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「問題解決のご提案!」の記事一覧

2017/12/25(月曜日)メリークリスマス!ドカッと施工動画作成!というわけで、現場にお邪魔しました。

メリークリスマス!

最近巷で話題の「ドカッと!」をご存知ですか?

「ドカッと!」は、城かべ漆喰に入れて使う添加剤「蔵直し」を使い、ドカ付け漆喰を既調合化した厚付け用漆喰です。

≫蔵直しのカタログをご覧頂くにはコチラをクリック!してください・・・・

ま、蔵直しの話はおいといて、今日はドカッとですが、このドカッとを使ってお寺の外壁を施工中のお客様に無理をお願いして、施工動画を撮影させて頂きました。

動画は、完成次第またHPにUPするのでご覧くださいね!

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ドカッとは、土蔵や土塀の改修を目的に作りましたが、今回の現場のように木摺り下地にも対応できる材料です。

このような現場で使える特徴は、
①一度に10mmと厚塗りが出来る。
②軽量骨材使用で施工性が良い。
③ダレない。
④通常の砂漆喰(城かべ中塗り用)より乾燥が早い。
⑤砂漆喰(城かべ中塗り用)に比べ吸水が少ない。
などetc・・・

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というわけで、木摺り下地にも使用が可能です。
ただ、木摺り漆喰と言っても1回塗り(10㎜)で仕上がるわけではありません。
今回、施工頂いたお客様は、何度か使って頂いているので実績があるのでご紹介します。

①まず、木摺り下地にドカッとを塗ります。1回目のしごき的な塗り方なので5mm程度だと思います。

②塗ったドカッとの上からひげこ(尺トンボ)を打ちます。
先に木摺りに打つとひげこが邪魔で塗りにくく、伏せ込みにくいので後から打つそうです。なるほど・・・
_DSC4415 _DSC4511

ちなみに、このひげこは工務店会長様の手作り!素晴らしい完成度です。

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次に追い掛けで再度ドカッとを塗り全面ネットを貼り付けて行きます。

_DSC4316

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ネットを完全に埋め込んだら完全乾燥。

 

 

この状態で完全乾燥し、後日上塗りを行います。

_DSC4302

 

ラスモルタル下地が主流の中、このようにこだわった木摺り下地もいいですね!

今回この工法で以前に行ったお寺があるということで、撮影後見に行ってきました。

その現場ブログは、また次回投稿します。

≫しっくいドカッとについてもっと詳しくお知りになりたい方は・・・クリック

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2017/12/06(水曜日)木摺り下地は漆喰の性能をフルに発揮します!

お寺の新築物件があり、訪問させて頂きました。
下地は内装が石膏ボード、外装が木摺りとなっております。
内装

工務店様は以前は城かべ中塗用(砂しっくい)を使用して木摺りの上に漆喰を塗った経験があるのですが、冬場の施工で乾燥も遅いので、打ち合わせの結果、今回は漆喰ドカッと!を使用して頂く事になりました。
砂漆喰より軽く、乾燥も早く、一度に厚付け出来、次の工程までスムーズに進める優れものです。

実際に使用して頂いた左官職人様の感想は・・・
「塗りやすくていいね、厚付けもそうだけど木摺りにしごくような薄塗りも出来て、塗り厚を調整出来るのがいいね」
「大量に使う場合は、練るのが大変なんだけど軽いし、すさが引っ掛からなく練りやすいのが助かる」
とお声を頂きました。

今回は動画での施工要領作成の為に、動画撮影もさせて頂いていますので、編集が終わりましたら皆様にご紹介したいと思います。完成をこうご期待下さい。

«漆喰ドカッとの商品カタログはこちら・・・

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2017/10/30(月曜日)土と漆喰を販売|土壁・漆喰壁のソリューションカンパニー|近畿壁材

土と漆喰の材料はお任せ下さい!


「土漆喰」をご存知ですか?土壁の素朴さと、漆喰壁の高機能を併せ持つ材料です。

土漆喰は、島かべ漆喰などの漆喰壁に、淡路土などの各地の「色土」を色粉(顔料)として混ぜ、色漆喰にした材料です。

漆喰が100%自然素材で安全で安心なことは皆様はご存知だと思いますが、その漆喰に「土」を入れることで土壁のような軟らかい表情と、漆喰の強度をかねそろえたハイブリット漆喰です。

 

現在、総合カタログには載っていない「土漆喰」ですが、現在も受注生産で製造しております。
さて、この度この土漆喰を住宅全面に使う現場があるとのことで見学にお邪魔させていただきました。

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樹脂、ボンドを使わない100%自然素材ですが、もちろん石膏ボードに塗ることは可能です。
しかし、残念ながら漆喰は直接は石膏ボードに塗ることができない為、下地材が必要になります。

土漆喰の下地は何が良いの?

当社でお勧めの下地材は「ボードベース」ですが、「色漆喰」でもある淡路なんばは、下地に少し水が引いたほうが色がそろいやすい特性があるので、この土漆喰淡路なんばには「ボードベースLight」をご提案します。

 

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混練は、水道水で混ぜるだけです。水道水2.7L程度に淡路なんばを入れハンドミキサーで練ります。
コツは、固練りで薄塗りが色ムラも少なく比較的美しく仕上がります。

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今回塗って頂いているのは102番「クリーム」ですが、練るとこんなに色が濃くなります。
発売当初は、現場から練り色があまりにも濃いので色が濃いと電話がかかってきたほどです。
でもご安心下さい、乾燥すれば薄いクリーム色になります。

塗り付けた直前はこんな感じです。

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今日は、天井面施工中ですが、非常に塗りやすく問題ないと左官屋さんからも聞いて一安心です。

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土漆喰は、塗り付けてムラを取り、軽く押さえて波を消します。通常の漆喰のようにあまり強く押さえると逆にムラになるのでご注意下さい。

_DSC1353 _DSC1375 _DSC1373

今回は、意識的に少し固練りで練って頂いております。
また、練ってすぐよりもしばらく練り置きすることでより塗りやすくなります。

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白く見えているのは下地材「ボードベースライト」です。ボードベースライトは速乾であく止め効果もあるので塗り替えにも利用できます。

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土漆喰淡路なんばは、漆喰でありながら土壁の温かみがあり、日本家屋から洋風建築まで様々な現場に使える漆喰壁です。

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土漆喰についてのお問い合わせは・・・

 

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

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