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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2019/02/06(水曜日)漆喰にカビが生え補修する現場に行ってきました!

意外に多い漆喰にカビが発生する案件!
抗菌作用が非常に強い漆喰ですが、条件が整えばカビは発生してしまいます。
«漆喰上にカビが発生するメカニズムについての記事はこちら・・・

今回はカビを除去した後、塗り直しをする現場にお伺いしました。

①最初の工程は発生したカビを除去しないといけません。
カビキラー等の除去剤でも効果はありますが、カビの菌糸は表面から中へ中へ侵入して行く為、漆喰内部の奥に菌糸が残っている可能性があります。
菌糸が残ったまま塗り直しの補修をした場合、短期間で再発する恐れがあるので、漆喰専用の「殺カビ剤」を塗布します。
殺カビ剤は非常に細かい粒子に設定しており、壁奥深くまで浸透し、カビの菌糸を殺します。
※殺カビ剤は漂白作用はないので、菌糸は死にますが白くなりません。
«漆喰専用殺カビ剤はこちら・・・

②カビの菌糸を除去したら漆喰の塗り直しになります。

下地の漆喰ベースを塗り、乾燥後に上塗り漆喰を仕上げます。


③再発しないようにカビ対策をした上塗り漆喰を塗ります。
カビが発生した箇所は、カビが生息しやすい環境にあるという事です。同じような漆喰の仕上げをしても再発する可能性が高いです。
今回は漆喰専用の抗菌剤と新発売の混入型撥水剤のミクサップを漆喰に混入し仕上げて頂きました。
カビに対して抗菌作用を持つ抗菌剤と、カビの発生条件の一つである水分を漆喰内に侵入させない撥水剤の併用で予防します。
«漆喰専用カビ抗菌剤「城かべ抗菌剤」はこちら・・・
«混入型撥水剤「ミクサップ」はこちら・・・
どちらも混入型になっており、施工手間は増えないので使用しやすい商品になっています。

一度カビが発生してしまうと、除去するにしても補修するにしても大変な作業ですので、是非最初の施工時に予防対策をしておくのをおすすめします。

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2021/11/01(月曜日)土壁販売|うす塗りも厚塗りもできる土壁 厚く塗って模様に立体感


厚く塗る事で模様の立体感を出せる土壁


 

最近、漆喰なら砂しっくい(中塗り漆喰)仕上げや、土壁なら中塗り仕舞いなどをご採用いただく機会が増えました。

上塗りを綺麗に仕上げる為の中塗り工程がそのまま仕上げとして使いたいという実例ですね。

 

このような通常中塗りとして使用されていた塗り壁を、仕上げにする理由はずばりデザイン!

写真のとおり、元は中塗りに使っていたので、砂やすさ(繊維)などの素材が表面によく見え、平滑で滑らかな表面の塗り壁とはまた違う、力強いイメージのデザインになります。

また中塗り壁は仕上げる、上塗り壁よりも厚みを持たせて塗れる仕様になっているため、模様の凹凸もしっかり付けることができ、立体感を出すことができる特徴があります。

中塗り塗り壁を内壁に塗る場合も、下地が石膏ボードになることが多いです。

砂しっくい(中塗り漆喰)仕上げは全然大丈夫ですが、10㎜(1センチ)程度塗り付ける中塗土を施工する場合は、塗った土壁がなかなか乾燥しないため、水を持ってる期間が長く、その水分を石膏ボードが吸ってしまい、石膏ボードが反るなどの変形をおこしてしまう事が多々あります。

ですので、一般的には石膏ボード下地には出来るだけうす塗りで仕上げる方が良いですね。

そのな時におすすめしたいのが土壁「塗ってくれい」です。

<<土壁 塗ってくれいくわしくはこちら・・・

土壁でありながら、仕上げのデザインにも融通がきき、厚みも1~5㎜程度までは自在にできます。

さらに乾燥も従来の土壁に比べ早いので、石膏ボード下地には最適な製品になっています。

厚く塗る事で仕上がり表情が変化し、模様に立体感を出せる漆喰や土壁。ぜひご検討ください。

 

漆喰、土壁のことならご相談ください!

2019/01/08(火曜日)お手軽できる本格土壁!塗ってくれい【Clay】の人気が急上昇!

石膏ボードに直接塗れるお手軽だけど本格土壁!塗ってくれい【Clay】の人気急上昇しております。そこであらためて特長をご紹介いたします。
≫塗ってくれい【Clay】気になる方はこちらからお問い合わせください・・・

 

①石膏ボードに直接施工できる!工期短縮!
従来の土壁は付着などの問題で石膏系の下地材をこすり、その上に土壁を施工しています。
塗ってくれい【Clay】はジョイント処理後、そのまま施工でき、工期を短縮できます。

 

②上塗り材でも下塗り材でも!
5色展開でそのまま上塗り材として使用できます。
さらに乾燥後は漆喰の押さえが可能な水引き加減に調整しているので、土下地への漆喰施工に慣れている方にはおすすめです。

 

③強度が高い!
土壁はどうしても他の壁材に比べ、強度が劣ります。厚みでカバーしたりもしますが、厚く塗れば塗るほど石膏ボード等への負担もあり、又乾燥しにくく工期もかかります。
塗ってくれい【Clay】はそれらデメリットをカバーし、乾燥後に指で強く擦っても跡もつかず使用場所に気を遣わなくてすみます。
※従来の土壁は傷が付きやすいため、腰板を貼り、腰板より上部分の施工が多いです。

 

④撥水剤との併用で外部に使用できます。
塗り壁混入用撥水剤「ミクサップ」との併用で外部への土壁施工が可能になります。
従来の土壁に土守(つちもり)を施工しても保護してくれますが、長期的に撥水剤の効果が切れてしまった場合に雨がかかってしまうとすぐ流れ出してしまいます。

※左半分は【ミクサップ】を混ぜた土壁。右半分は少しの水で表面が洗われてしまいます。

 

⑤デザインが自由自在に!
塗りやすく配合してあり、さらに厚みも標準は2ミリですが、より薄く、より厚く塗る事にも対応していますので、様々な仕上げ方が可能です。

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