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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2023/11/06(月曜日)黒漆喰リペア材使い方|お手軽に黒い漆喰を作ろう

ローラーで塗るだけだからお手軽

 

施工難易度が高い黒漆喰仕上げ。

昔から黒を含め、色付き(カラー)の漆喰は非常に難しい左官仕上げの一つとされています。理由は色ムラ(色飛び)が出やすいため。

その理由となる色ムラを極限まで減らそうと開発した製品が「島かべ瑞黒」や「島かべカラー漆喰」になります。

 

 

ただし、現在は「色ムラも味があっていい」とか、「色ムラになる仕上げをあえてしたい」と言われる機会も増えましたが

 

話はそれましたが、DIYをする方にとって色ムラの心配も難易度が高い中に含まれますが、塗る道具 コテを使用し、均一に仕上げるのが難しいとよく言われます。

そこでご提案するのが、黒い漆喰壁限定ですが「黒漆喰リペア材 プロテクターB」です。

 

 

写真のようにローラーや刷毛(大きな筆のような道具)で塗れるため作業も楽です。

 

■プロテクターBくわしくはこちら⇒近畿壁材 | 黒漆喰リペア|島かべ プロテクターB黒漆喰保護及びリペアーに使えるテカリの無い黒漆喰リペアートップコート (kinkikabezai.com)

 

下の動画でも紹介しておりますが、真っ白な漆喰の上に塗っても真っ黒になります。

 

塗った後の漆喰は「プロテククターB」の性能で色ムラも防止します。

お手軽で失敗しない、黒さが長続きする黒い漆喰をしたい方はぜひご検討ください。

2023/11/01(水曜日)厚付け中塗り漆喰ドカッと!滑らかな表面にもできる

表面にやさしくコテをとおせば滑らかに

 

プロの業者様、DIYのお客様を含め、当社に多い問わせの古い土壁の補修

そんな時非常に便利な製品が「島かべドカッと!」です。

 

 

■ドカッとを利用した土壁補修方法⇒近畿壁材 | ボロボロしている古い土壁補修マニュアル (kinkikabezai.com)

 

ご利用を検討、もしくはご利用中のユーザー様から何度かご質問受けたのが、ドカッと!の上にもう何も塗らないので、

ドカッと!表面をお寺やお城の漆喰表面のように滑らかにして、仕上げたいということです。

ただ、塗っただけでは砂漆喰(中塗り漆喰)のため、表面はザラザラに仕上ります。

実はやり方は簡単で、壁全体に塗り付けが完了し、平滑(フラット)にできたら、ドカッと!表面をやさしく撫でるようにコテをとおせば

滑らかな表面になります。

 

滑らかな表面仕上げにはメリットも

 

表面が滑らか=表面が密になっているので、埃などもたまりにくく、水分の吸い込みを少なくなり、ザラザラ仕上げと比較すると、汚れが付きにくい漆喰壁になります。

ドカッと!ザラザラにも滑らかにもできる中塗り漆喰です。お試しください。

2023/10/23(月曜日)淡路島の「土」が身近な仏具に利用されるかも

「おりん」という仏具わかりますか

 

上記画像が「おりん」です。見たことはあるけど名前は知らなかった、そんな方が多いのではなでしょうか。

身近な宗教用具のひとつで、読経をはじめる前と終わった後に打ち鳴らす仏具です。

その澄んだ音色は邪気を払い、空間を清浄にすると言われています。

「おりん」には数種類の材質があり、その中でも特に音質や余韻が良いとされる最高級素材が佐波理(さはり)【銅と錫の合金】が材質のものです。

その音の良さからシンバルなど、金属製楽器にも使用されています。

この度、淡路島の「土」を求めて来社いただいた(有)りんよ工房様は、この佐波理(さはり)材質の「おりん」を製造しているメーカーです。

 

■有限会社りんよ工房様⇒https://rinyo.co.jp/

 

鋳型に土を使用する

 

佐波理(さはり)が材質の「おりん」は鋳造と言う製造法によって作られています。

型を作り、溶かした金属を型に流し込み、切削加工を施し製品にしていきます。

この製造工程の中で、土には非常に大きな役目があり、土を基に様々な種類の真土(まね)を作り鋳型を作ります。

土の良し悪しで音が大きく変わるそうです。

また、鋳型に成形するため、壁土と同じように、高い粘性を持つ「土」が条件になります。

 

希少になった粘性が高い土

 

お客様は歴史あるメーカーなので今まで使用していた「土」があったのですが、その土が採取できなくなり、この度淡路島の「土」を検討することになったそうです。

当社の地元淡路島は昔から「土」の都と呼ばれ、粘性が高い良質な土が豊富に取れ、壁土はもちろん、淡路瓦やタイルなどに使用されてきました。

採取する山の層はまだまだあり、安定供給が期待できる点なども淡路島の「土」を選択するポイントになったそうです。

強度や音色を含め、2年程試験結果ができるまでにかかるそうですが、良い結果になり、淡路島の「土」の可能性が広がるのことを期待しております。

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