MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/07/16(金曜日)小舞竹下地に使う間渡し竹とは?

 

竹小舞下地の芯材として利用される


 

小舞掻きの芯材として使われる間渡し竹は、通称女竹ともいわれ、関西方面でよく使われる材料です。小舞下地を作る場合、地域によっては間渡し竹を入れない事もあります。

柱の間をつなぐことを間渡しといい、柱と柱の間に入れる竹を間渡し竹と言います。

小舞を組むにあたり、柱と柱の間に縦、横に間渡し竹をとおし、芯材にします。そこに小舞竹(割り竹)を取り付け、固定します。

 

 

小舞竹は細い竹なので、間渡し竹に固定することで下地の強度を上げています。

間渡しには竹が一般的ですが、木材をつかう地域もあります。

間渡し竹にはこのような役目で利用されています。

 

◇土壁関連ブログはこちら

土壁材料について

2021/07/15(木曜日)いろんな壁材に混ぜれる無機素材の着色材

 


 

壁カラーは粉末の顔料で土・漆喰・セメント何にでも混ぜれます

 

当社は毎日、一般の方からプロの業者様まで、塗り壁に関してのお電話、メールをいただきますが、最近お客様とお話させていただいて思うのは、プロの業者様だけではなく、一般の方もこだわり強い!

これは塗り壁メーカーには嬉しいことです。塗り壁材に関して興味があるからこそ、強いこだわりが出るのだと思います。

特にデザインにこだわるお客様が多く、模様や柄、ようするに仕上げ方もそうですが、色(カラー)も定番色だけではなく、もっとこんな色にしたい!できませんか?

と聞かれることが増えました。

例えば当社の「島かべカラー漆喰」は定番色9色ご用意しておりますが、この9色以外のカラーにしたいお客様も当然います。

このように自分好みのカラーにしたい場合は、粉末顔料「壁カラー」をご利用ください。

あらゆる壁材に混ぜることができる便利な顔料(着色材)です。また素材はカラーによりことなりますが、無機なもので安全です。例えば酸化鉄などになります。

白の漆喰に混ぜた場合の着色具合を写真で掲載しているので、参考にしてください。

2022/08/14(日曜日)小舞縄|小舞下地に使われる縄とは?

小舞下地の竹を編むために、使われているのが【小舞縄】


小舞下地とは?

日本の伝統的な工法「小舞下地」は、日本家屋や木造建築の神社やお寺にも使われています。

この下地は、竹を編みこんで骨組みをつくります。

小舞下地は、荒壁土から中塗り土と土壁下地の基礎となります。

小舞縄とは?

小舞縄は縫藁(ぬいわら)とも言い、太さ4~6㎜程度の細い藁縄です。

この縄を小舞竹や間渡し竹を編むのに、使用します。

小舞縄の強度が、下地自体の強度に影響することがあります。

なので当社の小舞縄は稲藁だけでなく、麻すさも編み込むことでより強度を高めています。

この小舞縄以外にも、小舞下地に関する商品を販売しております。

 

◇土壁関連ブログはこちら

土壁材料こんな時何を使うの?

 

小舞荒壁下地でお困りの方は、ぜひお問い合わせください!

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