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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2018/10/31(水曜日)ウルトラソイル別注色!現場試験施工見学

客様のご依頼で、ウルトラソイルの別注色を作らせて頂きました。今回は、最終の色確認と、現場での施工方法確認も含め、試験施工を行なうということで、見せて頂きました。
ウルトラソイルは、厚さ15mmで施工できる非常に強度の高い土間材で、たたき風の仕上げから、現代建築のコンクリート上や、店舗などのあまり厚みを取れない場所に使われています。

≫土間たたき風の仕上げ材、ウルトラソイルはこちら・・・写真をご覧下さい。

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今回の別注色はグレーで、以前にブログでご紹介したタイプのものです。
≫以前のブログでご紹介したグレーのウルトラソイル・・・・

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今回の現場は、広いので目地を入れます。
目地は、通常真鍮目地棒を入れるときれいですが、グレーなどの場合は、ステンレスの目地がお勧めです。
今回幅5㎜程度のステンレス目地で試験です。

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≫真鍮目地を使用したウルトラソイルの試験施工に関するブログはコチラ・・・

施工は、通常のウルトラソイルと同じですが、目地部分は拭き取るとどうしても下がり、目地が高くなります。
拭き取った仕上りが15mmになるよう少し目地周辺は高く塗り付けたほうがよいと思います。

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4時間程度養生し、拭き取り作業に入ります。
拭き取りは、スポンジで拭きますが、刷毛等でノロを浮かせ拭くと拭き易くなります。

≫ウルトラソイルの施工要領は、動画でご覧頂くことも可能です。

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表面のノロを洗い出しのように拭き取っていただくと骨材が見え、たたき風の仕上りになります。

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このようにウルトラソイルは、簡単に土間材とし使用できます。
≫ウルトラソイルのご購入をお考えのお客様は、コチラをご覧下さい。

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何で?今回写真白黒やねん!

≫ウルトラソイルの詳しい商品情報!!

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2018/10/23(火曜日)土壁補修の土壁強化に土強(どきょう)を使用する理由とは?

先日の台風の被害で落ちたり、剥がれてしまった土壁の補修のお問い合わせが急増しております。
>>土蔵や土塀の補修方法資料はこちらから・・・

ボロボロ取れる弱くなった土壁は取り除いて、残った土壁を固める為に浸透性の土壁強化剤「土強~どきょう~」を塗布して土壁強化を当社はおすすめしていますが、なかなか言葉では伝わりにくいので試験中の様子を紹介します。

こちらは外部で約半年間置いている見本です。
全面に中塗り土壁を塗り、半分だけ土強を塗布していましたが、この前の台風の影響もあるのでしょうか、上半分だけ土壁が無くなっています。しかも下地の石膏ボードも水でボロボロになって砕けてしまいボード表面の紙だけ残っています。石膏はもともと水に弱いので外部に放置すれば当然の結果ですが・・・
そんな中でも土強(どきょう)を塗布した箇所はきちんと中塗り土の原型を残しています。
>>土強(どきょう)の購入はこちらから・・・

土強イメージ写真-2[1]

土強(どきょう)は土壁どうしを強固に繋ぎ合わせ、土壁内部で水で溶け出すことのない、不溶性の無機物質を作り土壁の強度を向上させる仕組みになっております。
>>土強(どきょう)の強度試験動画はこちらから・・・

この高い強度を土壁に出せるのが土強(どきょう)の特長なので、これから土壁補修を行う予定の方は、浸透性土壁強化剤「土強(どきょう)」をご検討ください。

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2018/10/19(金曜日)400年の歴史!素晴らしい現場を拝見し、ワクワクしました!

別件でお伺いしたお客様より、せっかくなので見ていけばと文化財の改修現場を案内して頂きました。

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400年前の建物を復元改修しているそうです。
当時のままを忠実に復元するとの事で、土・藁・竹・縄すべてにこだわっているとのことでした。

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荒壁に使う泥団子も古い荒壁と新しい荒壁の配合比も試験を繰り返し決めたそうです。
≫荒壁用のすさ!荒すさはコチラ


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このような仕事ができる熟練の左官職人さんも少なくなっていると言われていましたが、当社も何らかの形でこれらの情報を蓄積し次世代に継承していきたいと思います。

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縄の編み方も当時の編み方をそのまま継承しているそうです。
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迫力ありますね、このままでも十分、土をつけるのはもったいない気がしますね。

材木は400年前のままだそうです。

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日本の伝統文化と現代の左官職人の融合により、数百年受け継がれていく仕事のお手伝いができるのは本当に感動です。

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