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「土壁お探しですか?」の記事一覧

2019/01/07(月曜日)土壁販売|ボードに塗れる土壁塗ってクレイで出来る事・・!

石膏ボードに直接塗れる土壁「塗ってクレイ」


塗ってくれいはこんな商品!

①石膏ボードに直接施工出来ます。
従来の土壁は付着等の懸念から石膏系の下地材をこすり土壁を施工しています。
塗ってClayはジョイント処理後、そのまま施工でき工期を短縮できます。

②上塗り材でも下塗り材でも!
5色取り揃えていますのでそのまま上塗り材として使用できます。さらに乾燥後は漆喰の押さえが可能な水引き加減に調整していますので、土下地への漆喰施工に慣れている方には是非オススメです。

③強度が優れている。
土壁はどうしても他の壁材に比べ、強度が劣ります。厚みでカバーしたりもしますが、厚く塗れば塗るほど石膏ボード等への負担もあり、又乾燥しにくく工期もかかります。
塗ってクレイはそれらデメリットをカバーし、乾燥後に指で強く擦っても跡もつかず使用場所に気を遣わなくてすみます。
※従来は蹴ってしまい傷が付く可能性等から腰板を貼り腰板より上部分を土壁施工が多いです。

④撥水剤との併用で外部に使用できます。
こちらも新商品の土壁用撥水剤【土守】つちもりとの併用で外部への土壁施工が可能になります。
従来の土壁に土守を施工しても保護してくれますが、長期的に撥水剤の効果が切れてしまった場合に雨がかかってしまうとすぐ流れ出してしまいます。

※左半分は土壁撥水剤【土守】塗布で右半分は処理なしです。少しの水で表面が洗われてしまいます。

⑤デザインが自由自在に!
塗りやすく配合してあり、さらに厚みも標準は2ミリですが、より薄くより厚く塗る事にも対応していますので、様々な仕上げ方が可能です。

糊土風に!

引き摺り仕上げで店舗のアクセントに!

わらすさを追加混入して中塗り仕舞い風に!

土壁についてのお問い合わせは!

 

 

 

 

 

 

2019/01/04(金曜日)土壁中塗りに匹敵する下地は無いのでは?というニーズにお応え!

お客様の左官職人さんとお話をさせて頂くと、中塗り土下地と漆喰壁の相性に匹敵する下塗りはないよね~
とよく耳にすることがあります。

まして、磨き仕上などになると土中塗り下地でないと施工できない場合もあります。
このようなニーズは何年も前から聞いてはいましたが、時代の流れで石膏平ボード(PB)下地に変わる中、土中塗りを塗ることは年々難しくなってきました。

しかし、近壁(キンヘキ)は諦めません、この度ボードにぬれる中塗り土下地材を開発製造いたしました。

主材はもちろんClay「粘土」土から出来ており、みじん砂や藁スサも配合した中塗り土材です。

「土壁をボードに直接塗って大丈夫?」

「安心して下さい、塗ってくれい!」

というわけで、

この春発売のボードに直接塗れる中塗り土、「塗ってクレイ」が登場です!

粘土だけにClay、商品名が「塗ってクレイ」ふざけていませんマジです。

今日は、日頃動画撮影に使っている近壁スタジオの壁を社員説明会をかねて塗ってみました。

_DSC8372 _DSC8375

まず驚いたのが、練りやすさです。土壁は練るのが手間ですが、塗ってクレイは非常に混ざりやすい材料だと実感しました。

 

_DSC8384

 

厚みは、1mmぐらいから3mmぐらいの厚塗りも可能で、このまま土壁仕上に使う場合は、ジョイントが見えないように3mm程度塗ると見えなくなります。
※もちろん、パテ埋めやジョイントテープは必要ですよ。

_DSC8392 _DSC8399

社員の皆さんにとりあえず塗ってもらいましたが、素人が塗ってもなかなかの塗りやすさ、プロが塗ればほぼ糊土と変わらない表情になります。

_DSC8408 _DSC8406

 

試験施工と実験を繰り返し、現在ほぼ完成しておりますが、もう少しお待ち下さい。

このブログを読んで頂いた方限定で、こっそりモニターサンプル進呈します。
使ってみたい方は、お電話かメールお待ちしております。

「塗ってクレイ」発売までもうしばらくお待ち下さい。

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2019/01/03(木曜日)革新した土壁 塗ってくれい【Clay】・・・開発の想い

土壁 塗ってくれい【Clay】の特長は・・・
_DSC0130
★石膏ボードにそのまま塗ることができ施工が簡単
★土壁なのに表面は硬くボロボロしない
★仕上がりは本格的な土壁と変わらない
★リフォームにも使える高い接着力。
★土中塗りとして上に漆喰や珪藻土壁が塗れる

今回は少し開発目線で・・・
弊社は定期的に商品会議を行い、お客様からのニーズや現商品の状況等、商品についてのありとあらゆるご意見について話し合います。
その中でも以前からご要望の多い石膏ボードへの直塗り製品と中塗土のような水引き性能がある下地材が同時に出来ないかと考えました。
弊社はかなりのお客様に漆喰でご愛顧頂いていますが、創業は土屋から始まった土のメーカー。挑戦し甲斐のある取り組みです。

耐震や免震などの観点から住宅の躯体も年々変わっていき、内装壁の下地の主流も石膏ボードに移っています。
石膏ボードだから塗れないよね~。土壁は工期がかかるから難しいよね~。強度が弱いからボロボロするじゃん。ボンドを入れたら伝統と違うじゃん。
様々なお声がありました。
もちろん、伝統工法に使用する伝統材料も弊社は素材から提供させて頂いています。文化財等昔ながらの工法、材料で修復する場合の製品も多数あります。
その中で現代の革新的な工法に合うようにチャレンジした製品が【塗ってくれい】です。土壁の良さを現代建築にも合うように作り変え土壁を残していくのも伝統を守る革新であると思います。
が・・・実際に開発しようとしたら難しかった。付着力、強度、仕上がり具合、水引き性能、乾燥スピード、塗りやすさ等々。下地として使う場合の水引き性能等は上塗り材料で変わりますしね。試行錯誤を重ねてようやく完成しました。

塗ってくれい【Clay】はピンポイントでこの時にだけ使用する製品というわけではありません。
・漆喰塗りの前の土壁(中塗り)下地材として
・店舗のアクセントの土壁仕上げとして
・和室の聚楽風仕上げとして
・外壁への土壁施工(要 撥水剤塗布)としてetc.
使用する場所や用途はお客様に決めて頂く製品です。色んな想定をし沢山の機能を詰め込んだ製品にるので、是非近壁の営業にあれこれ尋ねて下さいね。ご希望に合った使い方提案をさせていただきます。
>>土壁 塗ってくれい【Clay】くわしくはこちらから・・・

 

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