5月 | 2017 | 近畿壁材工業株式会社 匠に役立つ塗り壁ブログ 【漆喰】昔ながらの漆喰壁材「城かべ」の販売。

2017年5月の記事一覧

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2017 05

内部用万能下地材 ボードベースライト

弊社売れ筋№1「通常版ボードベース」。ご使用いただいているユーザー様が多いので、「こういうのもあればもっと使いやすい」と言うお客様の声から生まれた商品が「ボードベースライト」です。
ボードベースライトは通常版に比べ、仕上げ材塗り付け時、少し水が引くようになってます。これがライト品の特長で、この特長を活かし、通常版では施工できなかったものが施工可能になりました。
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通常版には無いライト品だけの特長
①漆喰だけでなく、珪藻土、砂壁、土壁さまざまな仕上げ材が施工可能!
②中塗土下地への施工も可能!
③使いやすい粉末1材型!水練りのみで使用するので必要分だけ練って使える!
これがライト品のみの特長です。接着力もあるので塗り替えリフォームから新築工事まで幅広い用途で使用できる下地材です。
ボードベースライト1つ持っていればいろいろな状況に対応できるので非常に便利ですよ(^^)
>>ボードベースライトくわしくはこちら・・・

2017/05/14 11:30

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2017 05

内部用下地材ボードベースとボートベースライト

弊社人気商品内装用下地材「ボードベース」「ボードベースライト」。ホームページやカタログでもご案内させていただいておりますが、お客様より「何が違うの?」とお問い合わせいただく機会が多いので、あらためてご説明させていただきます。
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違いその①:水引き性能が違います。
通常版ボードベースは水引き性能が高く、仕上げ材塗り付け時、乾燥しにくくゆっくり仕上げ塗りをする事ができます。気温が高く乾燥がはやくなる夏場や、施工面積が広く大きい壁を少ない人数で施工しなければならない場合などに良いと思います。
ボードベースライトは水引き性能を少し落としてあるので、なかなか乾燥しない冬場や、施工面積の小さい真壁などを施工する場合にいいのではないでしょうか。

違いその②:塗れる仕上げ材が違います。
通常版は水引き性能が高いので基本は漆喰専用の下地材になります。ただし乾燥がはやくなる夏場では珪藻土を塗る場合にご使用いただいている左官様もいらっしゃいます。通常版ボードベースに下地材を変えてから、あわてて仕事をしなくてすむようになったそうです。
ライト品は万能で仕上げ材を選びません。少し水が引くため漆喰だけではなく、珪藻土、砂壁、土壁などさまざまな仕上げ材を施工することができます。

違いその③:塗れる下地が違います。
通常版は水引き性能を上げるため液体樹脂を使用しており、乾燥時引っぱりがあります。その為中塗り土下地には施工できません。
ライト品は水引き性能を落とすため粉末樹脂を使用しているため、引っぱりが少なく中塗り土の上にも施工可能です。

違いその④:荷姿が違います。
通常版は液体樹脂を使用しているため、粉末骨材と液体樹脂で1セットになる2材型で、1ケース4セット入りになります。
ライト品は粉末のみの1材型で水練りするだけで施工できます。1ケース6袋入りになります。

その他多いご質問が通常版もライト品もアク止め効果はあるの?とよくお問い合わせいただきますが、どちらの商品もアク止め効果はあります。しかし、合板やべニア下地、汚れがひどい既存壁への塗り替えなどはボードベース、ボードベースライトのアク止め効果だけでは止まらない場合もあるので、あく止めシーラー塗布後の施工をおすすめいたします。

2017/05/12 11:30

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2017 05

あく抜き藁すさとひだしすさ

今回は、当社の超売れ筋の「あく抜き藁すさ」と「ひだしすさ」についてのご紹介を行います。
あくぬきわらすさ
≫あくぬき藁すさの商品ページはこちら・・・

ひだし
≫ひだしすさの商品ページはこちら・・・

これら2商品は、発売から30年以上経つロングセラー商品ですが、なにぶん地味であまり目立たない商品なので今回はご紹介させて頂きます。
藁すさ自体あまり使われない特殊な製品ですが、土壁には絶対必要な物でもあります。

