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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

「問題解決のご提案!」の記事一覧

2017/07/21(金曜日)たたきと漆喰壁のコラボは和モダンや古民家風住宅によく合いますねぇ~

お客様よりお声かけいただき、現代風たたき「ウルトラソイル」をご採用いただいた新築現場へ行ってまいりました。木造住宅を基本に、和モダン建築や古民家風の建築をされている工務店様で、そこがお施主様が求めるイメージと合い、決め手になったのではないでしょうか。
実際現場にお伺いし、感じましたが、古民家風の木造住宅にたたき仕上げと漆喰壁のコラボは本当よくマッチしますね。住宅の雰囲気がグッと上がります。どちらも実際に昔の住宅建築に使われていた材料、仕上げ方法だからでしょう。
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施工途中なので完成後写真でないのが残念ですが、玄関入口の階段と玄関基礎立ち上がり部分からウルトラソイルによるたたき仕上げがはじまり、古民家風の建築なので中に入ると、玄関からかなり広めの土間部分を設けており、その土間が玄関~御風呂場入口まで広がっております。その土間が全てたたき仕上げで、内装一階部分の壁が漆喰仕上げとなっております。完成し玄関を開ければ、広い土間部分のたたきと壁の漆喰が目に飛び込んでくる造りになっており、新築なのに古民家の雰囲気がより演出されております。みなさんもたたきと漆喰壁のコラボはいかがですか?木造、たたき、漆喰壁による古民家風住宅もピッタリマッチしていいですよ(^^)
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2017/06/16(金曜日)一般住宅の漆喰現場へ

いつもお世話になっております左官様からご連絡いただき、外部漆喰塗りの現場へお邪魔してきました。お久しぶりに会うので私も楽しみにしておりました。
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現場は非常に大きな一般のお家で使っている木材もりっぱなものばかり、圧倒されました。そこで左官様と議論になったのが、土中塗り下地に砂漆喰→上塗り漆喰と塗る方が漆喰壁が長持ちするのか?土中塗りに上塗り漆喰だけで仕上げた方が長く持つのか?とゆう内容でした。
通常外部施工で考えるとやはり砂漆喰→上塗り漆喰と塗る方が長く持つと考えます。それは施工後、上塗り漆喰になんらかの要因でクラックや収縮による隙間などができた場合、雨による水の浸入を砂漆喰の部分で抑える効果があるからです。上塗り漆喰のみで仕上げた場合、同じ状況になると水がすぐ下地の土中塗りまでまわり、土はみなさんもご存じのとおり水に弱い材料なのでそこから剥がれ落ちてきます。みなさんも上塗り漆喰は硬いけど、土中塗りから剥がれ落ちた現場を多々見てきた事があるのではないでしょうか?
実はここでお話した内容はもちろん左官様もご存じでした。ではなぜこのようなご質問をされたのかというと左官様は土中塗りに上塗り漆喰を塗った方が水引きムラが少なく、壁一面ムラなく漆喰を押さえ込めるからだと言っていました。これに比べ砂漆喰に追っかけで上塗りをかけた場合どうしても水引きムラがでやすく、しっかり押さえ込めた所とあまり押さえてない所が壁一面にできてしまうので、結果長持ちしないのでは?という事でした。左官様のご意見もいただき砂漆喰の上に一度引き糊をこすり水引き調整を行い、その後上塗りをしてはどうでしょうか?とご提案させていただきました。
漆喰に熱い情熱をもっている左官様なので、この度の現場もしっかり押さえ込まれていましたよ(^^)またよろしくお願いいたします。
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2017/04/26(水曜日)社寺仏閣にはやっぱり漆喰ですね!

富山県南砺市にある城端別院 善徳寺では平成の大修理を行っております。
2012年から始まったこの大修理もそろそろ終わりに近づき、漆喰工程が行われる箇所も増えてきましたので訪問させて頂きました。

壁自体を新しくする箇所は新築と同じ要領での工法でいいですが、既存の部分を残しながらの補修は下地の劣化具合等を見て工法を変えていかないといけません。
現場での職人様の判断が重要になりますね!


漆喰がしっかりしている所は漆喰ベースを使い・・・
土まで見えるところは中塗土で直しを行い・・・
躯体が弱っているところは下地を作り直し・・・
職人様の判断と技術に感激しました。


この後もまだ修復は続きますが、完成までいい提案が出来ればと思います。

善徳寺ホームページはこちら・・・

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