以前本物の土壁に興味があるとおっしゃられていました工務店様に、本土壁「やすらぎ」の塗見本等を手配させていただいたので、その後どうなったのか気になり工務店様に訪問したところ
「良いタイミングで来た!」と一緒に施工予定の現場へ訪問することに。
施主様のご意向もあり、建物全貌を御見せすることはできないのですがすばらしい物件です!
工務店社長様が土壁にこだわったのも現場を見て納得いたしました。土壁がピッタリです。
私は社長様にぜひ完成したら現場写真を撮らせてくださいとお願いしたのですが、「大丈夫!うちは完成物件は毎回写真を撮影するからそれをあげるよ」と言っていただきました。
工務店様のご好意に感謝です(^^)完成が本当に今から楽しみです。
みなさまにもまたご紹介しますね。

本土壁やすらぎはこちら・・・
「問題解決のご提案!」の記事一覧
2016/08/24(水曜日)本土壁「やすらぎ」施工予定現場へ
2016/08/22(月曜日)文化財の補修を見せて頂きました。
お客様のご紹介で、古い住宅の外壁補修現場にお邪魔しました。

文化的価値ある住宅で、今回は屋根瓦から外壁にかけて補修されていました。
日本の文化的価値を守るために街並み保存の必要性が言われている中で、やはり左官技術は必要不可欠です。
材料作りから、施工方法まで細かいところまで妥協しない左官仕上げは見ていても感動です。


屋根も綺麗に地元の瓦で葺き直しています。

補修前は垂木も落ちて相当傷んでいたそうで、苦労されたそうです。
材料もオリジナルだそうです。
2016/08/19(金曜日)漆喰の鶴が飛ぶように・・・
出張時にお客様の現場へ訪問した際、「この前城かべで蔵直したよ」と教えてもらい歩いて現場へ・・・残念ながら場所的に遠目からしか見えなかったんですが、新築のように綺麗に補修された土蔵の中で目を引く一点が・・・

家紋は良く見るんですが、鶴の漆喰彫刻が飾られていました。
かっこいいなぁと思い側面へ行くと・・・

鶴の胴体から首の部分にかけて、浮いていて飛び立っているような感じになっていました。
この蔵が出来た時からの装飾で、補修時にも「絶対にこれだけは壊さないで復元して欲しい」との強い要望もあったそうです。
土蔵や社寺仏閣に使われる事が多い城かべ漆喰ですが、同じものが一つとしてない湿式工法の良さに改めて気付きました。









