2月 | 2017 | 近畿壁材工業株式会社 匠に役立つ塗り壁ブログ 【漆喰】昔ながらの漆喰壁材「城かべ」の販売。

2017年2月の記事一覧

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2017 02

真砂コン土間仕上げサンプル作り

お客様が地元の真砂土が使えるか試験して欲しいとのことで、真砂土を送って頂きました。
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少し黒くて粒子が細かいので、砂や砂利の追加があれば割れにくくなります。
取り急ぎ、当社のカタログ配合で作ってみました。

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色も少し黒いのでこのままでは仕上がりが暗くなるので顔料も追加します。
真砂コン用の黄色顔料と真砂コンバインダーを入れます。

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真砂コンは、少量のセメントで硬く長期的に土系の舗装ができる優れものです。
仕上も、刷毛引きやスポンジ拭き取り、鏝押さえなど多彩です。

施工手順は、通常はミキサーで簡単に混ぜることができます。今回は少量なので手練り・・・

①真砂土、真砂コンカラー、真砂コンバインダーを空合わせします。
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②規定量の水と真砂コン液を入れよく混ぜます。
硬さは、硬いほうが色も濃くいいですが作業性が悪くなります。
スランプ12cmぐらいかな・・・

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③型枠に流し込んで鏝押さえして完成!

少し水が引けば、刷毛引きやスポンジ拭き取り、
そこそこ硬くなれば掻き落としも可能です。

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重吉たたきやウルトラソイルもいいけど、定番の真砂コン土間仕上げもいかがですか!

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≫真砂コン土間仕上げはこちら・・・

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2017/02/27 10:53

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2017 02

3月からの工事予定の重要文化財の現場へ

販売店様と補修工程の打ち合わせのため、3月からの工事予定の文化財現場へ一緒に行ってきました。
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東広島市旧石井家住宅です。
平成9年に現在の場所に移築され、20年が経ち割れや浮きが目立ってきており、この度改修工事となったそうです。
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販売店様のお話によるとこの20年の間に大きな地震が数回あり、その影響で壁面にクラックが入ったそうです。そこから雨水が浸入し、浮きにもつながったんでしょうね。
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特に基礎の上部分は下からの水の吸い上げもあるのでしょう、浮きが他の個所より多く確認ができました。
現場を一通り拝見させていただいて、既存の漆喰壁がかなりしっかり定着しているところもあり、浮き部分を撤去した後は、浮いて撤去して下地中塗り土の個所と、しっかり定着していて落とせない既存漆喰壁の個所とが大壁の一面にまばらに現れることになると思われます。
工期も一カ月弱と厳しいので、ご提案した施工工程は・・・
①漆喰浮き部分と下地中塗り土の弱い部分の撤去
②古い中塗り土を「土強」「城かべボンド」で強化
③「城かべ蔵直し」を利用し、中塗り土部分を埋め戻し、既存漆喰壁部分まで不陸調整
④「漆喰ベース」全面塗り、「城かべネット」を挟み、2回目「漆喰ベース」塗りでネットを完全に隠す
⑤「城かべ漆喰」「城かべ油」を入れて上塗り
この工程が全てではないですが、ご参考程度に(^-^)

 

2017/02/24 11:30

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2017 02

壁カラーで意匠度アップ!

現代の建築で特に要望が多くなっているのが、意匠性です。自分だけのオリジナル性が価値となりDIYの普及もどんどん進んでいるみたいですね。その意匠性の中でも色合いは非常に重要で、塗り壁でも色を付けたいとのお声はよく聞きます。

そこでおすすめするのが『壁カラー』
漆喰の着色はもちろん、あらゆる塗り壁に混入出来る優れものです。
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基本の色が5色で、この5色を組み合わせる事で様々な色が出来ます。
例えば・・・
青と赤を混ぜると・・紫
赤紫

青と黄色で緑等

あらゆるオリジナルの着色が可能です。
漆喰に混入するのであれば、漆喰自体が白ですので淡いパステル調になります。

サンプルをあらかじめ作成しておけば、市場にはないオリジナルの壁を提案出来ますので是非お試し下さいませ。

カタログはこちら・・・

2017/02/22 14:12

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2017 02

「重吉たたき」 仕上げる時のポイントは?

