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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2017年2月の記事一覧

2017/02/27(月曜日)真砂コン土間仕上げサンプル作り

お客様が地元の真砂土が使えるか試験して欲しいとのことで、真砂土を送って頂きました。
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少し黒くて粒子が細かいので、砂や砂利の追加があれば割れにくくなります。
取り急ぎ、当社のカタログ配合で作ってみました。

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色も少し黒いのでこのままでは仕上がりが暗くなるので顔料も追加します。
真砂コン用の黄色顔料と真砂コンバインダーを入れます。

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真砂コンは、少量のセメントで硬く長期的に土系の舗装ができる優れものです。
仕上も、刷毛引きやスポンジ拭き取り、鏝押さえなど多彩です。

施工手順は、通常はミキサーで簡単に混ぜることができます。今回は少量なので手練り・・・

①真砂土、真砂コンカラー、真砂コンバインダーを空合わせします。
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②規定量の水と真砂コン液を入れよく混ぜます。
硬さは、硬いほうが色も濃くいいですが作業性が悪くなります。
スランプ12cmぐらいかな・・・

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③型枠に流し込んで鏝押さえして完成!

少し水が引けば、刷毛引きやスポンジ拭き取り、
そこそこ硬くなれば掻き落としも可能です。

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重吉たたきやウルトラソイルもいいけど、定番の真砂コン土間仕上げもいかがですか!

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≫真砂コン土間仕上げはこちら・・・

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2017/02/22(水曜日)壁カラーで意匠度アップ!

現代の建築で特に要望が多くなっているのが、意匠性です。自分だけのオリジナル性が価値となりDIYの普及もどんどん進んでいるみたいですね。その意匠性の中でも色合いは非常に重要で、塗り壁でも色を付けたいとのお声はよく聞きます。

そこでおすすめするのが『壁カラー』
漆喰の着色はもちろん、あらゆる塗り壁に混入出来る優れものです。
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基本の色が5色で、この5色を組み合わせる事で様々な色が出来ます。
例えば・・・
青と赤を混ぜると・・紫
赤紫

青と黄色で緑等

あらゆるオリジナルの着色が可能です。
漆喰に混入するのであれば、漆喰自体が白ですので淡いパステル調になります。

サンプルをあらかじめ作成しておけば、市場にはないオリジナルの壁を提案出来ますので是非お試し下さいませ。

カタログはこちら・・・

2017/02/20(月曜日)「重吉たたき」 仕上げる時のポイントは?

昔ながらの伝統的なたたきセット商品「重吉たたき1㎡セット」に関して、お客様よりお問い合わせがありましたので、仕上げ工程時のポイントをこの度はご紹介したいと思います。
ポイント①:表面化粧用の砂利はしっかりたたき締める前に撒く
よくたたいてたたき土間が締まった後では、化粧砂利は入りにくくなります。しっかりたたき締める前に化粧砂利を表面に撒き、一緒にたたき込んでください。また、たたき込む場合は金鏝で行うと砂利が砕ける場合があるので、木鏝を使用してください。
ポイント②:化粧砂利のまわりはノロで完全に埋める
たたきは水分がほとんどない材料をたたいて施工します。そこに化粧砂利を撒き、たたき込んだだけですと化粧砂利のまわりに隙間ができます。そのままで施工完了にするとすぐ化粧砂利が取れてしまいます。化粧砂利のまわりはたたき込んだ後、水を含ませたスポンジで水分をあたえながらノロを浮かせ、鏝で伏せ込み、隙間が無いように完全に埋めてください。
15ミリ程度の表面化粧用砂利がセット品の為、商品に入っておりますが、化粧砂利を撒かず、表面をスポンジで拭き取るだけでも、たたき土に配合されている砂利が表面に出てくるので撒かずに仕上げる方もいらっしゃいます。
化粧砂利をたたき込んだ方がよりたたき土間の雰囲気が上がるので、たたき込む場合は上記ポイントを参考にしてみてくださいね(^^)
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>>>重吉たたきセットはこちら・・・

 

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