お客様のご紹介で、古い住宅の外壁補修現場にお邪魔しました。
文化的価値ある住宅で、今回は屋根瓦から外壁にかけて補修されていました。
日本の文化的価値を守るために街並み保存の必要性が言われている中で、やはり左官技術は必要不可欠です。
材料作りから、施工方法まで細かいところまで妥協しない左官仕上げは見ていても感動です。
屋根も綺麗に地元の瓦で葺き直しています。
補修前は垂木も落ちて相当傷んでいたそうで、苦労されたそうです。
材料もオリジナルだそうです。
お客様のご紹介で、古い住宅の外壁補修現場にお邪魔しました。
文化的価値ある住宅で、今回は屋根瓦から外壁にかけて補修されていました。
日本の文化的価値を守るために街並み保存の必要性が言われている中で、やはり左官技術は必要不可欠です。
材料作りから、施工方法まで細かいところまで妥協しない左官仕上げは見ていても感動です。
屋根も綺麗に地元の瓦で葺き直しています。
補修前は垂木も落ちて相当傷んでいたそうで、苦労されたそうです。
材料もオリジナルだそうです。
出張時にお客様の現場へ訪問した際、「この前城かべで蔵直したよ」と教えてもらい歩いて現場へ・・・残念ながら場所的に遠目からしか見えなかったんですが、新築のように綺麗に補修された土蔵の中で目を引く一点が・・・
家紋は良く見るんですが、鶴の漆喰彫刻が飾られていました。
かっこいいなぁと思い側面へ行くと・・・
鶴の胴体から首の部分にかけて、浮いていて飛び立っているような感じになっていました。
この蔵が出来た時からの装飾で、補修時にも「絶対にこれだけは壊さないで復元して欲しい」との強い要望もあったそうです。
土蔵や社寺仏閣に使われる事が多い城かべ漆喰ですが、同じものが一つとしてない湿式工法の良さに改めて気付きました。
出張で販売店さんにお邪魔した時に近くの蔵の漆喰にクラックがはいったので補修したいのでどうしたらいいか見てみてよとお話があったので職人さんも立ち会ってもらい早速見せていただきました。
大きなクラックがはいっていたので塗り替えでご提案しましたが新商品でクラック用のパテがあったから使ってみたいとのことなので「ヒビキエール」で補修することになりました。
クラックは早めに補修しないとカビや漆喰の剥離の原因になります。補修したところは次の出張の際にブログでご紹介させていただきます。