近江彦根藩第１５代藩主井伊直助。ご存じ江戸時代幕末の大老ですが、その彦根城楽々園内にある建造物も文化財として修復されています。
楽々園は、玄宮園とともに彦根藩の下屋敷で、槻御殿（けやきごてん）と呼ばれていたそうです。現在は建物部分を楽々園、庭部分を玄宮園と呼び分けているそうです。
馬屋同様重要文化財で様々なデーターを残しながら改修されているので将来は安心ですね。

元禄時代に建てられた彦根城馬屋。昭和４３年に解体修理されたこけら葺きが美しい建物が、現在修理されています。
文化財の修理現場から文化財の魅力を伝えるために現在見学できるようになっています。
さわら材の割板で作られた屋根がまじかで見学できなかなかの見ごたえがあります。姫路城もそうですが、最近の文化財は研究資料を丁寧に残し一般に公開されるのでこれから５０年先の修復でも資料が残りいつまでも現存の姿で文化財が修復保全されていくのでいいですね。

こけら葺きの屋根と屋根の構造を解説した模型

天守閣跡・・・

玉藻公園の史跡高松城跡、駐車場から見える良櫓はまさに天守閣の様です。月見櫓や、水手御門、渡櫓も見ごたえありの重要文化財です。昔はお城の北側が海で水に囲まれた水城だったそうです。先日紹介した彦根城とも姉妹城縁組をしているそうですが、天守閣が無いのがさびしいです。再建の計画もあるそうなので高松市、高松市民の皆様、香川県民の皆様頑張って再建宜しくお願いします。
月見櫓も破風や垂木部分の木舞が見え大分傷んできているので心配です。

竹木舞が見え傷みが激しい。

良櫓迫力は、天守閣なみ