【藁すさ】は日本の伝統的な左官材料で、通常土壁に混入されるものです。木舞下地の荒壁から大直し、中塗り、切返し仕舞いから上塗りである糊差しや水捏ねに至るまですべてに利用され、種類も大きさも様々です。伝統的には下地に近いほど大きい物を使用するようです。日本での歴史は大変古く日本最古の法隆寺でもその使用はすでに認められており稲作が日本で行われるようになり土が建築に使われだしたころからすでに混入されていたのではないかと考えられています。昔から国内の稲作農家は多く藁を利用した製品も多く作られていたため、その古材は安価で量も多いことから日本全国で造られ使用されていたと考えられます。このような藁すさも近年の建築様式が徐々に乾式工法に変わりはじめ需要も激減し製造しているところも少なくなってきましたが、当社では少ないながらもまだまだ需要もあり数種類のわらすさを製造・販売しています。 製造方法は昔から変わらず採取した稲藁を水に浸して十分灰汁を抜きよく叩いてほぐし、必要のない節を除去しよく乾燥させ必要な大きさに切断し袋に詰めます。中塗りすさなどは古くなった畳を細かくほぐしよく乾燥させ大きさをそろえ袋に詰めます。原料となる稲藁は刈り取ってすぐのものは水分を多く含み張りがありほぐれにくく灰汁もよく出るため古いものを利用するほうがよいとされています。

当社のあくぬき藁すさとひだしすさは、長期間水にさらしアクを抜いています。
下記の写真は、あく抜き藁すさや、ヒダシすさの粉砕前の藁すさです。

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これはこれでいい感じの「ぶつぎりすさ」ですね。

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上の写真は、当社の藁すさの原料・・・あくを抜いて天日で干してから粉砕します。
ひだしすさは、切り返しすさとも言い、切返しは中塗り施工後行い、上塗り前に一度塗って置くもので高級工事ではこのまま何年も放置して時期が来たら上塗りを行うこともあります。最近では切返しを糊差し同様に一つの完成とすることもあるため仕上がりの美しさも求められているため、これらに混入されるすさは上品な仕上がりとあまり灰汁のでないものが条件となる。『あく抜きわらすさ』『ひだしすさ』がその条件を満たしています。

わらすさ(中) わらすさ(中)2
上記の写真は、あくぬき藁すさです。
わらすさ(大) わらすさ(大)2
上記の写真は、ひだしすさです。

2017/05/08 11:00

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2017 05

「重吉たたき」もご注文が増えました(^^)

現代風たたきウルトラソイルの販売数量が増えるにつれ、昔ながらの伝統的なたたきセット品「重吉たたき」もご注文が増加中です。
強度、作業性を優先ならウルトラソイル!イヤイヤやっぱり本物の風合いがいいよという方は重吉たたき!お客さまもお施主様のご意見や、何にこだわりたいかの価値によって使い分けてくださっているようです。
みなさんも土風の土間材はいかがですか?現代風と伝統的たたき2商品どちらがみなさんが求めているものなのかくわしくはこちらでご覧ください。
>>伝統的たたき重吉たたきセットはこちら・・・
>>現代風たたきウルトラソイルはこちら・・・
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2017/05/07 11:30

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2017 05

表面に漆喰のすさが出てきているのは押さえ不足です

城かべ漆喰にはクラック防止のつなぎ材としての役目や鏝すべりなど作業性向上の為に、麻すさ(麻繊維)を配合しております。先日漆喰は十分に押さえることで表面が密になって強度が上がり、防水性が向上するお話をさせていただきましたが、基本的に仕上げ表面に麻すさが出てきているのは押さえ不足で失敗とみなします。
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塗りつけ後漆喰を押さえるとノロが表面に浮いてきて、そのノロが表面に被る状態になります。水分を含んだノロが表面に見えなくなったらまた同じように押さえ込み、ノロを繰り返し被せていきます。その作業を何度か繰り返すことで強度が上がり、日本の漆喰独特の美しい光沢が出てきます。漆喰に含まれている麻すさが表面に出てきているということは、押さえ込んでノロを被せる工程が不足しているから起こる現象ということです。
すさが表面に出ていると不具合にもつながります。すさから吸水し汚れが付着したり、クラック発生の原因になります。
外部で漆喰を施工する場合は充分に鏝押さえを行いノロを被せ、すさが沈むように仕上げてください。
>>城かべ漆喰に配合されている麻すさはこちら・・・
>>城かべ漆喰施工工程はこちら・・・

2017/05/05 11:30

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2017 05

カチオンってなんだろう???

