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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「製造部!物づくり」の記事一覧

2021/09/28(火曜日)文化財専用漆喰販売|街並み保存の重要性と伝統の漆喰について

街並み保存|伝統の漆喰を忠実に再現できるノウハウがあります


街並み保存、文化財補修に悩んだら・・・
炊き糊漆喰を作るのは大変です。そんな時は、弊社の漆喰製造技術をご利用下さい

 

 

日本各地にある古い宿場町などの街並み、文化財保護と補修(修繕)に取り組まれているところが多くあります。
そのような街並み保存や文化財の保護など漆喰壁のメーカーとして多くの名建築修繕に漆喰材料を提供という形でお手伝いさせて頂いております。

 

 

鳥取県倉吉市白壁土蔵群改修工事にも多数弊社の漆喰が使われております

 

特に難しいのは、文化財的価値のある建造物では、セメントや樹脂などの使用に制限があり、昔のままの材料での改修が求められます。

 

下地の土が露出し、長期間放置されていたであろう箇所などの改修は非常に難しくなります。
また、上塗りの漆喰も昔ながらの銀杏草炊き糊の漆喰が求められます。

もちろん、島かべ練り漆喰でほとんどの現場は対応できますが、よりこだわりのある炊き糊漆喰が必要な場合は、弊社では島かべ練り漆喰をお勧めしております。
島かべ練り漆喰漆喰は、文化財用漆喰になります。

≫島かべ練り漆喰くわしくはコチラ・・・

当社社員の一見解ですが、あなたの好きな漆喰は?と聞かれると間違いなく島かべ練り漆喰と答えます
島かべ練り漆喰は文献にも記載されている本漆喰の配合を忠実に継承し、これぞ日本の漆喰!というべき製品だからです。

主成分となる【灰】には、石灰と貝灰が両方使われております

石灰は、もちろん塩焼き消石灰、貝灰も赤貝の特選貝灰が使われております。

 

漆喰に入れる海藻糊は、黒葉銀杏層炊き糊を利用しております

文化財の補修に漆喰が必要なお客様はお気軽にご相談下さい

2021/02/08(月曜日)シックで洗練された部屋

壁で空間は変わる・・・


白い壁で明るく清潔感のある漆喰。

洋風の部屋ではおしゃれでどんな家具にも似合います。もちろん、和風の部屋にも似合い、落ち着く空間になります。

デザインだけでなく、漆喰は呼吸をするように湿気を調節し、空間そのものを居心地よくしてくれます。

デザインや性能に優れた漆喰「しっくいリライム」をぜひお試しください。

漆喰のことならお問合せください。

 

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

 

 

 

 

2021/09/18(土曜日)塩焼き消石灰の特徴は・・・

消石灰の伝統製造方法!


 

漆喰の主原料である消石灰の製造方法にも伝統的な製造方法があります。

消石灰が出来る工程は・・・
①原料となる『石灰岩』を燃料である『コークス』で焼いて出来た物が生石灰(きせっかい)です。
②生石灰に水をかけて消化させた物が消石灰です。

 

この①の焼く工程時に岩塩をかけながら焼き出来た消石灰が『塩焼き消石灰』と言われるもので特級品が漆喰の原料になり皆様へお届けしています。

塩焼き消石灰の特徴は・・・
石灰の芯まで均一に焼け、焼きしまりを防ぎ、消化反応において生石灰の結晶が大きく成長し消化しやすい生石灰ができるといわれております。この生石灰を消化させることで、未消化の少ない消石灰となり、薄く仕上げる漆喰では最適の原料となります。

油で焼く重油焼成方法なら、短い時間で大量に焼けるのでコストダウンにもなりますが、塩焼きをしようとすると設備のロータリーキルンが錆びてしまうので塩焼きが出来ません。
ですので土の中に窯を埋めてある土中窯で塩をかけた石灰岩とコークスを層にし、長時間かけて焼成しています。

この昔ながらの伝統製法で製造したこだわりの漆喰製品ですので自信を持って皆様におすすめ致します。

 

漆喰の素材(原料)のことならお問い合わせください!

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