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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2022/08/01(月曜日)カラー漆喰 性能|カラー漆喰は色ムラになるので難しい…とお困りの方へ

漆喰の着色は土派?それとも顔料派?


古い文化財の改修工事で、黄大津の改修があるとの事で、淡路黄土提案でお伺いしました。
本格的な大津壁には消石灰と黄土が欠かせませんが、非常に難しく今ではあまり大津壁を作る方も多くありません。

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淡路黄土
≫黄色い壁土をお探しのお客様は、淡路黄土は如何でしょうか?

大津壁は、顔料を使わず、壁土(色土)だけで色を付ける伝統工法で、土(粘土)が多く入るので、通常の漆喰のように海藻糊は使いません。

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写真のように漆喰のような真白ではなく、黄色い壁になっています。
このような伝統的な住宅にはやはり本物の黄大津は欠かせませんが、配合が難しいというお客様には、調合済みの「島かべカラー漆喰」もあります。


島かべカラー漆喰は着色(色付け)は顔料ですが、分散や着色方法に改良を加え、従来のカラー漆喰より色ムラになりにくいと評判です。

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伝統的な大津壁もいいですが、手軽にカラー漆喰に挑戦したいお客様は、是非「島かべからー漆喰」をお試し下さい。

 

 

2022/07/30(土曜日)漆喰(しっくい)のメリット・デメリット その4

漆喰(しっくい)のメリット その4


 

 

漆喰(しっくい)のメリット・デメリットシリーズもいよいよ最終のその4まで来ました。

漆喰(しっくい)のメリットその4!仕上げ方、カラーは自由に選択でき、デザイン性豊かであることです。

塗り方はパターン(模様)からフラットまで自由にできるため、洋風にも和風にも合う仕上げにすることができます。
また、カラーも漆喰(しっくい)はベースが白のため、着色剤(色粉)を利用し、自由に着色できます。

このデザイン性が高い点がメリットになります。

 

漆喰(しっくい)のデメリット その4

 

 

これはビニールクロスも同じなのですが、キズが入る点でしょうか。

今は簡単に補修(メンテナンス)できる材料があるのでそれほど心配はありませんが、力強く表面を引っ掻くと、簡単にキズが入っていまいます。
≫漆喰(しっくい)のキズの簡単メンテナンス材はこちら・・・

 

いかがでしたか?漆喰(しっくい)のメリット・デメリットシリーズ。
このような漆喰の特長をご理解いただいたうえで、どのような壁材を選択するのかを決めていただけばと思います。

 

◇漆喰関連ブログはこちら

内壁に塗る漆喰について

2021/07/30(金曜日)三和土(たたき)とは何だろう?

土、石灰、にがりが原料の土間を言います。


 

私は、土間たたきの施工現場を見学させていただいたことがあります。

昔ながらの雰囲気があり落ち着く印象を感じ興味を持ちました。

そこで土間たたきとは何かについて調べることにしました。

まずたたきは、主な原材料として土、石灰、にがりの3種類からできていることから

「三和土」といい施工する際に表面をこてで叩くことから「たたき」と呼びます。

その他の材料として装飾に使われる砂利などがあります。このような材料を使用します。

・土間三和土の施工手順

材料混錬

①ミキサーなどを使って土と石灰を混ぜ合わせる

②土と石灰を混ぜた後、水とにがりを加えて練る

施工

①下地処理をした後、練った材料をならす

②ならした材料の表面をたたき専用の鏝でたたく

③化粧用の砂利を散し、表面に埋める

④最後に表面をスポンジなどを使って拭き取る

施工は大きく分けてこの4つの工程に分けられます。

このように伝統的な工法で施工する「三和土」は、今もなおたくさんの方に人気なだと知りました。

土と石灰とにがりで固める昔ながらの土間たたき【1㎡セット】

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「ここ間違ってる」や「このほうが良いよ」などアドバイスがございましたら

【fujimori@kinkikabezai.com】このメールアドレスにご意見送って下ると光栄です。

 

◇土間たたき関連ブログはこちら

土間たたきでリノベーション

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