリフォームに利用できる商品で、ビニールクロスの上に「ボードベース」を塗り、乾燥すれば仕上げ漆喰塗りができる人気商品です。しかし、塗り替えの下地になるビニールクロスの状態があまりよくないと、せっかくきれいに漆喰壁を仕上げても下地クロス部分からすぐ剥がれてくる可能性があるからです。そこでこの度はビニールクロスの状態を判断する上での施工ポイントをご説明したいと思います。
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ポイント①:水性ペンを利用して、ビニールクロスなのかを判断する
下地材「ボードベース」を利用した塗り替えリフォームはビニールクロスの場合です。残念ながら紙クロスには施工できません。そこでビニールクロスなのかどうかを事前に確認しておく必要があります。水性ペンでクロスに軽く落書きをし、水を含ませしぼったタオルなどで拭き取ります。落書きがすぐ消える場合はビニールクロスと判断します。紙クロスの場合は水性ペンでもインクを吸いこむため、簡単に取れません。
ポイント②:ビニールクロスにはまず「城かべシーラー」を塗り乾燥させる
「城かべシーラー」を塗ることで、ビニールクロスの接着糊が弱くなっている部分がシーラーの水分でプクッとふくれてきます。ふくれてきた部分はカッタ―などで切り取り、切取り部分周囲のタッカ―止めやジョイントネット貼りなどの処理が必要になり、事前の下地処理ができます。
ビニールクロスの接着状態は表面からの目視で全てを判断できない事も多いのでシーラーを利用するという訳です。シーラーはあく止め効果もあるので一石二鳥のおすすめ工程です。
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>>ビニールクロス下地施工要領こちら…14ページに記載してます。

2017/09/10 11:30

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2017 09

外部洋風しっくい施工後の汚れでお悩みの方はいませんか?

当社はお客様の声を集め、お客様が抱える問題解決に向け製品を開発しております。そんなお客様の声を集計したところここ数年増え続けている問題が外部しっくい壁の汚れやカビ、またそのような状態のしっくい壁の塗り替え、メンテナンスに関するお問い合わせです。特に洋風建築で軒が無い四角い住宅に、しっくい壁も洋風に模様仕上げで表面もザラザラした仕上げを施工した物件に集計結果上多いようです。
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そこでメンテナンスにあたりどのような製品が良いのか?市場調査をしました。
「どうせメンテナンスするなら次は汚れにくく、きれいな状態のままを維持できる方が・・・」
「下地が模様仕上げで凸凹してるから、鏝塗りの厚塗り仕様でないと施工できないよ」
「もともとしっくいを塗ってあったから、風合いは変えたくないよね」
「塗料系だと塗り厚がうすくて下地が透けることがある。きれいに隠れるものがいいよね」
このような課題を解決する商品が「洋風漆喰壁リペアー材 ベッラム―ロ」です。
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特長①汚れを隠す高い隠ぺい力
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ペンキとは違い高い隠ぺい力がある材料です。なかなか隠蔽できない下地の汚れを1発で隠します。写真は黒しっくいの上にベッラム―ロを施工したものです。きれいに黒しっくいが隠れております。
特長②高い撥水性能
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今までの壁材とは違いベッラム―ロ自身に高い撥水性能があります。施工後のトップコートなどは必要ありません。写真はベッラムーロ乾燥後、食紅を混ぜた水滴を表面に落しました。撥水するため水滴が玉のように浮いたようになっています。
特長③鏝塗り厚塗り仕様でしっくいの風合いは変わらない
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トップコートでありながら鏝塗り施工で、下地の凸凹に対応します。また写真のようにテカリもなく仕上りはしっくいパターンの表情が変わりません。
>>ベッラム―ロ商品カタログはこちら・・・
外部洋風しっくい壁でお悩みの方はご検討ください。

2017/09/08 11:30

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2017 09

黒葉銀杏草??南部角又??どれがいいの??

漆喰を美しく仕上げる為には水引き対策が非常に重要です。
適度に保水しないといけないし、かといって保水しすぎると押さえの回数も増えムラにもなりやすくなります。
そこで下地の水引き具合と共に、漆喰に混入する糊で水引きを調整していますが、日本の漆喰は海に囲まれている地形からなのか・・・昔から、銀杏草や角又、ふのり等の海藻糊が使用され普及しています。