今回は研究的ななお話をひとつご紹介します。
左官職人様とのお問い合わせの中でよくカチオン系ですか?などと聞かれる事があります。

弊社の見解を申しますと・・・

カチオン=陽(+)イオン=アルカリ性=カルシウム、ナトリウム、鉄など
ノニオン =非イオン  =中性    =水、塩(塩化ナトリウム)など
アニオン=陰(-)イオン=酸性    =塩酸、硫酸、炭酸、珪酸など
と分類され物質の名前ではなく、性質を示す言葉です。
物質とは城かべシーラー等のアクリル系や、酢ビ系、シリコンアクリルなどの事です。

セメントや漆喰はアルカリなので、これに使用(混ぜたり塗ったり)する樹脂はアルカリ側に寄せてあります。
最近ではセメントや漆喰用の樹脂は、殆どアルカリ側です(耐久性は様々ですが・・・)
ですので、セメントや漆喰用の樹脂はほぼカチオンといっていいと思います。

まとめるとカチオンは性質を表し、セメントや漆喰の強アルカリに使用出来る性質を持っているというのが正しいのかもと思います。

2017/05/03 11:03

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2017 05

この季節によくお問合せを頂く事例!~線香によるシミの付着~

3月~4月頃にかけて毎年1件~2件程度お問合せを頂く事例に、「漆喰面に茶色いシミが発生して壁が汚れている!」
このような内容のお問合せに対して共通するのが下記の内容になります。

「施工後すぐには出ていなかった。」
「気になってきたのは3月~4月頃から」
「下地は石膏ラスボードやプラスターボードに石膏を塗っている」
「ほとんどの現場が、お寺の本道や位牌堂など」

症状としては下記の写真のような現象で、基本的には天井に向かって濃くなっている場合が多いです。
名称未設定 (1 - 1)

もう、皆さんがお察しの通り、このような場合の原因は線香の煙によるシミが考えられます。
「そんなに線香は焚いていない!」「他のお寺、改修前は、こんなことはなっていない!」
など、確かにそのような理由で線香ではなく下地からのアクや、漆喰そのものの変色ではないかと考えることも必要です。

もちろん、あらゆる可能性を探っていきますが、1つの事例を参考に線香では無いか?について検証していきたいと思います。

①施工後すぐにでていなかった・・・・
もし、下地材や下地からのアクの場合、漆喰の乾燥と同時にアクが上がってくるので、施工後すぐに出る場合が多いです。
以前は土壁に漆喰を追い掛けしたことで、漆喰面に写真と同じようなアクが発生したことがあります。しかし、今回の事例では下地はラスボードに石膏プラスターで、シーラーも塗っていることから、下地からのアクは考えにくいです。

②気になってきたのは3月~4月頃・・・・・
このような場合が多いのは、季節的な要因が関係します。実は、春先が原因ではなく冬場に原因が発生しています。お寺の本堂などでは冬場もちろん閉め切った状態で、ストーブや加湿器を利用します。このような場合、多くの人が集まることもあり「結露」が発生します。
「え!結露・・・発生してないですよ。」と言う場合が多いのですが、窓に結露するのではなく、漆喰が湿気を吸ってくれるので漆喰面が結露しているのです。特に近年は、素晴らしく優秀なサッシによる機密性と、石膏ボードへの漆喰薄塗り工法により、昔の土壁や木製サッシと違い隙間風などもありませんし、薄塗りの影響で漆喰自体の湿気を吸う量も少なくなります。※漆喰の調湿効果は薄塗りでも十分にあります。
これらの原因により漆喰表面が湿った状態が続きます。そこに、線香の煙が付着し溶けます。線香の煙は、水によく溶けます。

③壁面上部が濃い・・・
_DSC1783写真は、換気扇周辺の写真です。煙は換気扇に向かって流れていくので、タバコのヤニ同様壁面上部や換気扇周辺が特に汚れてきます。

_DSC1779
これらの原因を総合すると、内部からのアクシミではなく、外部からのアクシミ(線香の煙)であると考えられます。
下の写真をご覧下さい。下の写真は、汚れている部分と白い部分の境がはっきりとしています。これは、施工後すぐより壁に額を飾ってあり、その額をはずして撮影したものです。
額の部分が白いのは、煙をブロックしていたからだと推測でき、もし下地からのアクの場合は、額の後ろも黄色くなると思われます。

_DSC1780

春先によくこのようなアクシミが発見される理由は、たぶん湿気もなくなり壁も乾燥してくる季節に目だって来るのでしょうね。
ちなみに、洗剤で洗ったり、サンドペーパーで擦れば取れたので表面に付着していることも確認できました。

線香の煙による、漆喰面の汚れには換気をよくして、ご注意下さい!

2017/05/01 11:00

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