昔ながらの伝統的なたたきセット商品「重吉たたき1㎡セット」に関して、お客様よりお問い合わせがありましたので、仕上げ工程時のポイントをこの度はご紹介したいと思います。
ポイント①:表面化粧用の砂利はしっかりたたき締める前に撒く
よくたたいてたたき土間が締まった後では、化粧砂利は入りにくくなります。しっかりたたき締める前に化粧砂利を表面に撒き、一緒にたたき込んでください。また、たたき込む場合は金鏝で行うと砂利が砕ける場合があるので、木鏝を使用してください。
ポイント②:化粧砂利のまわりはノロで完全に埋める
たたきは水分がほとんどない材料をたたいて施工します。そこに化粧砂利を撒き、たたき込んだだけですと化粧砂利のまわりに隙間ができます。そのままで施工完了にするとすぐ化粧砂利が取れてしまいます。化粧砂利のまわりはたたき込んだ後、水を含ませたスポンジで水分をあたえながらノロを浮かせ、鏝で伏せ込み、隙間が無いように完全に埋めてください。
15ミリ程度の表面化粧用砂利がセット品の為、商品に入っておりますが、化粧砂利を撒かず、表面をスポンジで拭き取るだけでも、たたき土に配合されている砂利が表面に出てくるので撒かずに仕上げる方もいらっしゃいます。
化粧砂利をたたき込んだ方がよりたたき土間の雰囲気が上がるので、たたき込む場合は上記ポイントを参考にしてみてくださいね(^^)
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>>>重吉たたきセットはこちら・・・

 

2017/02/20 11:30

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2017 02

真砂コン煉瓦を作ってみました。

ブログをご購読頂いている皆さん、最近重吉たたきやウルトラソイルばっかりでこの商品の事忘れていませんか?
そうです。「真砂コン土間仕上げ」です。

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真砂コン土間仕上げは、真砂土(花崗岩が風化した山土)を、少量のセメントを混ぜ合わせるだけで固まり、たたき風の足上げができる材料です。
以前には、この土が固まる仕組みを利用して「版築土塀」なども作りましたが、かれこれ3年以上経過しましたが問題ありません。

≫真砂コン版築土塀のブログ記事① はこちら・・・・
≫真砂コン版築土塀のブログ記事② はこちら・・・・

さて、本題ですが今回は真砂コン土間仕上げを使って日干し煉瓦作りに挑戦です。
日干し煉瓦は、荒壁粘土などを型枠に入れ、乾燥させ作りますが、いかんせん乾燥に時間がかかりすぎます。
その点、真砂コンを使えば土の日干し煉瓦の風合いはそのままに、乾燥が速くすぐに型から抜けるので日干し煉瓦のような量産にはもってこいです。

まずは、材料ですが・・・主材は真砂土です。

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真砂コン土間仕上げの良い所は土を選ばないと言うことです。
通常の真砂土であれば問題ありません。

次に真砂コン液!これが重要ですね・・・通常「土」と「セメント」は長期では硬化しません。
しかし、この真砂コン液を入れることで長期的に安定し強度も増します。すごい!

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そしてセメント!セメントは通常の普通セメントでまったく問題ありません。

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これ以外にオリジナルで顔料を入れることは可能です。今回は、「真砂コン専用顔料」黄色を利用しました。

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また、今回は日干し煉瓦の雰囲気をよくするために「荒すさ」も入れました。

そしてコン練です。

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型枠はお好みです。本当は型枠合板のほうが抜きやすくていいのですが、手間なので貫板を使いました。

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良い感じですね・・・あまり柔らかすぎると時間がかかるので、少し硬めに練りました。

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型から抜いて乾燥・・・1日干せば手で持てるくらいには固まります。
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花壇や塀などでデザインに使う場合は、翌日にでも表面をワイヤーブラシで擦って余分なすさをバーナーで炙ればより一層良い感じ、真砂コンとは思えない本物の日干し煉瓦の出来上がりです。

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詳しくは、近畿壁材発行のDM春号でご紹介します。お楽しみに・・・・!

≫真砂コン土間仕上げは・・・こちら

2017/02/16 11:00

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2017 02

寒い時期の漆喰仕事になりそうです・・

兵庫県豊岡市にある赤木家住宅にお邪魔しました。
ここは砂防の父と言われる赤木正雄様の生家で記念館や展示場も併設されている立派なお宅です。
近くに円山川があり、この川の氾濫を何度も経験し、治水事業に尽力されたと伺いました。

この度、全面ではないですが壁の補修をすることになり工法検証の為にお伺いしたのですが・・・

雪、雪、雪・・・
寒波の影響で降り積もっていました。
屋敷内に入っても・・・ご覧の通り


工務店様に工期をお伺いすると3月いっぱいとの事です。

最終仕上げは漆喰ですのでこういっためくれや浮いている箇所は一度めくって下地からやりなおさないといけません。
荒壁まで見えるでしょうが、土の補強をして新たに荒壁土を塗り付け乾燥させている時間はありません。
ましてやこの雪です。気温も相当低いので乾燥途中の凍てが起こります。

そこで提案させていただいたのが、漆喰蔵直し! カタログはこちらから・・・
荒壁土の代わりに!砂しっくいの代わりに!上塗り漆喰の硬化促進に!
城かべ漆喰に混入し、厚く付けたい場合は軽量骨材を入れ、上塗り漆喰に混入すれば押さえの邪魔はせず硬化促進になりますので、少しでも工期の短縮が望めます。
折角の改修ですから、漆喰に不具合なく美しい姿になっていただきたいですね。

2017/02/15 11:08

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2017 02

土壁の現場見学!

