近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
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匠に役立つPEKIブログBLOG

「問題解決のご提案!」の記事一覧

2018/02/21(水曜日)三和土(たたき)現場に立ち会いました。

弊社の売れ筋商品でもある「重吉たたき」を施工するというので現場に立ち会いました。
なぜ重吉たたきを選んだのですか?とお聞きしたところ・・
「40㎡弱あるけど、工期があまり取れないので、人が乗れるまでが早くて次の作業への支障があまりないから」
「4センチの施工でいいから乾燥も早いし」
「ツルっとした仕上げにしないといけないんだけどツルっとしてもわらすさが入ってるから意匠的にもいい」
等々のお声を頂きました。


さて施工です。
通常はバッサ状態にしますが、ツルっとした表情にする為、事前に試験して既定の水量よりも倍程度水量を多くして施工します。


均した状態です。
このまま軽く叩いて不陸を調整していきます。職人さんは写真右に見えるような木製の木槌を作っていましたが、やわらかめの材料だと木側に材料がくっついてボコボコしてしまいます。
そこで弊社が持参してた鉄製のたたき鏝を試してもらったところ、「これいいねえ、力が要らないしやっぱりこれぐらいの厚みがいるよねぇ」「アマもすぐ浮いてくるしやりやすい」とおっしゃってました。
«たたき専用たたき鏝はこちら・・・


やわらかめの材料でいくと最初からある程度材料が密になっているため、バサバサ時よりも叩く労力が違います。
こういった床下も塗りつけるような感覚で施工が進んでいきます。


お昼前等に塗りつぎが発生する場合は斜めに切っておいておき、続きに施工して表面を馴染ませていきます。
まっすぐ切ってしまうとクラックが入りやすいんですねぇ。


いい感じに仕上がりました。
古代漆喰で修復した竈ともマッチしていい感じ!
今回は仕上げの意匠上、拭き取りは無しですが、拭き取る場合は数時間後、スポンジ等で拭き取れば完成です。翌日に拭き取りしたい場合はシート養生などであまり早く乾燥しないようにすると可能です。
たたきは中々施工が手間で工期や金額等使用しにくい事もあるかも分かりませんが、重吉たたきは本物の無我しながらの材料でありながら工夫し色々な施工方法に対応出来ますので、是非皆様ご相談下さいね!
又、この物件の完成写真は乾燥硬化後にお邪魔して皆様に見て頂きたいと思います。
«重吉たたきはこちらから・・・

 

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2021/11/01(月曜日)土壁販売|蔵の補修工事に役立つ便利な材料


大きな凸凹もすぐ平滑にできる補修専用漆喰があります


 

業者様より蔵の補修工事の工程や材料を相談して、くわしく聞きたいとお問い合わせいただき、蔵の補修現場へ行ってきました。

20180106_102039
この度のお問い合わせ内容は、業者様が今まで使用している漆喰は、他メーカー商品なのですが、、当社のホームページをご覧いただき、漆喰を含め漆喰の関連商品をたくさん取り揃えているので弊社に興味がわき、一度話を聞きたいと思ってくれたそうです。

こちら画像の補修現場は既存壁の痛みがひどく、下地からやり直すことになったので、当社の補修工程のご提案はできませんでしたが、このような土蔵を、既存の下地を残したまま補修する専用の「土壁強化剤」と「補修用漆喰」があります。

<<専用の土壁強化剤はこちら・・・
<<補修用漆喰はこちら・・・

土壁強化剤で古い土壁を固め、補修用漆喰で不陸調整する施工手順になります。

 

補修現場を真下から撮影した画像です。
20180106_102138

業者様は漆喰仕事をよくしている方で、漆喰を選ぶにあたり、やはり塗りやすさと仕上がりにこだわって選定したいとおっしゃっていたので「島かべ練り漆喰」をご提案させていただきました。

当社はお客様からお問い合わせいただければ、訪問できるエリアなら、すぐ訪問させていただき、問題解決や施工工程などのご提案させていただくのでお気軽にお問い合わせください。

もし訪問エリア外でも、LINEやメールで現場写真をお送りくださればご対応いたします。

お気軽にお問わせください。

 

土壁補修のことならお問わせください!

2018/01/02(火曜日)あけましておめでとうございます。新年1発目の投稿~

新年一発目の投稿は、昨年のクリスマスに投稿したドカッとの続き・・・

≫12月25日のブログはこちら・・・

というわけで、ドカッとのお寺、突然の訪問にもやさしい住職様が案内してくれました。

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現在庭の工事でちょうどご住職もおられ、「中も見ますか?」と鍵を開けてくださいました。

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木摺り下地にドカッと施工ですが、亀裂も無く漆喰も見事に押さえられています。

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使用材料は、古代漆喰ということで、内部も拝見しました。

 

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将来大きな仏像が入るとの事で、天井も高くなっています。

やっぱりお寺には漆喰が似合いますねぇ~

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お正月1発目のブログ!
今年も少しでも皆さんのお役に立つ漆喰ブログを書いていきますので、宜しくお願い致します。

それでは、初詣に行ってきます。

 

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