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「Q&Aコーナー!」の記事一覧

2022/07/30(土曜日)なぜ漆喰(しっくい)にカビが発生するの?

漆喰のカビは水分が原因です!


 

 

今回はお客様からご質問を受けた、漆喰のカビの原因は何なのか調べてみました。

漆喰は、強アルカリ性で抗菌・殺菌作用が高く、カビは発生しにくい塗り壁材です。

ですが、湿気がこもり、水分がなかなか抜けない過酷な環境ではカビが発生し、繁殖します。

そこで漆喰の抗菌作用をさらに高め、カビの原因水分を寄せ付けない対策を取り込んだハイブリッド漆喰【リライム】があります。

≫ハイブリッド漆喰くわしくはこちら・・・

 

また、すでにカビが繁殖した漆喰の塗り替えをする場合は殺菌が必要です。殺菌していないと塗り替えても、再びカビがすぐ発生してしまうためです。

そこで壁面に塗布するだけで殺菌する下地処理材【島かべ殺カビ剤】があります。

 

このように漆喰のカビの対策、処理は様々な方法があり、その場面に応じた適切な処理が必要な事がわかりました。

 

>>島かべ殺カビ剤のご購入はこちらから

 

漆喰のお困りごとはご相談ください!

2020/10/14(水曜日)島かべ砂漆喰(中塗り漆喰)の役割とは?

漆喰中塗りの役目


 

みなさんもご存じだとは思いますが、特に外部に漆喰を施工する場合、島かべ砂漆喰(中塗り漆喰)を塗り付け、その後追っかけ(砂しっくいが半乾きの状態)で上塗り漆喰を塗るようにと親方などに教わったのではないでしょうか。

この島かべ砂漆喰(中塗り漆喰)を施工するのにはどんなメリットがあるのでしょうか?



≫既調合中塗り漆喰(砂しっくい) 島かべ砂漆喰くわしくはこちら・・・

①上塗り漆喰より厚く塗れるため、下地モルタルや石膏プラスターなどの不陸調整がしやすく、上塗り漆喰に適したフラットな下地を作りやすくなる
②モルタルなどに塗ることで下地の動きを上塗りに伝えにくい緩衝材になり、クラック抑制になる
③追っかけで上塗りすると水持ちが良く、いつまでもノロが浮き、鏝押さえ回数が増え、上塗り漆喰の表面強度を上げることができる
④漆喰壁の塗り厚が厚くなるため、漆喰の中性化を遅め、漆喰の耐久性が上がる

以上のような役割があります。
ただし、追っかけ塗りのタイミングは難しく、早すぎると中塗り漆喰の砂が上塗り漆喰の表面に出てきたり、逆に遅すぎると水引きが激しくなり上塗り施工時、気泡が出たりします。

また近年は建築様式も変わり、昔のように施工面積の小さな真壁ばかりでなく、面積の広い大壁が増えてきており、左官さん不足により、ひとつの現場にそれほど人数をかけれないなどの問題も出てきおり、ますます追っかけ塗りでの上塗り施工が難しくなっております。

そんな場合は無理をせず、中塗り漆喰の変わりに下地材「漆喰ベース」を塗り、乾燥後上塗り漆喰を塗ってください。言いかえるならば現代版砂しっくいが「漆喰ベース」でしょうか。

≫下地材 漆喰ベースくわしくはこちら・・・

中塗り漆喰工程は上塗り漆喰を綺麗に、美しく仕上げるためにも重要になります。施工ポイントとして抑えておいてください。

漆喰を綺麗に仕上げる下地材について気になる方はお問合せ下さい!

2020/06/25(木曜日)土間たたき工法に関してのお客様のご質問!

近畿壁材さんの土間たたきについての質問です?

Q:近畿さんの重吉たたきと真砂コン土間仕上げは何が違うの?

A:お問合せ有難うございます。「土」を主材とする土間材であることは間違いありません。
しかし、そもそものコンセプトや使用材料などは全く別なので、特長を使い分けてご使用下さい。

真砂コン土間たたき

 

≫真砂コン土間仕上げについてはこちら・・・

真砂コン土間仕上げは、淡路島の真砂土を少量のセメントで固める硬化液です。
そもそも土はセメントでは長期的には安定して固まりません。そんなデメリットを補う為に作られた真砂コン液、土とセメントを混ぜ真砂コン液と水で練りモルタル状に流し込み表面をスポンジ拭きするだけでたたき風の土間になります。

施工の手軽さを考えると遊歩道や公園などの広い現場に向いています。

 

では重吉土間たたきは?

 

≫重吉土間たたきについてはこちら・・・

重吉土間たたきは、大きな違いではセメントを使用しません。
昔ながらの土間たたきの製法を忠実に継承し、「土」と「石灰」と「にがり」で固める材料です。
施工も真砂コンのようなモルタル状に流し込むのではなく、鏝や木槌やタコでたたいて固める工法です。

 

もし、真砂コンや土間たたき工法など、実際に講習会等ご希望であれば、いつでもお伺い致します。

≫施工講習会お気軽にお問合せ下さい。

 

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