本物にこだわる住宅、昔ながらの伝統工法を生かした家を提案している家にはよく使われる「小舞荒壁下地」
今回も仕上げが城かべ漆喰ということもあって見学にお邪魔しました。
実は、以前ご紹介した外壁木摺り工法の住宅の内部です。

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荒壁も乾燥し中塗りを行っているところです。
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城かべ漆喰仕上げにはやはり土中塗りがいいのですが、近年はここまでできる住宅も少なくなってなっています。
ただ、土の上に塗った城かべ漆喰とモルタルの上に塗った城かべ漆喰とではあきらかに違う、というご意見はよく聞きます。
諦めずに土中塗りの素晴らしさをPRしていきたいと思います。

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塗って隠れてしまいますが、この荒壁の割れも雰囲気ありますよね。個人的には大好きです。

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どうしても構造上小舞掻きできない場所も、ボードではなく漆喰の木摺りだそうです。

土壁が広がればいいですね。

当社も少しでも土壁を身近に使って頂きたく、配合した中塗り土をご提案しております。
≫配合中塗り土~中土(なかつ)~はこちら・・・

2017/02/13 11:00

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2017 02

代理店様講習会!

先日は左官組合様の講習会をご紹介させていただきましたが、この度は代理店様の講習会へ行ってきましたのでご紹介させていただきます。
講習会内容はまず座学にて、やはり最近お問い合わせが代理店様にも増えている漆喰のメンテナンスということで、簡単に漆喰壁をリペアーできる「漆喰ガード」をご説明させていただきました。
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その後の実技講習では、1ミリ程度大きさの骨材ならば内外装に使用できる塗り壁が作れる高性能透湿樹脂「パワーサンド樹脂」を利用し、さまざまなものを塗り壁にし、施工していただきました。
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そこでおもしろかったのが参加されていた左官さんが「骨材ならなんでも塗れるなら、これもやってみようや」とたまたまご自身の車に積んでいたもみがらを原料に壁を塗ってみました(^-^)「塗れないことはないが塗りにくい」「それじゃ他の砂みたいな骨材と混ぜて塗ってみんさい」「おぉーだいぶ塗りやすくなった」「もみがらなら原料はただだぞ(笑)」などと陽気な雰囲気の中で実技講習はすすみました。陽気な中にも左官さん達の材料への好奇心や、「この骨材は塗りやすいが鏝波は消しにくい」など研究熱心な職人魂を見せていただいた良い講習会になりました。
ご参加された左官様、代理店様おつかれさまでした(^^)ありがとうございました。
講習会材料 漆喰ガードはこちら…
実技材料 パワーサンド樹脂カタログはこちら…

2017/02/10 11:30

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2017 02

黒しっくいへの撥水剤試験~中間報告~

以前に試験していた城かべ瑞黒の上への撥水剤塗布ばく露試験!
少し変化が出ていましたので中間報告です。

≫≫以前の実験の様子はこちらから・・・

弊社は冬場は北風がビュービュー吹く場所ですので、雨などが降ると横なぐりの雨になりやすく結構状況は過酷です。
途中、何度かサンプルが飛ばされたりもしていました。

やっぱり結構白華しちゃってますね・・

撥水剤なしの表面は小ヒビが出来、そこから汚れや水も浸入して見た目も悪いです。やはり何の撥水剤も無しでは厳しいですね・・

Ex
Ex拭き取り
その中でいい評価はやっぱりプロテクターExでした。雨に打ち付けられた泥汚れはついてたものの、拭き取れば元通り!
水をかけても表面ではじいてくれるので意匠は変えてません。

≫≫プロテクターExの商品説明、カタログはこちらから・・・

同様にプロテクターBも黒さの維持は際立ってます。
白華してしまった場合などはプロテクターBでリペアーがおすすめですね。

≫≫プロテクターBはこちらから・・・

このまま長期で試験や実験は続けていきますが、黒しっくいやカラー漆喰の外部の保護は、施工時にプロテクターExで保護がおすすめです。

2017/02/08 11:02

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最近土系材料の話が多かったですが・・・

最近、土系材料の記事が多くて漆喰メーカーとしてはお恥ずかしいですが、やはり冬場の城かべ漆喰はどうしても自信を持ってお勧めできないところもあります。
ただ、この度見せていただいた内装城かべ漆喰は、冬場の施工でもまったくテカリもなく上品に仕上がっていました。

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内装への城かべ漆喰をいつも採用頂いているお客様ですが、ビシッと押さえているわけではないのですが見た目はフラットで、近づくとほんのりパターン仕上げとなっています。

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下地の水引と押さえるタイミングにコツがあるようですが、まさに職人技術!文章では表現できません。
確かにボードベースライトをお使い頂いているので、ボードベースより水は引きます。
そのあたりを上手くコントロールしているようです。

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無垢の木と城かべ漆喰の家は本当に入った感じでも空気が違いますね!

≫ボードベースライトはこちら・・・

2017/02/06 11:00

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