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「社員の日々雑感!」の記事一覧

2018/06/27(水曜日)漆喰のカビ予防について・・・

梅雨真っ只中ですっきりしない天気が続いています。
梅雨は5月~7月ぐらいの間で、1か月程度続く雨季の事で、この現象は東アジア地域のみでの特有の事です。
梅雨の1か月の間に、年間降雨量の4分の一~5分の一ぐらいの雨が降ると言われ、まさに湿気の多いジメジメした日が続きます。
梅雨が明けると一般的には初夏=夏の始まりですね~

さて、この湿気が多い時期に出る問題が「カビ」です。

吸放湿をする(湿気が多いと吸ってくれ、乾燥すると壁内にある湿気を吐き出す)漆喰や珪藻土でも湿気を吸える限界以上に湿気が溜まってしまう事も多々あります。
そうした時に、栄養源、酸素、水分の3つが揃いカビの発生につながってしまいます。漆喰壁は強アルカリ性で漆喰内部からのカビの発生はありませんが、長年経った中性化された漆喰や外部からのカビ菌の侵入によりカビが発生することはあります。
一度カビ菌が壁内部に侵入してしまうと無数に拡がる恐れもあり、カビによる健康被害や壁が黒くなり見た目の意匠性の低下等の不具合に繋がりますので、カビを発生させない事が大事です。

弊社では漆喰にカビを発生させない対策として2つのパターンをご提案しています。
①漆喰そのものの抗菌、殺菌性を高めカビを発生させにくくする方法
「城かべ抗菌剤」を混入した漆喰を施工して頂くことで、広範囲のカビや酵母に効き漆喰に強い抗菌性を付加します。
漆喰に混入するタイプですので、施工手間が増えるわけでは無いのでお手軽に施工出来ます。
«城かべ抗菌剤はこちらから・・・

②水分をシャットアウトしカビの発生や繁殖を防ぐ方法
「城かべ撥水剤」を塗布し漆喰壁に水を侵入させなくしてカビの発生を抑えます。城かべ撥水剤で撥水された壁の表面は通常よりも早く乾燥していきますので、よりカビに必要な水分の滞留を抑制します。さらに撥水剤自体にも抗菌作用を付加し万全を期しています。
漆喰を施工した後から壁に塗布し保護する材料ですので、その分の施工手間がかかりますが、万が一カビが生えてしまった後の補修の手間は凄いことになりますので、是非事前に保護しておく事をおすすめします。
«城かべ撥水剤はこちらから・・・

勿論、上記の①と②の方法を併用して頂くとより効果的です。
最後にカビが生えやすい条件とはどういう状況か?資料にまとめていますので参考にして頂き予防に役立てて下さい。
漆喰面においてのカビの発生の原因と対策

 

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2018/06/20(水曜日)再築された古民家を視察しました!

6/16に社団法人 全国古民家再生協会が行う近畿大会が淡路島で開催されました。
漆喰と土壁の弊社は古民家に使用する材料も多く取り扱うので勉強の為に参加させていただきました。
ポスター.pdf

会場となったのは、第4回の再築大賞(林野庁長官賞)に輝いた「ついどはん」という施設です。
築100年を超える民家が洲本市に寄付され、建築を学ぶ学生が中心となり設計士、施工管理者、大工等のプロの指導を受け1年半かけ母屋、長屋、蔵の3つをリノベーションした物件になります。
ちなみに「ついどはん」とは「辻堂さん」を地元の呼び方で変形していったものだそうです。

学生代表の方から、古民家再生にあたっての経緯や作業の上での大変なことを丁寧に講習して頂きました。
学生のうちから本物の建築に携わり彼らがプロになった際に必ずこの経験が活きてくるのではないかと確信しました。

漆喰
内装の壁は砂漆喰に藁スサを入れ、パターンで塗られていました。勿論指導の元、学生が施工しています。
«砂漆喰はこちら・・・

レリーフ2
展示品の奥の壁は淡路島の土を使った土壁でレリーフ(模様付け)が行われています。
«淡路島の土壁 中塗り土壁はこちら・・・
«淡路島の土壁 上塗り土壁はこちら・・・


蔵は珍しいガラス張りです。
採光の面と内部のライトアップによって地域のシンボル的な意味合いだそうです。
夜にも見たかったです(泣)

こうして実際の現場において見たこと、感じたことを弊社も商品、サービスに活かしたいと思います。
他2施設を訪問させて頂きましたが、それは又の機会にご報告します。

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2018/03/03(土曜日)土間たたき試験~その2

先日水量多めの土間たたき試験を行いましたが、やはり割れました・・・再度改良してもう一度試験を行います。

使用材料は土と石灰とにがりで固める昔ながら土間たたき製品【重吉たたき】

で、本題!たたきは基本少ない水量でたたき締めて強度を出します。よってモルタルのように水を沢山入れて施工すると強度も出ず、乾燥収縮により割れやすくなります。
通常の水量は、4L程度ですが、前回は9L~10L入れ叩かず施工性は向上しましたがやはり割れました。

_DSC2181

 

今回の水量は鏝で均せる限界の8L!上記の写真ぐらいの硬さで挑戦です。

下地は、コンクリート下地!※土間たたきは通常コンクリート面には施工出来ません!今回は配合を変えて試験施工で行っています。

_DSC2185

 

コンクリート面には現在開発中のウルトラソイル専用シーラー「ウルトラ下塗材」を塗布、このシーラー付着は最高に良いシーラーです。

この2m四方4㎡に1練り1㎡づつ水量と配合を変えて施工します。

_DSC2183 _DSC2189

 

使う材料は、「重吉たたき」改良版です。もちろん、石灰と土とにがりを使う昔ながらの土間たたきです。

まず、土と石灰を空合わせします。

十分に空合わせができれば、そこににがりと水の希釈液を入れて練ります。今回は、8L+にがり1Lタイプと、9L+にがり1Lタイプでと水量を変えた場合と、追加で真砂コンバインダー(すさ)を入れたタイプと入れないタイプの試験を行いました。

_DSC2205 _DSC2195

 

すさを空合わせした材料に投入!

※注意事項:すさを空合わせのままそのまま投入するとあまり上手く混ざりませんでした!すさを追加する場合は、必ず水とすさを混ぜてから投入してください。

今回使用した土間用のすさは、「真砂コンバインダー」です。
≫真砂コンバインダーについてのお問合せは・・・

_DSC2192_DSC2193

 

配合と水量を変えて1㎡づつ試験!やはり9Lのほうが施工はしやすくアマもよく浮いてくれます。

_DSC2214 _DSC2217

 

施工後は、水量の違いや、塗り継ぎは見えませんが乾燥後が楽しみです。たぶん塗り継ぎ部分で亀裂が入らなければいいのですが。

試験結果は、後日ご報告します。

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