今回、何十年も前から漆喰を塗り続けている左官職人様が漆喰を原材料から作ったのでお話しを聞きました。

弊社「何故城かべではなく今回は漆喰を作られたのですか?」
左官様『設計上、貝灰の混入や配合の指定があったので作ったんだよ』
弊社「塗った感じの違いはありましたか?」
左官様『城かべを練ってすぐ塗る時よりは塗りやすかったけど、練り置きしてる城かべとはあまり変わらない気がするな!ただ暑い時期だったから糊量を調整しやすいのは良かった。一から作ってそれ以上の手間はあったんだけどね(笑)』
弊社「黒葉銀杏草と南部角又の両方使用して頂きましたが、どちらが良かったですか?」
左官様『黒葉銀杏草は昔からホントに品質が安定してるねぇ。炊いた後に漉さなくてもいいぐらい滑らかに溶けてなくなるよ。粘性も充分だし漆喰には一番いいんじゃないかな!南部角又は昔は不純物が結構あって溶けカスも少しあったけど、久しぶりに使ったら銀杏草みたいに使いやすかったよ』
弊社「それは良かったです。でも時期や種類で違うもんなんですねぇ?」
左官様『やっぱ三陸地方が産地だから震災後になにか変わったかもしれないね』
弊社「今回はふのりは使用してませんが、ふのりはどうなんでしょう?」
左官様『ふのりは銀杏草や角又に比べて糊気が安定してないような気がする。弟子時代から使って慣れてれば問題ないんだろうけど』
というようなお話しを聞かせて頂きました。

左官様『この釜で一回でちょうど石灰1袋分の糊が炊けるんだよ』
作ってる最中にお邪魔したかったなと思いながら釜を見せて頂きました。左官職人様 貴重なお話ありがとうございました。

普段はここまで出来ないので、城かべ角又を使って頂いているみたいです。
角又を乾燥粉砕 海藻糊100%「城かべ角又」はこちら・・・

練り製品や練り置きしてる製品に
黒葉銀杏草を炊き真空密封した「城かべ炊き糊」はこちら・・・
※密封していますが腐り防止の為に少量の石灰を混入しています。石灰仕事にお使い下さい!

2017/09/06 11:08

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2017 09

番外編!ぶらり伝建地区の旅~愛知県豊田市足助町~

今回は、ぜんぜん商品の紹介じゃないので・・・・すいません。

城かべ漆喰を使って頂いた現場があったので見学に行ってきました。
愛知県足助町は、平成23年6月20日に重要伝統的建造物群保存地区に選定されたそうです。と言っても観光地として紅葉の香嵐渓としてむちゃくちゃ有名な町です。
そんなことから、観光案内は、各HPよりご覧下さい。

≫足助観光協会HP~重伝建の町並みを歩く
≫豊田市HP~豊田市足助伝統的建造物群保存地区にかかる制度について

香嵐渓の駐車場から歩いて伝建地区へ・・・まずは、落合橋を渡って川沿いを散策!
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いたるところに漆喰の町並み、もともと宿場町で江戸時代中期から明治期に建てられた建物が多く残るそうです。
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散歩・散歩ハイキングコースには最適です。山あり川あり本当に素晴らしいところですが、やはり秋の紅葉シーズンに来たいですね。

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土蔵もだいぶん傷んでいるものがありますね。しかし、土蔵の土壁は、雨が当たってもなかなか崩れ落ちないですね、漆喰を塗らず、土壁むき出しの土蔵でも丈夫に残っています。研究すれば外壁でも流れない土壁が出来そうです。

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旧足助町域は、北から親王町、田町、本町、新町、西町、宮町、松栄町と続きますき、いたるところに伝統建築物が残っています。

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お気に入りはこのタイル!レトロでいい感じです。塗り壁もいいですが、昔のタイル張りの外壁もいいですね。

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町のあちこちに、このような小路があり雰囲気があります。
小路好きの方は是非!

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と、足助の観光大使のように観光案内ばかりしていても仕方が無いのですが、仕事で来たのはとある住宅の改修です。

外壁の漆喰と土壁が相当に傷んでいます。

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この現場では、ラスで下地補修後、荒壁土とセメントを混ぜた材料で下地補修だそうです。
淡路島でも震災後、落ちた壁をこの方法でよく直していました。

このような大きく壊れているところや、下地の小舞竹が見えているところは、下地からの補修や、写真のようにラス網で補強する場合をよく見かけますが、ここまでの欠損ではなく、ある程度大きな不陸がある場合は、漆喰ドカット!をお勧めします。

≫蔵直し、厚付け砂漆喰「ドカット」はこちら・・・

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補習が完了した部分の写真です。城かべ漆喰で上塗りされています。このような伝統建築には、是非城かべ漆喰をお使い下さい。

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今回は、時間があったのでゆっくり足助の町並みを散策することが出来、色々な漆喰壁を見ることができました。

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最後に足助城!

城跡公園足助城は、足助町制施行100周年を記念して、平成5年に開園したそうです。

足助の古い町並みが一望できる標高301メートルの真弓山に、高櫓・長屋・物見矢倉・厨(くりや)などの建物が復元されています。

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