木摺り漆喰?木摺り下地?「木摺り」いいね! | 近畿壁材工業株式会社 匠に役立つ塗り壁ブログ 【漆喰】昔ながらの漆喰壁材「城かべ」の販売。

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2017 05

木摺り漆喰?木摺り下地?「木摺り」いいね!

建築における漆喰壁の目的は、各メーカーさんがおっしゃっている通り、「安全」「安心」「エコ」などが上げられます。
特に城かべ漆喰は、「安全」の部分では、自然素材であり、シックハウスの原因が含まれていないことや、結露が少なくカビなどが発生しにくく衛生的!などが上げられ、
「安心」の部分では、燃えない建材と言うことで火災にも強いことや、もし火災になっても(あってはなりませんが)有毒ガスを発生させることはないなどがありません。

このように漆喰壁の「安全」「安心」については皆さんも周知されている話だと思います。
そんな中、今回のブログテーマ「木摺り」ですが、この安全・安心以外の「エコ・環境」についても優れた下地であると思います。

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木摺りといっても、種類は様々である種モルタル下地のバラ板も木摺りと呼ぶ地域もあります。またサイズや目透かしの間隔、木摺り板の厚みも様々です。
当社が「いいかなぁ~」と思う木摺りは、厚さ10㎜、巾30㎜程度の杉材か檜材を巾7㎜程度目透かしして釘止めしたものです。釘止めも2本打ちでしっかり止めることで割れの少ない下地となるようです。
下地なのでやっぱりしっかりしていることが前提ですかね。

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そもそも木摺り下地の普及は、明治時代に入ってからの西洋建築を取り入れた、近代建築が盛んになった時期だそうです。今でこそプラスターボード主流で当たり前のように「内装大壁工法」が行われていますが、当時の小舞土壁ではやはりなかなか大壁はやりにくく、木摺り下地への漆喰やドロマイトプラスターを塗った下地が主流になったのでしょうね。

この前、ちょうどそのような現場の改修工事を見せて頂きました。

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下地はすべて木摺りで天井と壁の見切りには大きな蛇腹用の下地があります。
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このような西洋建築には当時ではやはり木摺り下地への漆喰やドロマイトプラスター塗りが向いていたのでしょうね。今ではこのような装飾もみんな新建材に変わってきてるのが残念です。

で・・・「エコ・環境」の話に戻りますが、木摺り漆喰は何が環境によいのか?と申しますと、まず木摺り板自体が国産の間伐材が使えます。間伐材とは、森林の成長過程で密集化する立木を間引く間伐の過程で発生する木材のことで、ようするに環境破壊ではなく、環境を守る為に切らないといけない木材です。
また、柱や床材でもないのでそんなに裁断に高度な技術や精度も必要ありません。よって工場のエネルギー消費も少ない。・・・ちょっと強引な理論、、、また、現場でのごみがサイディングボードや石膏ボードに比べて非常に少ないのもエコロジーです。ボード系の下地や仕上材は結構切れ端などのごみが沢山発生するそうですが、木摺り下地なら、木材の切れ端と、漆喰の紙袋ぐらいしかごみがでません。

と言うわけで、当社も木摺り下地に関しては、「いいね」と思っているので、専用の漆喰なんかも作っています。
ぜひ、文化的建造物の回収だけでなく、新築でも石膏ボードに変わる下地材として木摺り下地いかがでしょうか?

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2017/05/22 10:54

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